子どもの中学受験を検討したのは小学何年生から? Z会が中学受験経験ありの保護者500人に調査
Z会は、中学受験を経験したZ会の通信教育中学生向けコース受講中の保護者を対象に実施した「中学受験に関する調査」の結果を発表しました。
中学受験を小学3年生以前に検討した受験生は48.4%
中学受験の目的について聞いたところ、「質の高い教育を受けさせたかったから」(77.2%)が最も多い回答となりました。「子どもが受験したいと言ったから」(40.4%)も多くなっています。
中学受験を検討した時期について尋ねたところ、全体の76.4%が「小学4年生まで」と答えました。小学3年生までに中学受験をすることを検討し始めていたは48.4%でした。
中学受験検討のタイミングが適切と感じたかを聞くと、「小学3年生」が適切だったと感じた人が多く、4年生以後になると「遅かった」と感じた人が増えることもわかりました。
子どもの中学受験対策でもっとこうしておけばよかったと感じたことについては、「もっと早く準備しておけばよかった」「もっと早い時期から、学習習慣をつけさせたかった」などの声があがっています。
中学受験対策に向けた子どもの1日の勉強時間(学習塾含む)について尋ねると、学年が上がるにつれて学習時間が増える傾向にありました。小学6年生の夏以降の平日では3時間、休日では5時間以上学習している受験生が半数を超えています。
一方、中学受験を意識し始めた小学3年生の時の学習時間は、平日・休日問わず1~2時間程度が多くを占めていました。小学校3~4年生では、学習量をこなすことより、学習習慣を身につけること・中学受験対策の学習に慣れることなどに時間を使った受験生が多かったと考えられます。
調査概要
調査対象:Z会通信教育中学生向け講座を受講中で、2019年~2021年に私立(国立・公立)中高一貫校を受験した現中学生の保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月17日~12月18日
回答者数:保護者 500 人
増進会ホールディングス(Z会グループ)
https://www.zkai-gr.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)