スマホ・タブレット・ゲーム機器、ぶっちゃけ子どもに使わせることに抵抗ある? ない?
今回は子育て中のママに「子どもにデジタル機器(スマホ・タブレット・ゲーム機など)を使わせることに抵抗はありますか?」と質問したところ、抵抗がある・ないの両方からたくさんの意見が出てきました。気になるママたちからの本音をご紹介します。
子どもにデジタル機器を使用させることに、抵抗はありますか?
子育て中のママたちに「子どもにデジタル機器を使わせることに抵抗はありますか?」と質問したところ、「とてもある」は19%、「少しある」は38%、「あまりない」は23%、「まったくない」は20%という結果になりました。
上記の回答を選んだ理由についても答えていただきましたので、早速見ていきましょう。
「とてもある」「少しある」と回答したママのコメント
視力の低下・依存症・思考力の衰えなど、心身の健康面を心配する声が多数
今回の調査で最も目立ったコメントは、「目が悪くなるのでは?」という心配するママの声でした。スマホやゲーム機器などは、夢中になると画面をジッと見続けてしまいがちですよね。長時間、目を酷使してしまうことで、子どもでも眼精疲労や頭痛などの症状を訴えることも……。使用時間の制限は徹底したほうがよさそうです。
そして、視力の低下を心配する声とともに目立ったコメントがありました。
視力の低下を心配する声とともに、「依存しそう」「中毒」を懸念するママも声も目立ちました。家にいる間中ずっとスマホやゲーム機器の類をいじり続けてしまい、注意されても止めることができず、寝る間を惜しみ、挙げ句の果てに学校では居眠り……なんてことにならないか、心配ですよね。
「動画視聴は受動的だから、思考力が衰えそう」と答えたママも。ためになる情報を得る目的だったり、短時間の娯楽だったりならばいいのですが、だらだらと動画を見続けるのは心配になってしまいますよね。
ネット上では不特定多数の人間と容易に関わることができてしまうので、トラブルに巻き込まれないかと心配するママもいました。興味本位であらゆるサイトを覗いてしまう子どももいます。また、ゲームに執着してしまい、高額な課金をしてしまう子どもも。親の知らぬ間に……なんてことのないように、フィルタリングなどの制限を設けたほうがよさそうです。
使う必要がやってくるまではアナログな遊びをしてほしい
この2人のママのように、「そのとき」がくるまでは「デジタルデバイス以外のもので遊ばせたい」というママもいました。例えば、海水浴やキャンプなど、自然のなかで思いっきり遊ぶことは、幼少期ではないとチャンスがなくなる可能性も否定できません。アナログな遊びも、子どもの成長過程において重要な役割があると考えられるのではないでしょうか。
「あまりない」と回答したママのコメント
デジタル化は瞬く間に進んでいて、小学校ではもはや当然のようにタブレットによる授業も行われています。コロナ禍では休校の際に自宅でのオンライン授業が行われた学校も多いはず。時代の流れに沿った教育になってきていますね。
また、「あるものは使ったほうがよい」と答えたママも。時代背景もあり、便利なものだから、子どもに与えてもいいのでは? といったところでしょうか。
「デジタル社会だからデジタル機器は不可欠」さらに「親も使っているので使わなくさせるのは難しい」と答えたママもいました。確かに現代は老若男女問わず、何かしらのデジタル機器の所持率は非常に高いでしょう。また、親をはじめ、まわりの人が使っていれば当然使いたくなるもの。そこを制限するのは難しいですよね。
「まったくない」と回答したママのコメント
子どもがデジタル機器を使うことに「まったく抵抗がない」と答えたママもいました。デジタル機器のメリットとデメリットについて、よく理解し、時代の流れについていけるのであれば問題ないと考えている様子がうかがえます。とは言え、子どもの好奇心をくすぐる情報や悪質な誘いなどもあるので、フィルタリングは必須条件ですね!
まとめ
今回の調査では、子どもにデジタル機器を使わせることについてのままたちの意見をまとめました。抵抗のあるママは、「目が悪くなってしまうのでは?」や「依存してしまうのではないか?」など心身の健康面が心配というものでした。
一方で、現代の子どもにとってデジタル機器は「あって当たり前のもの」になりつつあります。早期から使い方をマスターすることで、私たち親世代が考えつかないような新しいアイデアやサービスが生れるかもしれません。
親が子どもを守るためにできることは、家庭内でのルールを作ることや、フィルタリングの設定です。必ず行ってくださいね!
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月27日~5月16日
調査人数:163人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)