ママたちは、子どものデジタル機器の使用についてどう感じてる?「親より詳しい」「社交的になった」反面、心配事やルールの必要性も
令和の子どもたちは、生まれたときから身近にデジタル機器があるのが当たり前。親として、スマホやゲーム機、パソコンにどのように関わらせればいいのか、悩んでいるママも多いのではないのでしょうか。ママたちの心配ごとや、子どもたちを見ていて感じることをまとめました。
子どものデジタル機器の利用について、周囲であったエピソードやママ自身が感じていることを教えて!
使いこなしていてすごい!
子どもたちの順応力には大人もびっくり! 直観的に楽々と使いこなしている様子を見ると、「さすがデジタルネイティブ」と感心してしまいます。楽しいことやおもしろいことがたくさんあるので、積極的にチャレンジしようという気持ちが自然にわいてくるのでしょう。
もともとデジタル機器自体に興味があるタイプと、動植物や乗り物、音楽、工作など好きな分野の探求からデジタル機器操作に詳しくなるタイプの子がいるようですね。
視力低下が心配
デジタル機器はとても便利ですしおもしろいものですが、気になるのは視力の低下ですよね。大人ですら長時間のデジタル機器の使用は目に疲れを感じます。それが子どもであればなおさら。しかし子どもだからこそ、目の疲れよりおもしろさが勝り、長時間使用している可能性があります。デジタル機器を使用させるのであれば、親がきちんと管理する必要性を感じますね。
新しいコミュニケーション
家に居ながら友達と遊んだり、会話したり、デジタル機器は新しいコミュニケーションを提供してくれます。「ゲームは悪」と考えられていたのは、ひと昔前の話。ゲームをすることで自信がついたり、友だちができたり、ポジティブな側面があるのも確かです。
SNSやネットの利用には十分注意が必要ですが、保護者の適切な指導のもとで活用することができれば、子どもの世界が広がるのではないでしょうか。
使い方のルールが必要
子どもは、夢中になると時間を忘れてしまいます。心身ともに成長過程にある子どもたちには、デジタル機器だけに頼らない、さまざまな実体験が必要です。音楽を聴くだけではなく楽器を弾いてみる、映像を見るだけではなく実物に触れてみる、という生の体験はとても大事。自分で考えて失敗するという体験も重要です。使い方については、大人と一緒にルールを作って守るように伝えていきたいですね。
与える時期を考えたい
便利なデジタル機器も、与える時期については迷ってしまうところ。早すぎても心配だし、必要以上に我慢させるのもかわいそうだし、と悩んでいるママもいました。我慢すること、約束を守ることができる時期までは、安易に与えないほうがよいかもしれません。しかし、大人が夢中になっているものは子どもも興味を示します。まずは大人がデジタル機器とのつき合い方を考える必要がありそうです。
まとめ
ゲームやYouTube、アニメのサブスクなど、デジタル機器には子どもが夢中になるコンテンツがいっぱいです。これから先、長く付き合っていくものですから、与える時期や使い方のルールをじっくり考えて、親子が納得できるものにしましょう。子どもの興味や関心を伸ばしてあげられる使い方が理想ですね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月27日~5月16日
調査人数:163人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)