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2022年06月03日 06:31 更新
【漫画】効果テキメン? 息子に医師が行う「共感・傾聴」を試してみた結果 『外科医ミューの子育て試行錯誤』Vol.14
子どもに苦手意識を持ったままママになった外科医・ミューさんが職場復帰! フルタイム勤務のママ外科医として日々奮闘するも、子育てや仕事の悩みは尽きず――!? トライ&エラーを繰り返しながらも前に進んでいく、働くママのリアルをお届けします。
共感・傾聴を試してみたら……?
前回の続きです。
大人にはイマイチ効果がなさそうな「共感・傾聴」が、子どもにだったら有効かもしれない……! そうひらめいたミューさんでしたが……?
「共感」「傾聴」というと小難しく聞こえますが、
こどもとの会話のとき、大泣きしているときなど、
こどもの主張をおとなの言葉で繰り返して確認している感じです。
驚いたことに、うちのむすこはそうすると少し落ち着きます。
こどもってどんなに騒いでるときでも、
大人の反応を待っているんだなーと関心しました。
さらに時間稼ぎしたいときは傾聴を続けるわけですが、
ここはまだ3歳なので「だってだいすきなんだもん」とか
ものすごくシンプルな返事が返ってきます(笑)。
こうしてこどもとの会話で手応えを感じたわたしは、
10年経ってやっと、昔習った「共感」「傾聴」が
コミュニケーションにおける基本的な技術なのだと得心したわけです。
仕事ではやっぱりあまり役には立っていない気がしますが、
子育てでは十分すぎるほど元が取れた学びになりました。
昔とった杵柄(?)でなんとか日々を乗り越えつつ、
私自身のコミュニケーション能力の向上を目指していこうと思います。
(漫画・文:ミュー)