ランドセルの「重さ」が気になる! 小学生に適した重さは何グラム?
ランドセルを買うときに気になる「重さ」。教科書やタブレット、水筒などを入れたランドセルはズシリと重く、まだ身体が小さい低学年の子どもがかわいそう、姿勢が悪くならないか心配、というママやパパは多いです。ランドセルの重さの目安や重要性、重さ以外の選び方のポイントについてお話しします。
ランドセルの重さは何グラム?
「ランドセル=重い」というイメージがありませんか?
ランドセルメーカーのセイバンによる調査によると、小学生のもつランドセルの1週間でもっとも重い日の平均は、約6kg。学年が上になるほど教材が増えて重くなりますが、小学校1年生に限っても、約5kgになる[*1]といいます。
小学校に入学する子どもの体重が20kg前後[*2]であることを考えると、これはなかなかの重さですよね。
ランドセルを買うママやパパも、ランドセルの重さを気にして選んでいるようです。ランドセルメーカーの羅羅屋が行った調査では、ランドセルを買った親のおよそ3人に1人が、「ランドセル本体が軽いこと」を重視して選んだ[*3]ことがわかりました。
ランドセル本体の重さは、どれくらいなのかを見てみましょう。
一般的には1,100~1,300g
ランドセル本体の平均的な重さは、およそ1,100〜1,300gです。
重いものでは1,500gに近いランドセルもあり、軽いものでは1,000kgを切る「超軽量」ランドセルもあります。
素材によってランドセルの重さは異なる
ランドセルの重さを左右する要素の一つが、素材です。代表的な素材としては、重いものからコードバン(天然皮革)→牛革(天然皮革)→クラリーノなど人工皮革の3種類が挙げられます。それぞれの特徴を見てみましょう。
コードバン(天然皮革)製のランドセル
コードバンとは、本革のなかでも馬のお尻の皮のこと。コードバン製ランドセルの重さは1,300〜1,500gほどと、やや重い傾向です。
コードバンは貴重な素材なので高額ですが、そのぶん、見た目も手触りも上質で、耐久性にも優れています。
牛革(天然皮革)製のランドセル
牛の皮を加工してつくられたランドセルの重さは1,200〜1,400gほど。
重さや価格、質感、耐久性など、いずれも3種類のなかでは中レベル。コードバンほどではないにせよ、やはり質感も耐久性もよい代わりに、価格は高め、重さも重めです。
クラリーノなど人工皮革製のランドセル
天然皮革の構造をモデルに開発された人工皮革製のランドセル。重さは1,000〜1,200gほどで、もっとも軽いのが特徴です。
ランドセル用人工皮革の代表「クラリーノ」は、ランドセル全体の7割に使われているといわれるほど、一般的な素材です。耐久性や質感は天然素材に劣りますが、価格が安く、耐水性に優れています。
参考記事>クラリーノのランドセルを徹底解説! 特徴とデメリット・おすすめランドセルも
軽いランドセルは1,000g未満のものも
なかには、1,000gを切るランドセルもあります。
たとえば、ランドセルメーカー株式会社協和の「ふわりぃ」シリーズ最軽量ランドセルは930g! この軽さは、素材にクラリーノを使ったり、背中まわりの余分な出っ張りをカットしたりするなどして実現されたものです。
また、皮革という素材や、いわゆる「ランドセル」の形にこだわらないのであれば、900gを切るものもあります。
たとえば、子供服などで知られるファミリアは、人工皮革とナイロンを組み合わせた、890gのランドセル「air ran.(エアラン)」を発表。また、リュック型のランドセルは、素材にこだわらず軽量化を実現しているものが多いです。
伝統的なランドセルの形にこだわらず、とことん軽さを追求したい方には、次のような選択肢も検討してみるといいでしょう。。
とことん「軽い」ランドセルの候補
・ナイロン、ポリエステルなどの布製ランドセル
・リュック型のランドセル(ランドセルリュック)
・「かぶせ」の部分を小さくした「半かぶせ」タイプのランドセル
ランドセルを「重さ」だけで選ぶと失敗する?
では、ランドセルは軽ければ軽いほどよいのでしょうか。
実際に軽さを重視したランドセル購入者などの声を集めてみると、一概にそうとは言えません。ランドセルを重さで選ぶ場合の注意点を見てみましょう。
実際の重さと体感の重さはちがう!
「ランドセルが重い」と感じるのは、ランドセル本体の重さより、体感の重さに左右されることも多いです。本体重量の数字だけを見て選ぶのではなく、ランドセルを軽く感じる工夫がされているかをチェックしましょう。
ランドセルの体感の重さは、ランドセルを背負ったときの重心や、身体との接触面積によって大きく変わります。基本的には、
・重心が背中の高い位置にある
・ランドセルと背中の接触面積が大きい
ランドセルは、軽く感じます。バランスが取りやすく、背中全体でランドセルを支えられるからです。
体感重量を確認するためにも、ランドセルはなるべく試着して買うことをオススメします。
軽いランドセルは壊れやすいかも?
軽いランドセルのなかには、製造過程で補強材をカットしたり、使用する金具自体を軽量化したりしているものもあります。使っているうちに、耐久性が下がり型崩れが起きたり、パーツが壊れたりしてしまうことも。
型崩れしたランドセルは重心がずれてバランスがとりづらいので、そのまま使うと実際以上に重く感じます。パーツが壊れたら、修理が必要です。メーカーがきちんと耐久性をテストしているか、修理を受け付けているかを調べてから購入したいですね。
また、もともと軽さを重視した人工皮革製のランドセルは、天然皮革製のランドセルと比べれば、耐久性が低いです。
とくに活発な子ども向けには、注意して選んであげるとよいでしょう。
軽いランドセルは傷だらけになる?
「軽いランドセルは、傷がつきやすいのでは?」と考えている方も多いようですが、これは正しいとはいえません。
軽いランドセルの素材として多く使われている人工皮革「クラリーノ」は、傷に強いという特徴をもっています。つまり、軽いランドセルは、素材によってはむしろ傷がつきにくいのです。
ランドセルが傷つくことを避けたいなら、ランドセルの重さに妥協する必要はありません。人工皮革素材のランドセルから選びましょう。
6年間使うことを考えて
「ランドセルは6年間使うもの」ということを忘れてはいけません。購入時に重さをチェックし、「軽い!」と思って選んでも、使っていくうちにランドセルの状態が変化し、体感的に重くなったり、背負いにくくなったりすることも考えられます。
そのため、重さだけでなく、ほかのポイントもチェックして選ぶことが重要です。
ココが重要! ランドセルを選ぶポイント
ランドセル選びの際、重さ以外にはどんなところを重要視するといいのでしょうか。「ランドセルは6年間使うもの」ということを踏まえて、入学から卒業まで快適に使用するために確認しておくべきポイントを6つご紹介します。
①型崩れしない耐久性
ランドセルの型崩れとは、ランドセル全体が潰れてしまったり、教科書を入れる口の部分が歪んでしまったりして、かたちが崩れてしまうことをいいます。こうした型崩れを起こさないためには、ランドセルの耐久性が重要です。
とはいえ、お店に並ぶ商品を押したり、ぶつけたりして確認することはできません。ぜひ、メーカーやお店のスタッフさんに聞いてみてください。厳しい耐久試験をくぐり抜けたものや、耐久性を高めることを目的に芯の材料や角っこの補強に工夫が施されたものを選びたいですね。
また、素材は何か? ぶつけやすい箇所に補強はされているか? など、自分の目で確認できるところは、チェックしておきましょう。
②背負いやすさのための工夫
ランドセルの背負いやすさは、背負うときのパーツの動きや背負ったときのフィット感など、さまざまな要素で決まります。
・冬、厚着をしていても窮屈にならないように、肩ベルトの取り付け金具が独立してスライドする
・背負い心地をよくするため、背中に硬さの違う2種類のウレタンフォームによる凹凸がある
など、各メーカーが工夫をこらしているポイントです。
気になる商品にはどんな工夫が施されているのか、メーカーやお店のスタッフさんに確認してみるのが確実です。そのうえで、なるべく試着して、実際に子どもに背負わせてみましょう。
参考記事>軽いランドセルは買わない方がいい!? 子どものためのランドセル選びのポイント
③大きさ・容量
ランドセルは重さだけでなく、大きさや容量も重要です。意識しないで買ってしまうと、小さすぎて荷物が入らない、大きすぎて扱いにくい……なんてこともありえます。
ランドセルの大きさは、主に2種類です。
・A4クリアサイズ:A4クリアファイル(横幅22cm)に対応したサイズ
・A4フラットサイズ:A4フラットファイル(横幅23cm)に対応したサイズ
近年は、荷物が大きいので、A4フラットサイズが主流となっています。
上記に加え、マチ(奥行き)の長さ、ポケットの厚みなどにより、ランドセルの大きさが変わってきます。収納力を求めるなら、マチが大きく、ポケットが充実しているランドセルを選ぶとよいでしょう。ただし、その分、ランドセル本体の重さは重くなりがちです。
④ベルト長さ・幅の調整
ランドセルの肩ベルトは、子どもの6年間の成長に合わせて調整できることが必須条件! 肩ベルトの穴をずらしていくことで数段階調整できるものが一般的です。8段階調整できるものが多いようです。
なかには、アジャスターを使って、38段階調整できるというツワモノも……。よりジャストサイズを目指すなら、アジャスタータイプも候補に入れるとよいかもしれません。
なお、肩ベルトの長さだけでなく、左右の肩ベルト間の幅を調整できるものもあります。季節の服装に合わせて厚着なら広く、薄着なら狭く調整することができるので、便利です。
⑤色・デザインのバリエーション
ランドセルは子どもが長期間使うものなので、色・デザイン選びも重要です。近年、「男の子は黒、女の子は赤」のような既成概念が薄まり、より個性が尊重されるようになったことで、色・デザインの多様化が進んでいます。
ランドセルの色では、女の子はピンク・赤、紫・水色など、男の子は黒・紺・青・茶色などが上位人気。より個性的なものでは、2色使いのバイカラーデザインや、細かい刺繍の入ったものなども販売されています。
子どもに6年間使い続けてもらうためにも、本人の意見も尊重して選びたいですね。
参考記事>【2023年入学向け最新版】ランドセルの人気色とトレンドは? 選び方のポイントも
⑥6年間の修理保証
どんなに注意して購入しても、使っていくうちに状態が変わるのがランドセル。万が一、壊れてしまったとき、メーカーで修理してもらえる「6年間修理保証」のサービスの有無は要チェックポイントです。
「6年間修理保証」とは、基本的に入学から卒業までの6年間、メーカーが修理を受けつけるというもの。保証内容の詳細はメーカーによって異なります。次のような詳細を必ず確認するようにしましょう。
6年間修理保証の内容のチェックポイント
・有料か、無料か
・子どもがわざと壊したときは無料で修理してくれるのか
・修理の際、送料はかかるのか
・修理中、代わりのランドセルを貸してくれるのか。それは有料か、無料か
重さは? 姿勢は? ランドセル試着のチェックポイント4つ
ランドセル選びの際、ランドセルの重さや背負いやすさを体感するためにも、試着はなるべくしておきたいもの。けれど、ランドセルを試着した子どもに「さっきより重い?軽い?」と聞いても、はっきりとした答えが返ってこないことも多いんです。
ランドセル試着の際、親がチェックすべきポイントは、主に4つあります。
チェック1:足から頭までまっすぐに立っているか
子どもがランドセルを背負ったとき、足から頭までまっすぐ立っていられるのは、重心が安定している証拠です。重心が安定していると、重さが軽減され、背負いやすさが感じられます。
逆に、子どもが猫背になったり、傾いたりするランドセルは、身体に合っていません。子どもに余分な重さを感じさせ、負担をかけてしまうので、やめておきましょう。
チェック2:ランドセルが背中に密着しているか
ランドセルを背負った子どもを、横から見てみてください。ランドセルが子どもの背中に密着している=接触面積が大きいほど、ランドセルの重さを身体全体で支えられています。つまり、ランドセルを軽く感じているのです。
もし、ランドセルが背中に密着していなかったら、いったん肩ベルトなどを調整してみてください。それでも改善されない場合は、別のランドセルを試してみましょう。
チェック3:歩いたり腕を振ったりしても違和感がないか
ランドセルを背負った子どもを歩かせてみましょう。ランドセルが揺れたり、傾いたりしていなければ、身体にフィットし、安定している状態とみてOKです。同様に、腕を振ったり、回したりしたときのランドセルの動きも確認してみてください。
歩いたり、腕を動かしたりするたび、ランドセルが揺れたり、傾いたりするようなら要注意です。体感重量が増し、背負いづらいと感じている可能性があります。ほかのランドセルと比べてみてくださいね。
チェック4:子ども本人が気に入っているか
試着のとき、もっとも大切なチェックポイントといえるのが、子ども本人の様子です。子どもは、そのランドセルを背負って何と言っていますか? どんな表情をしていますか?
ランドセルは、子どもが6年間、ほぼ毎日背負うものです。子ども本人が気に入ったランドセルを手に入れて、小学校に通うこと自体に前向きな気持ちをもてるのが理想です。
ほかのチェックポイントも重要ですが、お子さん本人の意見も尊重してあげてくださいね。重さが100~200g程度ちがうだけであれば、体感ではほとんどわかりません。本人が気に入っていることを優先しても、大きな問題にはならないでしょう。
重さに注目! おすすめランドセル6選
ランドセルの選び方のポイントは重さ以外にももりだくさん! 「全部チェックして選ぶのは大変」「選択肢が狭まるのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
でも、安心してください。最近は、理想の重さやその他ポイントを押さえた商品がたくさん発売されています。その一部を、メーカー・ランドセルの重さ別にご紹介します。1,000kgを切る超軽量モデルから、本体の重さよりも背負いやすさを重視したモデル、素材のわりに重さを軽減しているモデルなど、ランドセルの重さが気になる方に注目のモデルを集めました。
【1,000g以下】協和の最軽量モデル「ぴったりふわりぃ」
1967年に世界で初めてクラリーノ製のランドセルを発売した協和。1,000g以下の軽量ランドセルを豊富に揃えているのが特徴のメーカーです。
その協和の最軽量モデルがこちら……
協和「ぴったりふわりぃ」
重さ930gという、協和の最軽量モデル。口コミでは、「身体が小さい娘のために本当に軽いものを選びました」「こんなに軽いのに、思っていた以上にしっかりしていてすごい!」「軽さ重視で決めましたが、細やかな気遣いがあってとても満足」と、軽さ&丈夫さともに好評です。
重さ:約930g
通常価格:60,500円(税込)、オンライン限定価格54,450円(税込)
【1,000g程度】セイバンの「天使のはね」スゴ軽シリーズ
高いシェアを誇る大手ランドセルメーカーのセイバン。肩ベルトの内蔵パーツがついた「天使のはねランドセル」が軽々背負えると人気です。
そのセイバンの軽量ランドセル、スゴ軽シリーズのひとつがこちら……
セイバン「天使のはね スゴ軽」 スパークルフラワー
キラキラした刺繍やパール生地のデザインが女の子に人気。ヘリをなくして軽量化したことに加え、「天使のはね」をはじめとした、体感重量を軽くする工夫ももりだくさん! 「娘がカタログを見てカラーとデザインに一目惚れし、店舗で背負ってフィット感と軽さを実感」という口コミも。
重さ:約1,070g
通常価格:66,000円(税込) ※2022/7/29時点で期間限定10%OFF実施中
【1,200g程度】ハシモトBaggage「フィットちゃん」の高機能+背負いやすさ重視モデル
「背負いやすく、軽く感じること」を大切にしているハシモトBaggageの「フィットちゃん」ランドセル。約190種類・50色以上という豊富なラインナップから選べる2023年モデルを発売しています。
そのハシモトBaggage「フィットちゃん」には、重さ1,050g前後の軽量モデルもありますが、本体の重さ自体は約1,210gあるものの、背負いやすさを重視した高機能モデルがこちら……
ハシモト「フィットちゃん グッドボーイ®DX」
分厚いクッション「楽ッション®」が身体にフィットし、実際の重さ以上に軽く感じさせてくれます。また、車のライトに反応して光る「安ピカッ®」など、子どもの安全のための機能も人気。口コミでは、「背負ってみたら、しっくりくる感じが伝わりました」と背負い心地のよさが評価されています。
重さ:1,210g前後
価格:68,200円(税込) ※2022/7/29時点で期間限定10%OFF実施中
【1,300g程度】土屋鞄の軽量化・牛革ハイブリッドモデル
背負いやすい重さと構造、丈夫さにこだわったランドセルをつくり続ける土屋鞄。「工房系」と呼ばれる、職人技によるこだわりの鞄工房のなかでも、とりわけ高い人気を誇ります。
本革のランドセルが主流のため、本体重量は重めのものが多いラインナップですが、そのなかでも軽量化された牛革ハイブリッドモデルがこちら……
土屋鞄「No.5 RECOベーシック 牛革ハイブリッド」
軽量化を目的に開発された、牛革と人工皮革のハイブリッド仕様。本体メインは牛革、側面と底面は人工皮革でできています。また、デザインも特徴的。男女ともに使えるオシャレでモダンなカラーを使い、内装や背あても同系色に統一。余分な内装を省き、スマートなデザインのランドセルです。
重さ:1,290g前後
価格:82,000円(税込)
【1,300g程度】池田屋の軽量・防水性を高めた牛革×人工皮革シリーズ
「厳選したよいものを」「お客様の立場に立ったものづくり」にこだわった、鞄づくりのプロ集団である池田屋。天然皮革と人工皮革のハイブリッド構造で、軽さと丈夫さの両立を実現しています。
その池田屋の「防水牛革」シリーズは、牛革をメインにしつつ、見えないところや汗に濡れやすいところにだけ人工皮革を使うことで、軽量化とともに防水性を高めています。
池田屋「防水牛革パステル カラーステッチ」
強度の高い牛革と、水に強い人工皮革を適材適所で使いわけたハイブリッド仕様です。背あてやカブセ裏など、見えないところ、汗をかきやすいところに人工皮革を使用し、軽量化とともに防水性をアップ。上質な本革の質感と強度、人工皮革の軽さと耐水性のいいとこどりです。
重さ:1,300g前後
価格:69,000円(税込)
【1,500g前後】黒川鞄工房の「はばたくランドセル」コードバン製・軽量仕上げ
「手縫い・手作り・天然素材」にこだわりを持ち、少量限定制作を行う黒川鞄工房。はばたく翼のように立ち上がった肩ベルトで背中に密着し、軽く感じさせる「はばたくランドセル」は毎年早期に終売となる人気です。
その黒川鞄工房の、コードバン製のよさはそのまま、軽量化をはかっているタイプがこちら……
黒川鞄工房「はばたくランドセル」コードバン 学習院型 軽量仕上
上質なコードバンで作られたこだわりのランドセル。内装部分を人工皮革にすることで、軽量化とともにお手入れも楽になっています。同じコードバン製の、内装に馬革を使った「本革仕上げ」が1,640g前後なのに対し、1,520g前後と約1kgの軽量化に成功しています。
重さ:1,520g前後
価格:128,000円(税込) ※2022/7/29時点で2023年入学向けは受付終了
自分でできる! ランドセルの重さ対策
かわいい我が子のために、より重さを軽く&背負いやすく……と、多くの親たちが頭を悩ませるランドセル選び。ようやく決定・購入できても、「やっぱり重すぎるんじゃないか」と気になるママ・パパたちは要チェック!
ご家庭で、もっと体感重量を軽量化し、背負いやすさをアップする方法があるのです。ぜひ、試してみませんか?
必ず入学直前の身体に合わせて調整を
ランドセルは、肩ベルトの長さが合っていないと、背負ったとき重く感じられます。使用前に、必ず身体に合わせて調整することが必要です。
ランドセル購入時期は、子どもの入学の1年以上前というご家庭も少なくありません。であれば、当然、子どもの身体は購入時より使用時のほうが大きくなっているはずです。肩ベルトの穴の位置、購入前の試着時のままになっていませんか?
最終調整を行なって、ランドセルの重さをギリギリまで軽減させてあげましょう。
中身の入れ方でも体感の重さを軽減できる
ランドセルは、荷物の入れ方によっても体感重量が変わります。
ヒントとなるのは、登山のときのパッキング法です。このパッキング法では、「重いものを背中側、軽いものを外側に」入れたほうが軽く感じられるとされています。重心が背中側で安定するからです。
ランドセルも同様に、重い辞書や教科書などを背中側、軽いノートや筆記用具などを外側に入れると重さが軽減されます。荷物を準備するときは、一緒にチェックしてみてください。
まとめ
どんなランドセルを選べば軽く感じられるか、また、重さ以外にどんなことに気をつければより背負いやすくなるか、イメージは沸いてきましたか?
ランドセル選びのポイントを押さえつつ、何よりも子ども本人が気持ちよく使えるランドセルと出会えるといいですね!