驚愕!! 子どものスマホ使用時間、中学生から大幅アップ! 使う目的も「動画視聴」から「友だちとのやり取り」に変化【ニフティ調べ】
ニフティは9月27日、同社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」の訪問者(小中学生中心)1,500人を対象に「ケータイ・スマホ」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。
スマホの所有率、小学生40%、中学生54%
自分専用のケータイやスマホなどを持っているか尋ねたところ、自分専用のケータイ、あるいはスマホを持っている人は全体の68%でした。そのうちケータイを持っている人が22%、スマホが46%とスマホの所有率の方が高いことがわかりました。
ケータイを所有しているのは、小学生では23%、中学生では22%、スマホを所有しているのは、小学生で40%、中学生で54%でした。持っていないという回答は、小学生は37%、中学生では24%となっています。
1日にどのくらいケータイやスマホを使っているか聞くと、小学生・中学生で大きく異なりました。小学生で最も多かった回答は全体の19%を占めた「30分未満」ですが、中学生になると「5時間以上」の21%が最多となっています。それ以降は「1時間~2時間未満」「2時間~3時間未満」「3時間~4時間未満」がそれぞれ14~18%を占めており、「30分未満」と回答した中学生はわずか10%でした。
次に、ケータイやスマホを持っている子どもに、家の人と決めた利用ルールについて尋ねると、最も多い回答は小学生・中学生とも「個人情報を書き込まない」で、およそ2人に1人の割合になっています。「勝手にアプリをダウンロードしない」、「知らない人とやりとりしない」も、それぞれ4割以上を占めています。
続いて、ケータイやスマホを一番使うのはどんなときか聞いたところ、小学生で最も多い回答は「YouTubeなどの動画を見るとき」(51%)でした。中学生は「友だちとメッセージをやり取りするとき」(55%)が最多回答となっています。「通販で買い物をする」や「電子マネーを使う」などは1割にも満たず、ほとんどの子どもたちが使っていないことがわかりました。
また、ケータイやスマホでどんな写真を撮っているか聞いてみると、小学生・中学生とも「景色」が最多でした。2位は「友だちとの写真」、3位は「食べ物」となっています。そのほかにも、「LINEトークのスクショ」や「自分が描いたイラスト」、「推しの画像」などの声がありました。
撮影した写真については、小学生・中学生ともに、69%が「なにもしない」と回答しています。11%が「友だちに共有する」、8%が「SNSにあげている」、2%が「印刷する」と答えました。
続いて、学校から学習用タブレットやパソコンが配布されているか尋ねると、「タブレットが配布されている」が64%、「パソコンが配布されている」が34%で、ほとんどの学校で学習用タブレットやパソコンが配布されていることがわかりました。
最後に、ケータイやスマホがどんなふうに進化したらもっと便利になると思うか自由回答で答えてもらったところ、「画像や映像などが3Dで見れたら面白いかも!」「Wi-Fiに繋がなくても制限なしになったらいいと思う」「空中に画面が表示されるスマホ。そうすれば前を向いたままでも操作できる」「ブルーライト完全カット」「充電がいらなくなったら便利だな~」などの声が挙がっています。
調査概要
実施期間:2022年8月8日(月)~8月29日(月)
調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数:1,500件
調査方法:インターネット調査
ニフティ
https://www.nifty.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)