「冬のおむつかぶれ」原因や対処方法を知らないパパ・ママが7割! 小児科医がその原因と対処法を解説
大王製紙は11月1日、10ヶ月以上~2歳までの赤ちゃんをもつ全国のママ&パパを対象に実施した「冬のおむつかぶれ」に関する意識調査の結果を発表しました。あわせて、小児科医による赤ちゃんの肌の構造、かぶれが起きる原因、その対処方法などを紹介します。
冬のおむつかぶれ、70%のママ・パパが「原因を知らない」
10ヶ月以上~2歳までの赤ちゃんをもつ全国のママ&パパに、冬のおむつかぶれに困っているか尋ねたところ、39.5%が「困っている」と答えました。具体的な悩みは、「赤みや湿疹などの状態がひどい」(55.9%)が最も多く、「なかなか治らない」(41.5%)と続きます。
冬におふつかぶれが起こった場合の対処法は、「おむつをこまめに替える」、「おむつ交換時におしりを拭く」、「保湿剤を塗る」などが多くなりました。一方、70%が「原因を知らない」、66.5%が「正しい対処方法を知らない」と回答しており、「冬のおむつかぶれ」に困っているものの、原因や対処方法が知られていない実態が明らかになりました。
大王製紙の調べによると、赤ちゃんの肌の角層は、大人の約2/3の薄さであるとのこと。きめ細かくぷるぷると潤っているように見えますが、実は傷つきやすく、乾燥しやすいそう。その理由は、表皮が薄く、皮脂が大人に比べて少ないこともバリア機能の低下に影響していることが原因です。
また、水分を皮膚にため込む力が弱いのも、水分の蒸散量も多く乾燥しやすい原因のひとつ。内側からの水分が失われ、乾燥することで肌トラブル(炎症反応)が起きやすくなります。
過度なムレでおむつかぶれが起きやすい肌
八木先生は冬のおむつかぶれを引き起こすものとして、「乾燥」と「ムレ」を挙げています。乾燥すると肌のバリア機能が失われ、ちょっとした刺激でも過敏に反応し、かぶれや炎症を起こしやすくなります。かぶれや炎症でかゆみを感じ、皮膚をかき壊すことによって皮膚に傷ができ、傷口から水分が減少。さらに乾燥肌が進むという悪循環に陥ってしまうのです。
また、冬は過度の重ね着や暖房などがムレを引き起こしてしまうそう。八木先生によると、冬は空気が乾燥するため、肌の保湿を心掛けるママ&パパは多いですが、「ムレ」にまで意識がいかず「過度なムレ」の状態になっていることが多いとのこと。「過度なムレは、皮膚がやわらかくふやけ、おむつかぶれが起こりやすい環境になります」(八木先生)
保湿成分配合の紙おむつ「グーンプラス」
同社の「グーンプラス」は、肌への刺激に着目!保湿成分配合の紙おむつです。肌に触れる表面シートには、『エリエール 贅沢保湿ティシュー』と同じ保湿成分(グリセリン・コラーゲン・ヒアルロン酸)を配合。肌への刺激となる"ゆるうんち"をすばやく吸収する「瞬間吸収スポット」を採用しました。「クッションプリーツ」により、おなかまわりへの締めつけ負担も軽減。従来同様のフィット性を保っているので、ズレモレも安心です。
調査概要
対象者:ベビー用紙おむつを使用している赤ちゃんをもつママ&パパ 597名
調査期間:2022年9月16日(金)~26日(月)
大王製紙
http://www.elleair.co.jp
(マイナビ子育て編集部)