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2023年07月20日 10:11 更新

停電時に役立つ! 懐中電灯の裏ワザ 足下や前方を照らすのではなく……

停電などで部屋が真っ暗になってしまったとき、懐中電灯の明かりを灯しても部屋全体を照らせないと危ないこともありますよね。実はそれ、ある裏ワザを使うと簡単に解消できます。今回は警視庁Twitterが投稿している、災害時にも使える懐中電灯の裏ワザ3選をご紹介します。

懐中電灯で天井を照らそう

電気
※画像はイメージです

懐中電灯は部屋全体を照らすのには不向きと思われる方も多いですが、実はある裏ワザを使うと懐中電灯で部屋全体を明るく照らすことができます。

警視庁がこの裏ワザをTwitterで公開したところ、「その手があったか……」と大きな話題になっています。
その方法がコチラ。

停電した建物内からライトを使って避難する際のコツを紹介!通常は足下や前方を照らしますが、ライトが一個で数人が避難すると後の人の足下が暗くて見えない・・・そんな時はライトを天井に当てましょう!間接照明効果で周囲が確認しやすくなります。もしもの時に備え、自宅などで試してみてください。-警視庁警備部災害対策課

「間接照明効果」をうまく利用したライトの照らし方で、停電時や災害時にとても役に立つ裏ワザですね。

懐中電灯の光を反射させよう

停電が長引いている時や、もっと部屋の中央をぼんやり照らしたい時は、別の裏ワザが有効です。

こちらも警視庁がTwitterで公開しており、身近なアイテムでできるということから5万件以上の「いいね」が寄せられ大反響となりました。

皆さん、お持ちの非常持ち出し袋に懐中電灯は入っていますよね?一工夫してランタンに替える活用術。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができますよ。懐中電灯が小さい場合はコップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です。-警視庁警備部災害対策課

「光の乱反射」をうまく利用したライトの照らし方で、火も使わず安全に明かりを灯すことができます。これからは懐中電灯と一緒にペットボトルやカップも準備しておくと良さそうですね。

いざという時に懐中電灯を探しだす方法

これまでの裏ワザをいざ実践する際、ひとつ問題があります。それは停電時の真っ暗な状態ではそもそも懐中電灯を見つけるのが難しいという点です。

どんなに懐中電灯の活用方法を知っていても、懐中電灯を手にしなければ活用できません。

そんな時でも慌てずに懐中電灯を見つける方法とは?

先日、自宅でブレーカーが落ちた時、妻が「懐中電灯の場所が分からない」と慌てていました。そこで、蓄光テープを懐中電灯やドアノブ、非常用持出袋がある場所等に貼りました。思っていた以上に暗闇の中で光るので、安心したみたいです。簡単にできる防災ですので、ぜひやってみてください。-警視庁警備部災害対策課

蓄光テープを貼っておくだけというとても簡単な備えで、今日から実践が可能ですね。商品にもよりますが、20分の光を当てると、その後6~8時間の光を放射する蓄光テープもあるようです。

スマートフォンでも代用可能?

備蓄
※画像はイメージです

ご紹介した懐中電灯の裏ワザは、スマートフォンのライトでも代用可能です。しかし、連絡手段でもあるスマートフォンの電池はできるだけ節約しておきたいですよね。そういった理由からも、懐中電灯の備えはもしもの時に役に立ちます。電池やバッテリー切れの確認も忘れずにしておきましょう。

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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