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2025年06月03日 07:24 更新

え⁉ 木に実るトマトを収穫? まるで絵本のような不思議体験ができる【カゴメ】の無料イベント(東京・世田谷区)

トマトケチャップでおなじみの【カゴメ】が、2025年GW期間中に体験型イベント「不思議の畑とトマトの樹」を都内で開催。巨大なトマトの樹が出現し、無料で収穫体験ができるほか、野菜を育てる楽しさを学べるコンテンツが満載との事前情報を入手。「それは見逃せないでしょ!」ということで、小4息子と取材に行ってきました!

【カゴメ】の体験型イベント「不思議の畑とトマトの樹」とは?

野菜を栽培し、収穫し、調理して食べるという一連の「植育」体験は、自然や食への知的好奇心を育み、子どもたちの心と体を豊かにするさまざまな可能性を秘めています。
“植育(しょくいく)から始まる食育”を推進する【カゴメ】が、2022年6月より開始した無料の体験型イベントが「不思議の畑とトマトの樹」なんです。

これまで全国各地で開催され、累計6万人以上を動員する人気ぶり。
4年目となる今年は、初めての東京都23区内での実施となり、二子玉川ライズ ガレリアにて4月25日から5月4日まで開催されました。

いざ不思議の畑へ♪ 頭上を覆うトマトをもぎ取る「超激レア体験」にワクワク

トマトが木に実るっていったいどういうこと? しかも、それを自分の手で収穫できちゃうなんて⁉  イベント当日、ワクワクしながら親子3人で会場に向かうと、不思議の畑シンボルツリーの「巨大なトマトの樹」がさっそく目に飛び込んできました。

マクドナルド写真
不思議なすべり台は、小さな子どもたちに大人気!

わぁー、まるで藤棚のようなルックス! 棚にツルを這わせて巨大な“樹”のごとく育てられたのが「トマトの樹」っていうわけですね。高さは4m(※)もあり、1,000個以上のトマトの実がなっているんですって。すごーい‼

※高さ4mの「トマトの樹」は、「不思議の畑シンボルツリー」のみとなります。

近づいてみると、たわわに実った真っ赤なトマトが数えきれないほど確認できました。トマトの品種は、スーパーなどでもよく売られていて、我が家の食卓にものぼる中玉トマトの「高リコピントマト」。
いつも食べているトマトを、自分の手で収穫できるなんてワクワクの体験です。しかも無料ってうれしすぎ♡

さぁ、収穫のときがやってきましたーーー!

トマトの数に限りがあるため、無料収穫体験は整理券を配布して実施

収穫かごを片手に、目をキラキラ輝かせながら頭上いっぱいに広がるトマトを品定めしている息子。わーい、まるでファンタジーの世界観です。これはテンション上がる~!
収穫の瞬間を写真に収めようとしたのですが、息子は、どうやら説明を聞いているときにすでに狙いを定めていたよう。

写真を撮る暇もなく、一瞬でもぎ取ってしまいました~(笑)。

お次は、隣のエリアにあるミニトマトを収穫。

【カゴメ】の「ぷるるん」という品種で、果実の皮がとても薄く、まるでサクランボのような新食感で人気なのだとか。宝石のようにツヤツヤと輝く真っ赤な果実は、見るからにおいしそう。息子はツルいっぱいにぎっしりと実ったミニトマトを見比べ、「どの一粒にしよう?」と迷う時間も楽しんでいる様子でした。

自分で選び抜いて収穫したトマトは、きっと特別な輝きをもっているんでしょうね。

この日収穫できたのは、中玉トマト2個とミニトマト3個。当日のトマトの生育状態によって、収穫できるトマトの数は変わる

収穫体験が終わると、うれしそうにかごの中を見せてくれましたよ。

ちなみに「トマトの樹」は、本イベントのために協和株式会社ハイポニカ事業本部にて、昨年10月から大切に育てられたもの。

水や肥料の管理を徹底しながら、植物が本来持つ成長力を最大限に引き出し、トマトのツルを支えて上へと伸ばしていく特別な栽培方法で育てているんですって。その説明を聞き、「すごいなぁー、この技術!」と息子もとても感心している様子でした。

「野菜を育ててみたい!」そんな気持ちが湧いてくる体験が盛りだくさん

トマトの無料収穫体験のほかにも、親子で学びながら楽しめる体験型コンテンツが充実。会場では、「苗植え」「芽かき」「受粉」「収穫」の4つの“実ッション”に挑戦でき、すべてクリアすると先着でトマトの苗がプレゼントされるとのことで、息子もはりきって参加しました。

受粉体験コーナーでは、模型の花を軽くトントンと叩き、受粉を促すことで、野菜が実をつけるプロセスを手助けする感覚を体験
収穫体験コーナーでは、2種類のトマトの模型を使って収穫の違いを体感。従来の品種では収穫後にヘタを取り除く作業が必要だが、収穫のときにヘタが実についてこないように改良された【カゴメ】独自のジョイントレス品種では、加工の際の手間が省け、効率的な収穫が可能

スタッフの説明を受けながら、息子は「芽かき(植物の茎から不要な芽を摘み取ること)」や「受粉」など初めて聞く言葉に興味シンシンで熱心に耳を傾けていました。

そして見事、“実ッション”をコンプリートしてトマトの苗をゲット!

息子は受け取った苗を見つめながら「ちゃんと育てられるかな?」と期待に胸を膨らませている様子でした。

息子のテンションが一気に上がったのは、こちらの土掘り体験コーナー。用意されたスコップなどの道具を使って、ザクザクと土を掘り進めながら、土の中に隠れた生き物たちのコインを見つけます。

ゴムチップ製の土は、手や服についてもサッと払って落とせるのが魅力

コインを1枚でも見つけたら「不思議の畑のアリスの絵本」、レアコインのニンジンを見つけたら「ミニニンジンの種」がもらえると聞き、息子は「ニンジン狙い」でチャレンジスタート。

生き物のコインは早々に掘り当てたのですが、ニンジンのコインには苦戦。「えー、どこあるんだろう?」と息子もあちこち探し回っていました。そしてしばらく掘り進めると、ついにニンジンのコインを発見!

さっそくスタッフから景品のミニニンジンの種を受け取った息子の顔には、満面の笑みと誇らしさがあふれていました。

会場に隠れている個性豊かな「不思議の畑のアリス」のキャラクターを探すスタンプラリーにも参加。

スタンプラリーにも景品(ステッカーまたはミニニンジンの種から選択)が用意されていて「本当に無料でいいの?」と驚いてしまうほどの充実した内容でした。

親子で野菜を育てる楽しさに触れ、プレゼントで苗や種を手にした瞬間、「もう育てるしかない!」というワクワクがふわっと広がる——そんな心躍るひとときでした。

まとめ

帰宅して早々、「こあまちゃん」の苗を手持ちの鉢に植え替え。

息子が率先して手伝う姿を見て、イベントを通じて野菜を育てる楽しさに気づいてくれたんだなぁとうれしくなりました。赤い実をつけるその日は、きっと息子にとっても特別な瞬間になりそうです。

ちなみに、イベント当日の夕飯で収穫したトマトをいただき、ぷるるんの甘さに衝撃!

濃厚な甘さは、もはやフルーツとしか思えません‼

品種は異なりますが、育て始めた「こあまちゃん」への期待が高まり、実をつける日がさらに待ち遠しくなった我が家でした。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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