
進学個別指導塾TOMAS、2025年度中学入試の傾向と対策をいち早く分析!最難関中学の合格を勝ち取った親子から学ぶべきこととは?
PR:進学個別指導塾TOMAS
一人ひとりの個性に即した個人指導で、毎年、御三家など難関中学の高い合格実績を誇る進学個別指導塾TOMAS。そんなTOMASが、2月23日に新宿のハイアットリージェンシー東京にて「中学入試 最新分析報告会」を開催。森上教育研究所の所長・森上展安氏を迎えて、2025年度の入試結果の解析や傾向の分析を発表しました。後半は、難関校の合格を手にした4人の親子が登壇。具体的な勉強方法からモチベーションの保ち方まで、受験生に向けてアドバイスをしました。本記事では、およそ1,400人が来場したイベントの様子をレポートします。

森上教育研究所 所長
森上展安(もりがみ・のぶやす)先生の講演
長年、子どもたちの教育に寄り添ってきた森上先生。中学入試分析の第一人者でもある森上先生の目には、今年の受験はどのように映ったのでしょうか。今後の中学受験の動向についてもお話ししてくれました。

今年の入試を振り返って
昨今、少子化が問題視されています。しかし、首都圏の中学受験は年々激化しているような印象があります。また、中学受験に限らず、日本の受験のスタイルがここ数年で様変わりしてきています。入試問題の傾向や変化についても森上先生はどんなふうに感じているのでしょう。
「2025年度の首都圏の受験者数に注目してみると、前年の受験者数42,943人と比べてみると42,801人と変わらず高い受験率でした。就学支援金の支給などいろいろと制度が変わりつつありますが、次年度も劇的な変化はなく、高い受験率が予想されます。出題傾向に関しては、『文章力の増加』、『難問の出題の広がり』、『探求型問題』と様変わりしており、これ以上の難問はもう出ないのでは? というほど、難しい問題が出題されている印象です」

日程別で見る受験者動向について
次に日程別で受験者動向を分析していきたいと思います。1月の埼玉、そして千葉の受験はどんな傾向でしょうか。
「1月の埼玉入試は『開智』、『開智所沢』が前年度に比べて志願者数を伸ばしました。『栄東』に匹敵するほど、人気校になってきているので次年度も注目です。しかし、埼玉入試は併願入試なので、今後も倍率が2倍を超えることないと思います。
続いて千葉入試ですが、千葉は埼玉とはまるで違い、毎年倍率が高いことが特徴です。『市川』や『渋幕』などは東京大学への進学率が高い学校なので、地元の生徒に加え、都内から受験する人も多くいる印象です。しかし、新しい学校もできてきているので、今後は分散することも予想されます」
続いて首都圏の2月1日からの分析をお願いします。首都圏の受験は年々、厳しい戦いが続いている印象がありますが、グローバル化や共学化もすすんでいるように感じます。
「東京・神奈川入試の『2月1日の午前』の場合、男子は『開成』、『麻布』の倍率が減り、『早稲田』が人気です。理由は早稲田大学への進学と東京大学への進学実績も高いことからハイブリットの学校として人気が高まってきています。女子の場合は、全体的に難関校への志願者が減少傾向にあります。これは入学した後に授業についていくのが大変では? と予想されているからです。逆に『渋渋』や、『三田国際ISC』、などの共学校でグローバル化を進めている学校が受験倍率を伸ばしています」
2月1日の午後入試においては、同日の午前に入試した東京・神奈川の生徒の7割が午後も受験することがわかっています。とくに『跡見学園』、『十文字学園』、『普連土学園』などの女子の伝統校が人気傾向にあります。
2月2日の東京・神奈川の入試は、男子の場合は神奈川の『聖光』や『栄光』、女子は『豊島岡』が安定の人気です。2月3日は神奈川の『浅野』が募集人数を減らしましたが、志願者数は変わっていません。『筑駒』など国立はシンプルな入試問題、安定したカリキュラムで変わらず人気です。
2026年度の中学入試の展望は?
2026年はどんな学校が注目を集めそうでしょうか。
「2026年度入試の注目点は、『女子学院』、『東洋英和』、『立教女学院』などのプロテスタントの学校の一部は2月1日の入試を行わず、2月2日に変更になります。新設される『明星インスティテューション』も次年度は大きな注目を集めそうです。全体的に見ると、学校選択の多様化が進んでいるので一極集中ではなく、分散されることも予想されます」

森上先生からのアドバイス
最後に森上先生に受験生にむけてアドバイスをお願いします。
「入試問題はかなり難しくなっていますが、学校選択の多様化が進んでおり、中学受験で難関校に行かなくても、東京大学などのトップの学校に進学する生徒が増えています。塾の先生のようなプロの指導を仰ぎ、行きたい学校に進学した先輩の成功体験を聞くことで合格に近づけるはず。柔軟性を持って、一歩踏み出してもらえればいいなと思います」

難関中合格者インタビュー
イベントの後半では、見事、難関中学に合格した4組の親子が登壇。具体的な勉強方法や、合格の要因を振り返りながら、成績が伸びなかった時期の過ごし方など、それぞれの工夫と対策を語ってくれました。
1組目:
女子学院 中学へ進学するOさん親子

合格者体験談の一人目は、女子学院中学へ進学するOさん。今の心境について聞いてところ、「ようやく実感が沸いてきました。うれしい気持ちでいっぱいです」と元気に答えてくれました。お母さんも「中学受験を通し、娘の成長を感じました。今は万感の思いです」と笑顔。
受験スケジュールとしては、「浦和明の星女子中学」と「渋谷教育学園幕張中学」の2校の合格を1月に手にしていたことが大きな自信につながったといいます。それでも2月1日の朝は緊張で朝食が喉を通らなかったそうです。
お母さんは受験校を決める際は家族とTOMASの先生で十分話し合い、2月1日の女子学院が不合格だったときのために、2月5日までのスケジュールを決めていたと言います。しかし、2月1日は午前のみで午後入試は最初から考えていなかったそう。「娘は集中力があるタイプですが、体力がありません。午前の入試で全力を出し切ると考え、あえて午後入試は入れませんでした」とその理由を語っていました。Oさん本人も「これまで受けてきた模試でも午後は眠くなってしまい、集中力が切れてしまうのであまり良い結果が出ませんでした。入試本番でも同じようなことにならないよう、午後入試は考えませんでした」と振り返ります。どんなスケジュールで受験するかは、個人の得意・不得意に合わせて考えることが必要なようです。
志望校は、4年生の時に気になる学校の文化祭に行き決めたとのこと。過去問は6年生の春から、10年分取り組んだ学校もあるほどがんばったそうです。志望校合格の勝因はTOMASの先生のアドバイス通り、低学年から算数を先取りしたことかもしれないと振り返ります。苦手意識を持つ前に、先取りで得意分野に変換できたことは大きかったかもしれませんね。
お母さんからは、連絡帳で先生とコミュニケーションが取れていたことや、食事の管理について話も。卵黄に含まれるレシチンが集中力を高めると聞いたお母さんは、卵料理をよく食卓に並べていたそうです。
最後に受験生に向けてメッセージを求められたOさんは「暗記が苦手だった私が言うことではないですが、地獄の暗記、がんばってください」と大きな声で答えてくれました。
2組目:
開成中学へ進学するWくん親子

2年生からTOMASに通っているWくんは「長い受験勉強からの解放感でいっぱいです」とニッコリ。お父さんも「安堵の気持ちでいっぱいです」と答えてくれました。
Wくんも1月受験でレベルの高い学校の合格を手にした状態で2月受験へ。2月1日は「開成」、2月2日は「聖光」、3日は「筑駒」を受験。「筑駒の合格を手にできなかったことは悔やまれます」と正直な気持ちを話してくれましたが、それ以外はすべて合格という素晴らしい結果です。
志望校選びについては、4年生のときに10校ほどの学校を見学し、決定。単元学習を早くに終え、5年生の春から過去問に取りくんでいたそうです。相当早い段階から綿密なカリキュラムを組み、最難関中学受験用の参考書「スペックTOMASテキスト」を使って受験対策をしていたそうですが、個別指導だからこそ、個人のスケジュールに合わせることができたといえます。お父さんは「模試の結果が出る度に先生と分析し、カリキュラムを早めに組んでもらっていました」と先生方とうまく連携していた様子を語ってくれました。
リフレッシュ方法としては、勉強の合間に一日15分のゲームはOKという家庭内のルールのもと気分転換を図っていたそうです。また、テストの結果や、その日の勉強量で15分ごとの延長もあったとのこと。
受験直前の1月は第一週だけ登校し、そのあとは自宅学習に切り替えていたことも話してくれました。TOMASの自習室を上手に使いながら外部模試を受けることをメインにしていたそう。
最後にWくんは「僕は早起きが苦手だったので早い段階から早起きの習慣をつけたほうがいいです」とアドバイスを。そして「一点一点を大切に志望校合格に向けてがんばってください」と受験生にエールを送ってくれました。
3組目:
桜蔭中学へ進学するHさん親子

桜蔭中学の合格を手にしたHさんは「行きたかった学校に行けるのでうれしい」と喜びを語ります。お父さんも「うれしすぎて最近、酒量が増えました」と娘さんの合格を喜んでいるよう。
1月には「栄東」と「浦和明の星女子」の合格を手にしたHさん。御三家を受ける生徒に人気の「渋幕」については、試験問題の独自性が高いこと、2月1日の本命に向けてしっかり準備をしたかったことから選択肢から外したそう。お父さんは、1月の合格は、本命の「桜蔭」の合格を手にするために勢いをつけてくれたと振り返っていました。
また、緊張するとお腹が痛くなってしまうというHさんは、模試のときからあたたかいお茶とカイロを常備していたと教えてくれました。カイロはじんわり温かい温熱シートタイプのものを使って、とにかくおなかを冷やさないように努めていたそうです。
Hさんも4年生の中盤で志望校を決めたと言います。校風と自分の興味のある部活があることも背中を押してくれたそう。過去問対策は、苦手な単元の対策が終わってから、少し遅めの6年生の夏からはじめたと言います。入試のギリギリまで過去問を解いていたといい、「もっと早く過去問に取りかかるようスケジュール管理をすればよかった」と反省点も語ってくれました。
お父さんは家庭では、前向きな声かけを意識していたとか。「模試前には『問題を楽しんできてね』という言葉で送り出し、終わったあとは、感触を根掘り葉掘り聞かないようにしていました」と具体的に教えてくれました。
Hさんは最後に「焦らず自信を持ってがんばってください」と力強い言葉を受験生に送ってくれました。
4組目:
筑波大学附属駒場中学へ進学するHくん親子

最後に登壇してくれたのはHくん親子。Hくんは「計画通りに合格ができて安心しています」と喜び、お母さんも「体調崩すこともなく、受験を終えることができてよかったです」と安堵の表情を浮かべます。
12月の「海陽中等教育学校 特別給費生試験」から受験をスタートさせたHくん。しかし結果は不合格。結果を聞いた直後は悔しかったといいます。それでも2月の本命は合格する自信があり、そこまでメンタルは落ちなかったよう。1月は「栄東」、「灘」、「渋幕」と受験し、全勝。2月の本番に向けてエンジンがかかったと振り返ります。
志望校を決めたのはTOMASに入塾した小3のとき。先生に「日本一の学校はどこですか?」と聞き、「開成」の名前を知ったのがきっかけです。やるからにはトップがいいと、当時は「開成」を第一志望にしていました。一方でお母さんはトップ校にはこだわりがなかったそう。「とにかく将来につながる良い経験をさせてあげたいという気持ちと、息子本人の気持ちを尊重していました」と、あくまでも本人主導の受験だったと語ります。
Hくんは小4のときから国・算・理・社の4教科を受講し、TOMASで個別指導を受けてきました。1対1の勉強法がHくんにはとても合っていたそうで「苦手科目にもとことん向き合ってくれたので良かった」と満足気に話してくれました。
そんなHくんにも、「家でYouTubeを見たりしてサボってしまった……」とスランプで授業に行かない時期が。しかし、5年生の夏に良き仲間に出会い、「俺もがんばろうとスイッチが入りました」と、同じ筑駒を目指して再度取り組み始めます。本番に向けて合宿にも参加。TOMASでは春と夏の2回合宿があり、長時間、勉強することに慣れるようカリキュラムが組まれているそうです。
最後に受験生へのメッセージを伺ったところ「受験結果も大切ですが、そこまでしてきた努力に価値があると思うので、自分を信じてがんばってください」とエールをくれました。
“個別指導の進学塾” TOMASの強みは?

毎年たいへん厳しい戦いが繰り広げられている中学受験では、塾選びも重要になってきます。TOMASは、2024年 オリコン顧客満足度(R)調査「中学受験 個別指導塾 首都圏」ランキングで4年連続No.1を受賞。個別指導と聞くと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いかもしれませんが、TOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。


TOMASの5つ特徴
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志望校を決めるところから寄り添う
→学校選びのお手伝いからはじめます。どんな思いをもっているのか、一人ひとりに丁寧に寄り添います。
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合格逆算カリキュラムを作成
→個人別カリキュラムを作成し、授業の進捗に応じて細かな軌道修正を何度も繰り返し、生徒の成長とともに進化させていきます。
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完全1対1の個別指導
→「生徒一人に講師一人」という環境にこだわっています。各教科・各校の入試に精通し、合格実績のある講師陣が弱点と志望校に合わせて授業をすすめます。
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担任制で責任をもって成績を管理
→生徒、保護者、講師、そして担任の四者が一体となり、緊密なコミュニケーションをとることを大切にしています。
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高い合格実績を誇る
→多くの生徒たちが、大きな伸びしろをもちながら夢の第一志望校に合格。2025年度も、開成14名、麻布19名、桜蔭10名、女子学院16名、早慶附属80名など、多くの合格者を輩出しています。
合格者インタビューで登場した生徒も、2年生で入塾していたり、4年生で志望校を決めていたりと、早めのスタートも結果につながるようです。まずはTOMASのWebサイトをチェックして、資料請求や体験授業を申し込んでみてはいかがでしょうか。
イベントの様子を動画でもチェック
小中学生の保護者の教育・受験に役立つ動画を、毎週水曜21時にYouTubeで配信している受験指導専門家のにしむら先生。過去には大手学習塾で子どもたちに勉強を教えており、出版書籍は累計15万超と話題の教育者です。
そんなにしむら先生のYouTubeチャンネルでは、今回のイベントを動画で解説。にしむら先生の目線で重要なポイントを語っているので必見です!