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2026年08月07日 17:00 更新

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと

PR:あすか製薬

2026年6月28日、妊娠期に起こる女性のカラダの変化やその仕組みを学ぶためのイベント「Mint⁺ Meeting 〜今、この瞬間が未来をはぐくむ〜 presented by あすか製薬」がマイナビPLACE(東京都中央区)で開催されました。小雨のなか参加されたのは、これからお産を迎えるプレママ・プレパパたち。

産婦人科医で長崎大学病院 産婦人科 病院教授の長谷川ゆり先生、そして看護師・助産師ですみれ出張専門助産院 代表の坂田陽子先生と来場者が、妊娠中から産後の過ごし方や準備を「いっしょに」考える時間となったイベントの様子を紹介します。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと

妊娠期の「見えないゆらぎ」を、いっしょに知る一日

イベントを主催するあすか製薬は、創立106年を迎える製薬会社。女性ホルモンや甲状腺ホルモンの医療用医薬品などを通じて、長く女性の健康に向き合ってきました。同社が、2020年の創立100周年を機に社会貢献活動として立ち上げたのが、「女性のための健康ラボ Mint⁺」です。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
「女性のための健康ラボ Mint⁺」オリジナルキャラクターの
ミンコ(左)とミンティー(右)のパペット人形がイベント来場者をお出迎え

今回のイベントのテーマである妊娠・出産・子育てについては、姉妹サイトの「Mint⁺ Hug」で情報発信をしています。イベント冒頭であいさつした、あすか製薬 経営企画部 女性のための健康推進室の倉本さんは、「赤ちゃんを授かった喜びがある一方で、『この情報で大丈夫かな』と不安になることもあるでしょう。インターネットやSNSの情報があふれるからこそ、正しい情報を知ることで安心できる。そんな思いでつくっているサイトです」と語りました。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
あすか製薬 経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 女性のための健康推進室 倉本卓さん

パートナーに「伝わりにくい」不調こそ、知っておきたい

妊娠中の不調には、見た目ではわかりづらく、パートナーに理解されにくいものがあります。トークセッションでは、その“見えない不調”が次々と語られました。

長谷川先生がまず挙げたのは「腰痛」です。「妊娠すると、リラキシンというホルモンの影響で、お産に備えてカラダの靱帯(じんたい)がゆるみます。姿勢を支える筋肉もゆるみ、お腹が大きくなることも重なって、腰痛はほとんどの妊婦さんが経験していると言っても過言ではありません」。
市販の湿布薬には、妊婦に使用しない方がよい成分が含まれている場合があるため、骨盤ベルトで支えたり、重いものを持たせないよう気遣ったり、といったサポートが助けになるそう。また、初産の方にはわかりにくい「お腹の張り」も、痛みを伴うときは必ず受診を、と呼びかけました。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
国立大学法人 長崎大学病院 産婦人科 病院教授 長谷川ゆり先生

一方、坂田先生が挙げたのは、もっと“見えにくい”不調でした。「つわりや、眠気・だるさ。横になって休んでいると、『あれ、また寝ているの?』と悪気なく声をかけられて、ちょっとした言葉に傷ついてしまう……という話を、本当によく聞きます。妊娠・出産は喜びもあるけれど、不安もたくさん抱えています。ホルモンの影響で、一日のなかでも気分に波が出ることがある。そのこともぜひ知っておいてほしいです」。

では、妊娠や出産にパートナーはどのように関わるとよいのでしょう? 坂田先生は「妊婦さん一人ひとり、望むことは違う」としたうえで、こう続けます。「パートナーの方から『どう?』と声をかけてほしい。そしてママの側からも、『●●してほしい』と伝えられるといちばんいいですね。お仕事をしている妊婦さんも多いですし、産後もパートナーが家事をできるととても助かります。妊娠中はそのための準備期間だと思って、ぜひ積極的な関わりをお願いします」。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
看護師、助産師、すみれ出張専門助産院代表 坂田陽子先生

見落としがちな「産後の準備」。
パートナーは“情報収集係”に

「出産までの時期に、二人で意識しておくと安心につながることは?」というトークテーマでは、長谷川先生がこう切り出しました。

「妊娠は病気ではありませんが、妊娠中に思いがけず治療が必要になることもあります。そうなると、ご家庭ごとに理想とするお産のかたちどおりにいかないことも。そのときも、いちばんの目標は、お母さんと赤ちゃんが元気におうちへ帰ること。それを二人で目指していけるといいですね」。

そのうえで長谷川先生が勧めたのが、“パートナー以外に家庭のことを頼める人”を見つけておくこと。「妊娠経過により急な入院が決まって、どうしたらいいかわからなくなる方は少なくありません。上のお子さんがいればなおさら大変。行政はもちろん、ご実家やご友人でも構いません。何かあったときに頼れる人を、一人でも二人でも見つけておけると安心です」。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
お二人の話に聞き入る参加者の皆さん

続いて坂田先生が力を込めたのは、「産後の準備」のこと。「出産の準備はできていても、産後の準備はしていなかった、という方が意外と多いんです。産後ドゥーラ(産後の家事・育児を手伝う専門のサポーター)やヘルパーを利用する場合は、妊娠中に面談や登録まで済ませておくのが理想です。産後ケアを使うかどうか、出産後の手続き(出生届や、子どもの医療費を助成する乳幼児医療証など)を誰が担当するかも、妊娠中に話し合っておきたいですね」。

妊娠中は忘れっぽくなったり、集中力が続きにくくなったりすることもあります。坂田先生は「調べたり登録したりするのが負担になりやすいので、そこはぜひパートナーが“情報収集係”に。地域の産後ケアや支援制度を調べて、ママと共有して決めていく。今のうちから、二人で進めてほしいですね」と続けました。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
妊娠中から、産後のこともパートナーと二人で話し合ってほしいと話す坂田先生

学びを、自分の言葉に——
「Hug Letter」の時間

トークセッションのあとは、先生たちの話を振り返る「Hug Letter」の時間。新しく知ったこと、印象に残ったこと、これから気をつけたいことなどを、参加者が自分の言葉でレターに書き留めていきました。
「何を書いたかはお聞きしません。安心して、自由に書いてくださいね」というアナウンスのもと、会場は静かなペンの音に包まれました。聞いて終わりにせず、“自分ごと”として持ち帰る——その時間も、今回のイベントらしいひとときでした。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
Hug Letterに思い思いの言葉をつづる参加者

匿名だから、聞けた。リアルな声が交わる「ほんねトーク」

イベント後半は、普段はなかなか口にできない疑問や本音を募る「ほんねトーク」の時間。参加者から寄せられた声と先生からの回答をいくつか紹介します。

“もっと早く相談してほしい”と思うことはありますか?

坂田先生「やっぱり、産後のことです。出産すると、妊娠中のように医療関係者に会う機会がぐっと減ります。実家が遠い、不安が大きい、パートナーと意見が合わない……限界になってからではなく、“ちょっと不安”の段階で相談してほしい。必要なら、地域の支援におつなぎすることもできます」。
長谷川先生からは、お産が近い時期の話も。「お腹が大きくなると、尿もれのような感じが出ることがあります。でも、それが実は破水だった、ということも。恥ずかしがらず、『水が出る感じがするな』と思ったら、週数を問わず相談してくださいね」。

胎動がいつもと違う気がします。
大きい病院なので、これだけで電話していいか気が引けます

長谷川先生「これは、絶対に連絡してください。『胎動が少ない気がします』という言葉に、私たちがいちばんドキッとします。すぐ来ていただいて、何でもなければ『よかったですね、帰りましょう』でいい。でも、とても大事なサインのこともあります」。
坂田先生も大きくうなずきます。「『こんなことで電話していいのかな』と思っても、心配になったら、ぜひ電話してください」。

立ち会い出産、実際はどうなんでしょう?

長谷川先生は、“無理をしないこと”を強調しました。「立ち会ったほうがいい、という意見もありますが、苦手な方もいます。妊婦さん自身が『その姿を見られたくない』ということもある。どちらがいいか、ご家族でよく話し合って事前に決めておくのがいちばんです」。
坂田先生からは具体的なサポートのコツが。「そばにいて、のどが渇いていそうならお水を、汗を拭いたり、乾いた唇にリップを塗ったり。先回りのケアがあると、とても助かります。逆に、付き添いながらずっとスマホを見ているのは控えてもらえたら……」。

そのほか、会場からは、無痛分娩(むつうぶんべん)についての質問も挙がりました。無痛分娩は、麻酔を使ってお産にともなう痛みをやわらげる出産方法です。近年、特に都市部では希望する方が増えており、対応している施設では早めの予約が必要なこともあります。「対応や方針は産院によって異なるため、ご希望がある場合は、まずはかかりつけの産院に相談してみてほしい」と長谷川先生は答えました。

妊娠中のからだと心の変化を、二人で。産婦人科医と助産師が、プレママ・プレパパに伝えたいこと
「ほんねトーク」に寄せられた質問にやさしく答える長谷川先生と坂田先生

「支える」でも「任せる」でもなく、いっしょに歩む

最後に、会場の参加者へお二人からメッセージが贈られました。

長谷川先生からは、「今日お話ししたのは、妊娠・出産に関するほんの一部です。みなさんの近くの産婦人科は、聞きたいことに答えてくれる先生がほとんど。昔より“寄り添い型”の先生も増えています。妊娠・出産だけでなく、その先の女性のライフスタイル全般を支えるのが産婦人科の役目。気軽に相談してくださいね」と心強い言葉がありました。

坂田先生からは、「いちばん伝えたいのは、産後のサポート体制を妊娠中から整えておくこと。産後は怒涛の毎日です。特に産後3か月くらいは『気づいたら経っていた』という方も少なくありません。だからこそ、元気なうちに準備を。生まれたての赤ちゃんは小さくて尊くて、本当にかわいい。たくさんサポートを受け取って、赤ちゃんと一緒の時間を味わってほしいです」とエールを送りました。

「支える」でも「任せる」でもなく、いっしょに歩む。新しい命を迎えるための、今、この瞬間の小さな対話が、これから始まる毎日をきっと少しやさしくしてくれるはず。参加者にとってそんな気付きを得られる時間になったはずです。

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