子育てにやさしい街みつけた! 共働きを支える「宇都宮」の支援事情
PR:宇都宮ブランド推進協議会
初めての妊娠・出産って誰もが戸惑うことばかり。そんな時まず調べてほしいのが住んでいる地域の自治体情報! 実はサポート体制は地域によってさまざま。今回は「共働き子育てしやすい街2018 総合ランキング」で1位を獲得した『宇都宮市』に注目してみました!
宇都宮市ってこんなところ
栃木県のほぼ中央に位置する、宇都宮市。まず、宇都宮と言えば「地域ブランド調査2019」の「ご当地グルメ認知度ランキング」で1位(ブランド総合研究所調べ)に輝くほど「餃子」が有名ですが、実はそれ以外にも特色があるのをご存知でしたか?
たとえば、カクテル。全国のバーテンダーが“日本一”の座を競う「バーテンダー技能競技大会」では、数多くの優勝者を輩出してきました。また、そんなカクテルとともに宇都宮の夜のコンテンツとなっているジャズですが、過去に紫綬褒章を受章した世界的なジャズミュージシャン渡辺貞夫さんや、ジャズギタリストの高内春彦さんを輩出した「ジャズの街」でもあります。
カクテルとジャズというと“ムーディな街”のイメージから一転、実は農業王国としての一面も! 宇都宮は関東平野の肥沃な農地、鬼怒川水系をはじめとした豊富な水資源、長い日照時間といった恵まれた環境にあり、お米やいちご、トマトに梨など、農産物の生産も盛んです。市内のスーパーなどはもちろんのこと、直売所や農家が自宅前で販売する軒先販売などで、新鮮な農産物を手に入れることができます。
北関東最大の都市で県庁所在地として都市機能も発達していながら、食、文化、自然がバランスよく調和し、のびのびと過ごせる街、それが宇都宮なのです。
「共働き世帯が子育てしやすい街」と言われる理由を徹底調査!
宇都宮市の魅力とは?
日本経済新聞社と日経BP社『日経DUAL』が行なった自治体調査「共働き子育てしやすい街2018 総合ランキング」では、東京都新宿区と並び、宇都宮市が1位を獲得しました。
ここからは、宇都宮が子育て世代に優しい街に選ばれた理由をみていきましょう。
日本が抱える課題から読み解く! 自治体の対応
第一に挙げられるのが、少子高齢化の進行です。宇都宮を例にとると、宇都宮市の現在の人口構成は、4人に1人が65歳以上の高齢者。現役世代3人で、1人の高齢者を支えている状態です。このまま少子高齢化が進行すれば、現役世代や子どもたち世代の負担は増加するばかりになってしまいます。
第二に、全国的に核家族の世帯数が増加し、地域の関係性が希薄化している一方で、女性の社会進出における共働き家庭の増加などが挙げられます。子育て世代が仕事と育児の両立を目指そうとしても、周囲に頼れる人がいないため、子どもを育てる環境は厳しさを増しているのです。
こんな時代だからこそ! 宇都宮が考える「子育て支援」とは
宇都宮市では、“子育て”を最重要課題として掲げ、子育て世代に選ばれる街を目指してさまざまな取り組みを実施しています。たとえば、宇都宮市の「不妊治療費助成制度」は、国の基準に最大15万円もプラスして助成してくれる制度。初回治療費の助成額は、中核市のなかでも第1位の金額です。また、妊娠中から出産した翌々月までのケガや病気の医療費をサポートしてくれる「妊産婦医療費助成」は、助成期間の長さが日本一。買い物や急用、「ちょっとリフレッシュしたい」というときにも使える「ファミリーサポートセンター」と「一時預かり保育(ゆうあいひろば)」は、第三子以降の利用料を全額補助してくれるなど、産前から産後まで切れ目のないサポートで子育て世代を支援してくれています。
このように宇都宮市では、働きながら子どもを安心して産み育てられる環境を整え、子育て世代を手厚くサポートしているのです。
共働きでも子育てしやすい! 宇都宮の手厚いサポート9つ
(1)不妊治療費助成制度
体外受精や顕微授精、男性不妊治療といった不妊治療を受けた場合、治療費の一部を国の基準に最大15万円を上乗せして助成してくれる。
※年齢制限・所得制限・回数制限あり
(2)妊産婦医療費助成
妊産婦さんが病気やケガなどをして健康保険が適用になる診療を受けた場合の医療費を、出産した月の翌々月末分まで(医療機関ごとに月額500円の自己負担有)助成してくれる。
(3)産後ケア事業、産後サポート事業
産後2週間と1ヶ月の産婦に、産婦健診の費用(1回につき最大5,000円)を助成してくれる。また、産後うつの疑いや、精神的・身体的な疲労のため支援が必要と判断されたママは、産後ケアや産後サポートが受けられる。
【産後ケア】
[宿泊型]赤ちゃんと実施機関に宿泊し、睡眠などの休息を取りながら、授乳、育児などの指導やケアが受けられる。
[通所型]実施機関に通い、授乳、育児などの指導やケアが受けられる。
[訪問型]助産師が自宅に訪問し、授乳、育児などの指導やケアが受けられる。
【産後サポート】
助産師・保健師・看護師・心理相談員の産後サポート員が自宅に訪問し、育児の悩みや不安などを聞いて寄り添ってくれる。
(4)宮っこ子育てコンシェル
市内の子育てサロン7カ所に配置されている保育の専門家「宮っこ子育てコンシェル」が、教育・保育施設や子育て支援事業の情報を提供してくれたり、相談に応じたりしてくれる。
(5)保育園に入れる街
年度当初の待機児童ゼロを3年連続(29・30・31年度)で達成。また、国が定める額より約40%も軽減した保育料を設定したり、第三子は無料にしたりするなど、多子世帯の負担を軽減している。
(6)病児保育
子どもが病気で登園・登校できないけどパパとママには仕事があるとき、医療機関併設の病児保育施設において一時的に子どもを有料で預かってくれる。さらに、子どもが保育園などで体調不良になったとき、保護者の代わりに看護師・保育士が迎えに行ってくれるお迎えサービスもある。
(7)こども医療費助成
中学3年生(15歳の年度末)までの子どもが、健康保険が適用になる診察を受けた場合の医療費を助成。窓口の負担0円で治療が受けられる。
(8)ファミリーサポートセンター
子育ての援助をしたい人(地域の人)と、子育ての援助を受けたい人(パパママ)が、お互いに助け合い、子どもたちの健やかな成長を地域で援助していくための会員組織。事前に登録すれば、有料で利用できる。
(9)ゆうあいひろば(一時預かり事業)
予約をすれば、生後6ヶ月から小学校就学前までの子どもを有料で預かってくれる。第三子以降は、無料で利用できる。
――産前から産後、生後すぐの育児や子どもが成長していくごとに、不安や悩みはつきないもの。そして、その悩みや事情も家庭によってさまざまです。切れ目ないサポート体制をつくることで、宇都宮市も一緒に子育てしてくれていると思えると、少し心強くなれそうですね!
宇都宮市からのメッセージ
大塚さん:「宇都宮市は、都市と自然がほどよく調和していて、食べて愉しい、住めばもっと愉しい、暮らしの豊かさがあるのが特徴で、子どもからお年寄りまでのびのびと過ごせる安心感があります。先述の通り、餃子、カクテル、ジャズ、農業王国といったほかにも、アジア最高位の自転車ワンデイロードレース“ジャパンカップサイクルロードレース”などが開催される自転車の街であったり、サッカーやバスケットボールなど4つのプロスポーツチームが集まるプロスポーツの街であったり、百人一首発祥の地、日本遺産に認定された大谷石文化など、ひと言では語りつくせないほどの魅力がギュッと詰まっているんですよ。
みなさんのなかには、これからママになる方や、現在働きながら子育てをしている方もいると思います。宇都宮市は、そんな忙しいパパ・ママを応援したい、そして子どもたちに元気に大きくなってほしいという思いから、パパとママが困ることの多いタイミングで手助けになれるような環境作りにも取り組んでいています。子どもが生まれる前、生後すぐ、保育園入園時はもちろんのこと、急用やリフレッシュしたいとき、子どもが病気にかかったもしものときなど、切れ目のない手厚いサポートがそのひとつです。また、保育所にも入りやすく、一時預かりなども利用しやすいので、働く女性をサポートする環境も充実しているんですよ。親や親戚が近くにいなくても、子どもを安心して生み、育てることができる街、それが宇都宮なんです。
近年では、ワークライフバランスや働き方の多様化などの観点から、“地方暮らし”や“地方移住”といったキーワードをよく見聞きするようになりました。宇都宮市では、週末は宇都宮で暮らし平日は東京など他の地域で仕事をする、といった新しいライフスタイル『ダブルプレイス(二地域生活)』を推奨していて、多方面から注目を浴びています。今回のこの記事で少しでも宇都宮市に興味が湧いたら、まずはお試し感覚のダブルプレイスで宇都宮の街の魅力を実感してもらえるとうれしいですね」
(文:関亜希子、イラスト:ひらたともみ)