
仕事復帰するタイミング、どう決めたらいい? #復職のお悩み
PR:株式会社 明治
はじめての妊娠・出産・育児となると不安はつきもの。とくに、働くママ・パパにとっては仕事との両立について悩むことも多いのではないでしょうか? 読者から寄せられたお悩みに対して、今回は女性のキャリアプランニング専門家の毛利優子さんにアドバイスをいただきました。
今回のお悩み相談
いつ仕事復帰をするべきか、タイミングが分かりません

まもなく子どもが1歳に。仕事復帰をする予定で産休・育休を取得しましたが、復帰のタイミングをどのように決めたらよいか悩んでいます。ポイントがあれば教えていただきたいです。(25歳/子ども1歳/ペンネーム:りんこっこ)
月齢におけるメリット・デメリットをもとに検討を

育休の期間についてのご質問は多くいただきます。
仕事復帰のタイミングは、会社の制度や、居住地域にある保育園の入園状況(待機児童の有無)によっても異なってきます。ご自身である程度選択できる場合は、月齢におけるメリット・デメリットを確認しつつ検討されるのがよいでよいでしょう。
■6カ月
メリット:仕事の感覚を取り戻しやすく、比較的キャッチアップをスムーズに行えるケースが多いでしょう。
デメリット:赤ちゃんは寝返りやお座りができるようになり、離乳食が始まる時期。この時期には夜泣きもあるでしょう。睡眠不足で体力的につらい場合もあるので、家族の協力や外部サービスの活用など、サポート体制を準備できると安心です。
■1歳
メリット:子どもと1年間を一緒に過ごすことで近所のママ友ができるなど、充実した育休を過ごせるでしょう。
デメリット:職場の上司やメンバーが変わっていたり、仕事のフローが変化しているなど、感覚を取り戻しづらいというケースも。また、子どもは1歳くらいになると意思がはっきりしてきます。登園時に泣かれてしまい、後ろ髪をひかれる……ということがあるかもしれません。「保育園は楽しい場所」だと子どもに伝えていくことも大切です。
■1歳半〜2歳
メリット:子どもとゆっくり過ごせるほか、離乳食の完了や予防接種など、余裕を持って進めることができるでしょう。
デメリット:会社の組織体制などが大きく変わる可能性もあり、ペースを取り戻すのに時間がかかる傾向があります。子どもは0歳児と比較すると、保育園生活に慣れるまでに時間がかかるケースがあります。復帰までの間にときどき、一時保育などを活用して集団生活に慣れさせておくと安心です。
最近では、コロナ禍で企業が社員の配置転換を行ったり、個人の働きかたにも大きな変化が出ています。私がCMOをつとめている【ビジネス界にもプロ契約を】をコンセプトにしたキャリーミーというサービスでは、育休中に業務委託で複数の案件を請け負ってキャリアの幅を広げているママもいらっしゃいます。
育休期間中は子どもとの時間を大切にしながら、勤め先がどのような状況になっても自立できるよう、今後のキャリアについて考える時間をとれると良いですね。
■関連記事
提供:株式会社 明治