簡単本格プロの味！【コストコ】プルコギのたれでお肉柔らか＆味が決まる

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

今や日本でもすっかり定着している韓国料理。チーズタッカルビやヤンニョムチキン、チーズハットグなど、度々日本でも食のブームを起こしている韓国料理は、SNS映えする見た目のインパクトが重視されていると思われがちですが、実は世界でも野菜の消費はトップクラス。健康志向が強く、食に対する意識が高い国なのです。

一般のスーパーでも、韓国料理に必要な調味料や食材が手に入りやすくなり、一気に身近なメニューとなってきましたが、狙った通りの味を作り出せるほど、上手に使いこなすのは、なかなかハードルが高いですよね。

輸入食品を広く取り扱うコストコでは、韓国本場の味が手軽に楽しめる商品がたくさん販売され、だれでも簡単に作れるようなアイテムも多く、韓国料理店に行かなくても、おうちで味わえると評判です。

「bibigo（ビビゴ）」は韓国の味を気軽に味わえると人気の韓食代表ブランド。コストコではときどき韓国フェアも開催されていますが、通年取り扱いのあるbibigo商品も多く、どれも簡単に本場の味が楽しめるようになっています。

特に今回ご紹介する「プルコギのたれ」は、簡単にプルコギが作れ、ほかの料理でも大活躍するおすすめ商品。おうちにあるととっても便利です。

■商品名：ビビゴ 梨プルコギ ヤンニョムジャン
■名称：焼肉のたれ
■原材料名：しょうゆ、砂糖、梨ピューレ、果糖ぶどう糖液糖、たまねぎ、にんにく、食塩、りんごピューレ、ねぎエキス、こしょう／調味料（アミノ酸等）、酸味料、増粘剤（キサンタンガム）、カラメル色素、（一部に小麦・大豆・りんごを含む）
■内容量：840g×2本
■賞味期限：この時は購入時より約10か月
■保存方法：直射日光及び高温多湿の場所を避け、常温で保存してください。
※開栓後は冷蔵保存し、お早めにご使用ください。
■価格：848円（2022年1月 時点）
■栄養成分表示（100g当たり）
エネルギー：160kcal、たんぱく質：2.3g、脂質：0g、炭水化物：37.6g、食塩相当量：5.6g

840gが2本でセット。合わせると1680g！ たれでこの量は業務用って感じですね。

1本あたりの価格は424円となっています。これが高いのか安いのか比較しにくいですが……後でご紹介するプルコギのレシピでいうと、1人前にたれを50g使用するので、1本で16.8人前分。プルコギを作るのに1人前のたれの価格は約25円程度となります。4人家族なら1回分100円程度。市販のたれとしてはお手ごろ価格です。

日本のボトルに入った調味料とかドレッシングとかって「g」ではなく「ml」で量が記載されていることが多いので840gってどのくらい？ と思いますよね。片手で持てるけどずっしりしているので、開封したばかりの時期は、ちょっと使うのに疲れます（笑）。

開封前は常温で保存可ですが、開封後は要冷蔵。大きいので保管場所も考えてから開封した方がいいです。

ちょっと使いにくいのが容器の口部分。日本のこのサイズの容器って、ほとんどが口部分に注ぎ口のついたキャップがついていたりすることが多いと思うのですが、プルコギのたれは封を剥がしたら口がそのままの状態で蓋をするだけ。

ドバっと出て失敗する確率高めなので、慎重に傾けているのですが、私はそれでもよく失敗します。しかも、口につきやすく、それが後々垂れてくるんですよね……。拭き取ったつもりでも、後でみると冷蔵庫が汚れてしまった！ なんてことも。我が家では、封を1/3だけ剥がして使用し、大量に出ないようにしています。

プルコギのたれの特長といえば、梨やリンゴを使っていること。これはフルーティーな甘みをつけるだけでなく、お肉を柔らかくする効果があるから。たまねぎにも同様の効果があります。醤油ベースにこれらのすりおろしと、にんにくやしょうが、白こしょうなどが加わり、甘いけれどスパイシーなパンチのある味になっています。

プルコギのたれはそのままなめてみると、かなり甘めで濃い味。甘口の焼き肉のたれとして、BBQのときに使ってもOK！ スパイシーですが、甘さが強いので子どもでも食べやすい味です。野菜スティックなどのディップとしても◎。

いろいろな材料を使った合わせ調味料として活用するのも便利です。プルコギに限らず、さまざまな料理の味つけに使えます。

炒飯やドレッシングに旨みをプラスする隠し味としても◎。

下味をつけながら、お肉を柔らかくしてくれる漬けだれとしても優秀！ 韓国料理だけでなく、和食でも中華料理でも、意外にマルチに使えます。

プルコギの作り方がパーケージに紹介されているので、まずは忠実にこの作り方で作ってみると、使い方やどのように仕上がるのかわかるので◎。プルコギチャプチェやプルコギサンドも載ってます。

【材料（3人分）】
・プルコギのたれ……150g
・牛又は豚肉……300g
・にんじん……100g
・たまねぎ……100g
・長ねぎ……100g
・ごま油……5g
・炒りごま（白）……少々

「お好みで、しめじ、しいたけ、竹の子などの野菜を加えると、よりおいしくヘルシーです。」とのことなので、しいたけを3枚材料に追加してみました。

【作り方】
① にんじん、たまねぎ、長ねぎ、しいたけ、肉を食べやすい大きさに切る。
② 肉をプルコギのたれに30分ほど漬け込んでおく。
③ 熱したフライパンにごま油をひき、肉と野菜を入れて炒める。
④ さらにごま油（分量外）を加えてひと炒めし、仕上げに炒りごまを振りかける。

簡単に言うと、お肉をプルコギのたれで漬け込んで、野菜と一緒にごま油で炒めるだけ。ほかの調味料は加えなくても、ちゃんとおいしいプルコギができました！ 野菜もたっぷりですが、これがちょうどよく、お肉も柔らかに仕上がりました。

漬け込んでおくことで、お肉に水分が吸収されたりもして、野菜と一緒に炒めはじめても思ったよりも水っぽくならず、いい感じ。

実は、個人的には甘すぎる……と思っていたプルコギのたれでしたが、たっぷり野菜を使えば、甘すぎるということもなくなり、子どもも大人も好きな味に。これだけで味が決まるというのはイイですよね！ もちろん、お好みでこしょうを加えたり、醤油を加えたりしてもOK。

プルコギのたれはBBQのお肉の下味つけや、唐揚げの下味つけにぴったり。この味つけなら我が家で文句を言う人がいないので、よく使います。昨年のクリスマスにはチキンレッグをプルコギのたれで味つけ。

【材料】
プルコギのたれ、骨つき鶏もも肉、にんにく、塩こしょう

【作り方】
① 味がよく入るように鶏もも肉にフォークで何ヶ所も刺し、骨の横には切り込みを入れておく。
② ポリ袋に入れ、プルコギのたれ、潰したにんにく、塩こしょうを加えて揉み込み、空気を抜いて口を縛ってひと晩置く。
③ オーブンバットに皮を上にして並べ、200℃に予熱したオーブンで20～30分焼く。

たれは骨つき肉にいきわたる量で、にんにくと塩こしょうは入れなくてもOKです。ひと晩じっくり漬け込んだチキンレッグはしっかり中まで味も入り、とっても柔らかで好評。皮はパリッと焼きあげてくださいね♪

いろいろなメニューに使える肉そぼろをプルコギのたれで作りました。辛いものが苦手な方はコチュジャンを甜面醤に変更したり、アレンジしてください。

【材料】
・プルコギのたれ……大さじ2～3
・豚ひき肉……500g
・コチュジャン……小さじ1/2～1
・にんにく……1片
・しょうが……1片
・塩こしょう……適量
・油……小さじ1

【作り方】
① フライパンに油を引き、みじん切りにしたにんにくとしょうがを炒める。
② ひき肉を加えて炒める。
③ プルコギのたれ、塩こしょう、コチュジャンで味つけをする。

もやしやほうれん草のナムルとご飯に乗せてビビンバにしたり、うどんなどの麺にかけたりしても◎。野菜炒めと一緒に乗せて生卵と一緒に混ぜて食べる丼は、我が家の定番メニューです。いつもは砂糖、しょうゆ、みそなどで味つけしていましたが、プルコギのたれを使うと深みが出ました。

お肉だけじゃなく、シーフードにも合います。バターとの相性もいいのでおすすめ。

【材料（2人分）】
・プルコギのたれ……大さじ1
・シーフードミックス……200g
・バター……10g
・ブラックペッパー……お好みで

【作り方】
① フライパンにバターを入れて溶かす。
② シーフードミックスを入れ、軽く炒めたらプルコギのたれを加えて軽く炒めて完成。お好みでブラックペッパーを振りかける。

シーフードミックスは、加熱しすぎると縮んでしまうので、冷凍ものはあらかじめ解凍しておくと◎。

マヨネーズとの相性もいいので、ポテトサラダの隠し味に加えて奥行きのある味に♪

【材料（4人分）】
・プルコギのたれ……大さじ1
・ツナ缶……1缶
・じゃがいも……4～5個
・きゅうり……1本
・たまねぎ……1/2個
・マヨネーズ……大さじ3
・塩こしょう……適量

【作り方】
① きゅうりは輪切りにして塩を振って、しんなりしてきたら絞って水を切る。たまねぎは薄くスライスして水にさらし、絞って水を切っておく。
② じゃがいもを茹でて粗目につぶす。
③ ①②とツナ、プルコギのたれ、マヨネーズ、塩こしょうを混ぜて仕上げる。

コストコで販売しているbibigoのプルコギのたれは、おうちで簡単にプルコギが作れる便利なたれ。梨やりんご効果でお肉が柔らかくなり、子どもでも食べやすく、味も決まるので使いやすいです。プルコギ以外にも幅広く使えるので、万能な合わせ調味料として活躍してくれますよ♪