【老後に住みたい移住先ランキング】老後に住みたい移住先の条件は「近隣に●●がある」住みたい移住先1位は「●●県」
AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」は、全国の男女500人を対象に「老後に住みたい移住先」についてアンケート調査を実施し、そのデータをランキングにしました。
老後の移住先、どうやって選べばいい?
「老後は、現在とは別のエリアに移住したい」と考えている人も多いかもしれませんね。
移住を考えた際に気になるのが「どうやって移住先を選べばいいのか」「おすすめの移住先はどこか」です。
そこで行われた今回の調査。いったい、どんなランキングになったのでしょうか。
老後に住みたい移住先の条件は、「近隣に商業施設がある」こと
全国の男女500人に「老後に住みたい移住先の条件」を聞いたところ、1位は「近隣に商業施設がある(47.4%)」でした。2位「近隣に医療機関がある(31.4%)」、3位「交通の便が良い(26.4%)」と続きます。
「商業施設」「医療機関」「公共交通機関」の有無など、生活の便利さを重視している人が多数。年齢を重ねると車を手放す可能性もあるので、「徒歩圏内によく使う施設が揃っているか」「車がなくても移動できるか」は重要です。
自然や気候よりも、便利さを重視する人が多いとわかります。
<1位 近隣に商業施設がある>
・徒歩圏内にスーパーがある(38歳 女性)
・徒歩圏内で生活必需品がそろう場所(47歳 男性)
・徒歩10分圏内に大型ショッピングセンターがある(56歳 女性)
食料品や日用品が徒歩圏内で買えたら便利です。そのため「近くに商業施設があること」を条件として挙げた人が多数いました。
<2位 近隣に医療機関がある>
・徒歩圏内に内科医と整形外科があること(35歳 男性)
・近くに病院がある(48歳 女性)
・大きな病院がある(50歳 男性)
年齢を重ねると医療機関にかかることも増えてきます。そのため病院やクリニックが通いやすい場所にあることも重要です。「入院にも対応できる総合病院があると安心」という意見も複数ありました。
<3位 交通の便が良い>
・車以外の交通手段が充実している(37歳 女性)
・駅から徒歩10分以内(47歳 女性)
・都心部にほど近く、公共の交通機関が充実している(58歳 男性)
車を所有していなくても暮らせるよう、交通の便を重視している人も多数。住んでいる場所が郊外でも、公共交通機関で都市部まで出られれば、特別な買い物などにも便利ですね。
老後に住みたい移住先1位は「沖縄県」に
全国の男女500人に「老後に住みたい移住先」を聞いたところ、1位は「沖縄県(75人)」でした。以下、2位「東京都(56人)」、3位「北海道(43人)」、4位「神奈川県(38人)」と続きます。
暖かくて海もある沖縄を選んだ人が多数。「沖縄」や「北海道」などは、自然を感じながら暮らせそうです。
一方利便性を重視する人は、「東京」「神奈川」「千葉」など関東圏の都道府県や、「福岡」「大阪」など各地方の主要都市を選んでいると考えられます。
<1位 沖縄県>
・海がとてもキレイで、自然が多い。バスでどこにでも行けるため不便ではないから(19歳 女性)
・海がキレイで好きだし、のんびりしたイメージがあるので穏やかに過ごせそう(35歳 男性)
・のんびり自分のペースで過ごせそうですし、あたたかい人が多そうだから(54歳 女性)
リゾート地としても人気の県ですから「住んでみたい」と思う人も多いのではないでしょうか。「暖かくてのんびりできそう」「海がキレイ」などのコメントが多数寄せられています。
「海の近く」「温暖」「自然豊か」という移住先の条件にマッチしていますね。また「おおらかで優しい人が多そう」と、県民性を理由として挙げた人も目立ちました。
<2位 東京都>
・徒歩圏内になんでもあるため、生活に困ることがなさそう(23歳 女性)
・田舎に比べて便利で、イベントなども多くて楽しめるから(35歳 男性)
・老後の仕事や、体力低下後の移動手段がある。年間通して比較的暖かい。医療が充実している(49歳 女性)
商業施設も医療機関も豊富で公共交通機関も充実しているため、「やはり東京は便利」という回答が多数。家賃や住宅の価格は高いものの、「生活の利便性を考えれば、東京が住みやすい」と考える人も多いようです。
またシニアになっても働くことを考えていて、「仕事の多い東京なら安心」という理由を挙げた人もいました。
<3位 北海道>
・暑い気候が嫌いなので、夏になってもカラッとしている北海道が良いと思いました(26歳 女性)
・北海道が地元なので、友達や知り合いが多い。札幌だと徒歩圏内にたくさんお店があるので暮らしやすいと思う(39歳 女性)
・札幌市。病院や公共交通機関も充実しており不自由はしなさそう。自然も多く心身ともにリラックスできそう(42歳 男性)
「自然の中でのんびり暮らせそう」「食べ物がおいしい」「涼しいところに住みたい」などの回答が寄せられました。自然や食べ物などを重視する人が多い印象です。
具体的な都市名では札幌が目立ち、理由としては「都会なので便利」「街がキレイ」などが挙げられています。
まとめ
老後の移住先を選ぶ条件としては「生活するのに不便がないこと」「車を手放しても生活できること」を挙げた人が多くなりました。
将来的な免許返納を見据え、「商業施設」「医療機関」が近くにあり、交通機関が充実しているエリアを候補とする人が多いとわかります。
加えて「自然がありのんびりできる」ことを挙げた人も目立ちました。そのため移住先の条件を満たすエリアとしては、「首都圏のやや郊外」「各地方の主要都市」「観光地」が人気に。
「老後はのどかな地域で暮らしたいが、都会の便利さは捨てがたい」と考えるなら、ほどよく田舎でほどよく都会なエリアを候補とするのがよさそうですね。
調査概要
調査対象:全国の男女
調査期間:2023年3月3日~3月7日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性319人/男性181人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 14.6%/30代 35.2%/40代 26.4%/50代 17.8%/60代以上 5.6%
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