
家庭学習を幼児に身に付けさせる!幼児期におすすめの教材5選
塾や図書館で勉強をするほか、学生がファストフード店や商業施設のフードコートなどで勉強をしている光景を目にすることありませんか。自宅で勉強をしない子が増えている昨今ですが、今回は幼児のうちに家庭学習を身につけるメリットとおすすめの教材をご紹介します。
幼児期に家庭学習に慣れさせる方法・ポイント


今は通信教育やネット塾など自宅で勉強ができる教材が豊富です。幼児期に家庭で学習する習慣をつける方法やポイントをおさえておきましょう。ほんの少しの手間と時間でメリットの多い家庭学習を身につけることができるかもしれません。
毎日10分など時間を決めて習慣をつくる
幼児が集中できる時間はどれくらいなのでしょう。小学校低学年が15分くらいと言われているので、未就学児は10分程度が限界と言えるでしょう。ここで大切なのは”毎日時間を決めて行うこと”です。日々の生活時間のなかに家庭学習時間を入れれば、食事やお風呂と同じような位置づけになり自然と身につきますよね。習慣がつくまでは声かけや一緒に取り組む姿勢が必要となるでしょう。
親が勉強している姿を見せる
子供が家庭学習をしている間、親がどのように過ごしているかが重要です。学習方法を子供自身がつかめるまでは一緒に取り組んだり、わからないところはすぐ教えてあげられるように側について一緒に考えてあげるなどサポートをしましょう。子供が少し慣れてきたからと言ってスマホをいじったりテレビを観たりせず読書をするなどの意識を。親が集中している姿が一番の説得力となり、子供の習慣づけにつながります。
学習したものをチェックして声をかける
始める前に「今日やること」を子供と一緒に決めて計画を立てるとよいでしょう。教材によっては”めやすじかん”が書かれているので参考にしてください。一緒に取り組めたときは終わった直後にチェックをしますが、一緒に取り組むのが叶わないときでも終わった教材をチェックして「よくできてたよ」「ここはもう一回やってみようか」などの声かけをしてください。”見てくれる”という安心感や”褒めてくれる”という嬉しさが子供との信頼関係につながります。無理強いや、やらせっぱなしはやめましょう。放置しないように楽しくできるような心がけが重要です。
人気の幼児教育教材を取り入れてみる
子供の成長や興味は個々によって違いがあるため、お友だちが楽しめている教材でも我が子は夢中にならなかったりということも珍しくありません。人気の幼児教育教材には幼児の心をくすぐる工夫や能力を引き出す研究がされています。飽きずにできる教材が見つかるまで、どんなスタイルがよいか様々な教材を取り入れるとよいでしょう。
幼児教材の選び方・チェックポイント


毎月届く教材か一括か
毎月届く教材の場合、1ヶ月以内のペース配分がしやすいので学習計画を立てるのが楽かもしれません。また、毎月送られてくる教材が楽しみという声も多いようです。ほかには次のようなメリットがあると言われています。
■一貫性のある教育
成長に合った内容やテキストがステップアップするなど毎月届く教材には一貫性があります。
■適度な量
毎月、こなせるであろうと思われる量の教材が届くのが魅力です。一括だと大量の教材が入った箱が届き、モチベーションを維持するのが難しいかもしれません。
■いつでも退会が可能
子供が興味をもたない、子供に合わない場合は、いつでも退会可能というのが基本のようです。年間や半年分を前払いしていても、退会の時点で返金されるので安心です。(※退会および返金制度に関してはご確認ください)
一般教育や英語など教材の種類はどれにするか
0~3歳くらいまではあいさつや言葉、数の数え方、食事やお出かけ先でのマナーなど生活にかかわる一般教育的なものが多く、家庭内のしつけをわかりやすく楽しくサポートしてくれる教材があります。ほかには英語の教材も人気ですが、教材の種類はさまざま。テキストブック(プリント)で実際に見る、ふれる、書くなど五感を使って体験をしながら学ぶ教材、小学生以上に人気のタブレットを利用して行うオンライン教材、動画教材などがありますが、幼児には体感型の前者がおすすめだと思います。
どのように成長してほしいかを考え、ご家庭の方針や子供の個性を見ながら決めるとよいでしょう。
レベルは子供に合っているか
乳幼児のころは2歳対象といっても個人差があれば、2歳1ヶ月と2歳11ヶ月では成長に大きな差があるように、教材もその子のレベルに合ったものを選ぶのが、長く続けられるポイントとなるようです。
無料サンプルはよい参考材料になる
ほとんどの教材は本契約を行う前に、お試しやサンプル教材を取り寄せて体験することができます。
■子供が興味をもっているか
■ママやパパが教材を見て、学習させたいと思う内容か
■必要がないと思う教材は多くないか
■届く教材の量は適度か
■費用対効果を実感できそうか
■コストが家計の負担になりすぎないか
■安心して子供に与えられる教材か(内容や素材など)
■サービスの内容は満足できるか
など、細かい視点で客観的に見た上で入会もしくは契約をするとよいでしょう。決して焦りや勢いだけで決めないのが後悔しないポイントです。
口コミでも人気!おすすめ幼児教材・通信教育


こどもちゃれんじ
言葉や生活習慣、数や図形、英語まであらゆる分野の学習ができる教材が揃っている人気の高い通信教育です。0歳児から「映像」「エデュトイ」「絵本・ワーク」で五感を通じて始められ、しっかり取り組み継続すれば家庭学習が身につき、やがて小学生・中学生・高校生へと習慣がつながっていく期待もできます。教材によく登場する”しまじろう”は子供たちに大人気のキャラクターです。
●ベネッセコーポレーション 公式サイト「しまじろう」
http://www2.shimajiro.co.jp/index.html
ドラゼミ
ドラえもんと楽しく学べる通信添削学習。3歳からの年少コースから始まり「もじ・かず」を中心に段階的なカリキュラムを通じて小学校の土台となる基礎学力を構築し、自ら学ぶ習慣を身につけられます。また、迷路遊びや間違い探しなどを通して発想力や考える知恵も育めます。
●小学館集英社プロダクション 公式サイト「ぷちドラゼミ」
https://www.shopro.co.jp/dora/puchidora/index.html
学研 通信講座
3~6歳を対象とした「幼児 もじ・かず・ちえコース」では、”さんすう・こくご・えいご(えいごは年長から受講)”。イラストや図形がいっぱいの教材で楽しく無理なく毎日取り組み、月2回添削を受け100点になるまで繰り返しやり取りをしてくれます。学年の枠にこだわらず、わかるところから学習を積み上げ個別カリキュラムや保護者と担任の連絡ノートにより学習の様子を共有。一人ひとりに合った個別指導でサポートしてくれます。
●学研通信講座
http://www.gakken.jp/tsushinkoza/lineup/san_koku_ei/yoji/index.html
幼児ポピー ポピっこ
小学校以降の学びと成長をぐんぐん伸ばすための準備を育む幼児教育の教材です。2~3歳児「ももちゃん」、3~4歳児「きいどり」、4~5歳児「あかどり」、5~6歳児「あおどり」と各年齢ごとに生活・文字・数・自然・人とかかわること・体を使うことなどたくさんの「好き」を生み出し、生きる力と賢さの基盤をつくるきっかけになりそうですね。
●幼児教育の教材「幼児ポピー ポピっこ」
https://www.popy.jp/yoji/
はっぴぃタイム
右脳教育や右脳トレーニングで知られる七田眞氏が監修した、七田式教育法を幼児でも実践できる知育教材と通信教育による学習システムです。2~4歳児向けの「はっぴぃタイム」と4~6歳児向けの「もっとはっぴぃタイム」の2コースがあり、右脳力をアップさせる遊び感覚のDVDや鉛筆をもつ習慣づくりになるワークブック、右脳のイメージをぐんぐん活性化させてくれるオリジナル絵本など楽しい教材が毎月(全12回)届きます。
●七田式家庭学習システム「はっぴぃタイムシリーズ」
http://www.shop-beanstalksnow.jp/shop/happytime/
まとめ
家庭での学習習慣を幼いころからつけるには、子供自身が楽しんで学べる教材選びが大切なようです。0歳から始められる教材もあるので、まずは無料サンプルを取り寄せて体験を。教材を与えるだけではなく、パパやママも一緒に取り組み無限で未知な子供の能力を見出していきたいですね。