「桃太郎になるなら鬼退治に連れていく動物は？」の質問で、論理的思考力が鍛えられる！『おしゃべりゲーム』#4

毎日のちょっとした会話の中で取り組めて、考える力がぐんぐん伸びる！「考える力を身につけること」を重視している学習塾のかたばみ塾（東京都江東区）が考案した「おしゃべりゲーム」をご紹介します！

ステップ1
まずは桃太郎の話を知っているか確認します。
桃太郎のお話は覚えてる？
どんな話だったかな？

桃太郎が鬼ヶ島に連れていった動物はなにかな？

ステップ2
桃太郎の目的を確認しましょう。
桃太郎は鬼ヶ島に行って、なにをするんだっけ？

ステップ3
鬼退治ではなにをするのかを考えて、それができる動物を考えましょう。連れていきたい動物が決まっている場合は、その動物はどんなことができるか考えます。
鬼退治はどうすればできるかな？
それができる動物はなにかな？

連れていきたい動物は決まっている？
その動物はなにが得意かな？

【必要なものをまずは考える！】
「鬼退治」という目的を達成するために、鬼ヶ島に連れていく動物を決めることで、論理的思考力を鍛えます。どの動物がなにをするのか役割を決めて、足りていない部分はそれができる動物を考え、目的の達成を目指します。それにより計画性も身につきます。

なにか目的を達成するためには、まずは計画を立てる必要があります。目的達成のためになにをすればよいのか、なにが必要なのか、などを順番に考えることが論理的思考です。 その過程で、目的達成への道筋を思い浮かべることは想像力へ、なにか新しいアイデアを考えることが発想力へとつながります。

桃太郎は多くの人が知っている昔話です。もしかしたら、「桃太郎はどうして、犬、猿、キジを連れていったのかな？」「もっとほかの動物をつれていけばいいのに」と思ったことがあるかもしれません。どんな動物が活躍するか考えて、自分だけの桃太郎像をつくってみましょう。意外な動物が鬼退治に役に立つかもしれませんね。

身近な乗り物を題材にして改良点を考えます。自転車に乗っていて、難しいところ、嫌なところがあるのなら、どうすればそれが解消できるのかを考えることにより、論理的思考力、問題解決能力を身につけます。また、もっとこうしたいという改良点を考えることで、発想力や想像力を高めます。

（著：かたばみ塾、イラスト： つむぱぱ『3~6歳 考える力がぐんぐん伸びるおしゃべりゲーム~発想力と語彙力が身につく! ~』（小学館クリエイティブ）より一部抜粋／マイナビ子育て編集部）

→『3~6歳 考える力がぐんぐん伸びるおしゃべりゲーム~発想力と語彙力が身につく! ~』のほかの記事はこちら

親子の楽しい会話で思考力UP!

思考力に特化した学習塾・かたばみ塾が考えた、考える力を伸ばすための遊び「おしゃべりゲーム」。
この本では、楽しく会話しながら自然と考える力が養われるゲームを100個紹介します。
子どもの「考える力」をはぐくむには、親子の会話がいちばんです! なぜなら、会話には思考力を育てるのに重要な「聞く・理解する・話す」の要素がつまっているから。日常会話をちょっと工夫するだけで、発想力と語彙力がぐんと伸びます。
「おしゃべりゲーム」は、道具を用意する必要はないのでどこでもできて、1回1分から始められます。お子さんが答えにつまった時の対応や、興味を持たせるための問いかけ例も詳しく解説しています。

思考力を身につけさせたいけれど、ドリルなどの教材は大変だし続かない……、と思っている方に是非おすすめの1冊です!

かたばみ塾（著）
「考える力」を重視した１対１の個別指導を行う学習塾（東京・江東区）。
常に「なぜ」という問いかけをすることで、生徒が自ら考えることを促す。
思考力養成コースでは、パズルや推理問題、かたばみ塾オリジナル思考力問題などを用い、楽しみながら試行錯誤して生徒の「考える力」を向上させる。
授業のコースは他に、トライ＆エラーを繰り返し問題解決能力や発想力を養うロボットプログラミングコース、問題を解く方法よりも解く過程における考え方を重視する受験・試験対策コースがある。『10 歳までの算数ひらめきトレーニング』『10 歳までの国語よみときトレーニング』（ともに成美堂出版）を監修。
ホームページ ：@momohosokawa

つむぱぱ（イラスト）
子育て世代に人気のクリエイター。
Instagram のフォロワー数は75.2万人。
家族の日常をほっこりとしたイラストで発信し、子育て世代を中心に幅広い世代から人気を得ています。
Instagram ：@tsumugitopan