公演中にむしろ”赤ちゃんに泣いてほしい”コンサート!? 泣き声を演出に使う音楽コンサート「親子で楽しむ秋の音楽絵本」開催

「子育てを日頃頑張るママにもリラックスして音楽を楽しんでもらいたい」との願いが込められた同作品。来場の赤ちゃんの泣き声を使った"新しいアートのかたち"として上演されます。

COCOHEのコンサートはすべての作品が0歳から入場OK、そして赤ちゃんの泣き声は演出の一部としています。

「秋の音楽絵本」は、赤ちゃんの泣き声を演出にわかりやすく取り入れ、観客と一体となって作られる舞台。

上記の動画は、前回の公演の様子。物語の終盤で赤ちゃんの泣き声を必要とする場面で、会場の赤ちゃんがどのように声を出したり、泣いてくれるかで印象が変化するシーンです。

生の舞台は一期一会の楽しさと美しさがありますが、同作はその時、その会場でしか味わえない特別な感動を赤ちゃんたちが作り出してくれる作品となっています。

一般的な音楽会では、たとえ「赤ちゃんが泣いてもOK！」とされていても、ママたちはやはり周りに気を遣い、赤ちゃんが演奏途中で泣いてしまわないか気が気でない場合も多いでしょう。

同社では「赤ちゃんが泣いていたらより作品が面白くなるようなコンサートを作れば、もっと安心してママやパパがコンサートを楽しんでもらえるのでは」と考えました。

COCOHEのコンサートは、たくさんの泣き声と共に上演されてきました。会場のママ・パパたちがお互い様という気持ちを持って参加しているため、これまでにクレームになったことはありません。

もちろん、赤ちゃんが不快であったり、辛いときは対応が必要ですが、例えば眠くて泣いてしまっているだけなら、寝かしつけをしながらそのままコンサート会場内で音楽を楽しめます。

同社では、「電車の中で泣いてしまい周りから心無い言葉に嫌な思いをした経験があるという方の話もよく耳にしますが、このコンサートホール内ではそういったことを一切気にせずお楽しみいただきたいと考えています」とコメントしています。

同社のメンバーやスタッフも子育て経験者が多く在籍しており、多くのママたちの子育て、育児の大変さに寄り添いながら運営。「短いようであっという間に過ぎていく子育ての時間を彩り、素敵な思い出にして欲しい」との願いのもと、このようなスタイルでの公演を続けています。

昨年の「秋の音楽絵本」を鑑賞したユーザーからも、

などの声が寄せられています。

秋の音楽絵本は、ジブリソング、ディズニーディズニーソング、童謡から本格的なクラシック音楽など秋の名曲を盛り沢山で届けるストーリー仕立ての音楽コンサートです。

あらすじ：
一人の少女が秋の山におにぎりを持ってやってきたところから始まります。そこでおにぎりを盗もうとする1匹のクマの子供と出会います。その時初めて出会った二人でしたが、はじめて会ったような気がせず、少女はお腹をすかせたクマにおにぎりを差し出しました。少女の優しさに触れ、二人はすぐに仲良くなり、その御礼にとクマの子は少女を自分の大好きな場所へ案内します。めぐる自然、めぐる命の美しさに感動した少女が命の尊さを感じるのでした。

予定演奏曲：
・ぼよよん行進曲
・はらぺこかまきり
・いのちの歌
・あいうえおにぎり
・ベートーヴェン ピアノソナタ「月光」第三楽章　ほか

神奈川県横浜市鶴見区、東京都大田区にて2日間・計4公演を実施します。

【横浜公演】
日程：2024年9月25日（水）
・午前の部 11:00開場／11:30開演
・午後の部 14:30開場／15:00開演
会場：鶴見区民文化センター サルビアホール

【東京公演】
日程：2024年10月2日（水）
・午前の部 11:00開場／11:30開演
・午後の部 14:30開場／15:00開演
会場：大田区民ホール　アプリコ小ホール

料金：全自由席
・大人 1,900円
・こども 900円（0・1歳はひざ上での鑑賞無料）

公演詳細URL：https://cocohe.jp/autumn2024/


ライズサーチ
https://cocohe.jp/

（マイナビ子育て編集部）