インフルエンザに感染したら帰省する?9割が「熱が下がっても、帰省予定は見直す」と回答
メディカルフィットは12月26日、帰省する・される立場にある人を対象に実施した「インフルエンザと帰省に関するアンケート」の結果を発表しました。
帰省中に感染リスクを感じるシーンは、「電車・新幹線・飛行機での移動」「食事」
今年の年末年始に、「帰省により家族や親族と集まる予定がある」と答えた人は70.5%でした。もし自分や家族内にインフルエンザの患者が出て、帰省の予定直前に熱が下がった場合どうするか尋ねると、47.5%が「帰省を中止する・断る」、38.0%が「日程をずらす」と答えました。全体の約9割が「中止」または「日程変更」という形で予定を見直す意向を示しています。
帰省先や同居する家族に、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある家族がいる割合は82.0%でした。
「帰省する側・両方の立場」の人に今年の帰省について尋ねると、7割が「積極的に帰省したい」「できれば帰省したい」と前向きに帰省を希望していました。理由は、「普段はなかなか集まれないので、お正月くらいは元気な姿を見せたい」といったものでした。約1割強は「あまり帰省したくない」「帰省したくない」と回答しており、その理由は「自分が感染源になったら怖い」「親や身内の子どもにリスクを負わせたくない」でした。
「帰省される側・両方の立場」の人に今年の帰省について聞いたところ、約半数が「積極的に来てほしい」「できれば来てほしい」と答えました。理由は、前項と同様に、「年に数回しか会えないので、できれば来てほしい」といったものでした。約3割は「あまり来てほしくない」「来てほしくない」と答えており、「高齢の両親への感染が不安」などを理由に挙げています。
帰省中、どの場面で感染リスクを感じるか尋ねると、最も多かったのは「長距離移動(電車・新幹線・飛行機)」(63.5%)で、「親族での会食や食事」(51.5%)が続きました。
コロナ禍の2020~2023年ごろと比べて感染症予防への意識はどう変化したか尋ねたところ、47.0%が「かなり高まった」「やや高まった」と答えています。しかし、24.5%は「やや下がった」「かなり下がった」と答えており、およそ4人に1人はコロナ禍のピーク時よりも予防意識が下がっていることがわかりました。
アンケート 概要
調査対象:帰省する・される立場にある方200名
調査期間:2025年12月4日~2025年12月9日
調査方法:インターネット調査
メディカルフィット
https://medical-fit.jp/
(マイナビ子育て編集部)
