子どもとお友達がトラブルに! どんなことを「やってしまった?」「やられた?」
子どもが外で遊んだり、保育園や幼稚園に通いはじめたりするとできるのが、お友達。楽しく仲良くしてくれればいいのですが、まだ感情のコントロールが未熟な分トラブルに発展してしまうケースも出てきます。今回は、我が子とお友達がトラブルになってしまった経験を持つママからの声を集めました。
子どもがお友達とトラブルを起こしてしまったことがありますか?
「子どもがお友達とトラブルを起こしてしまったことはありますか?」という問いかけをしたところ、「ある」と回答したママは約30%いました。実際に「我が子がやってしまった」という人だったり、逆に「やられてしまった」という人だったりと、立場は違えどママの心中は穏やかなものではありませんよね。
今回は「それはどのようなトラブルで、どう対処したか?」についてまとめました。それでは早速見ていきましょう。
我が子がトラブルの原因を作った立場
お友達の持ち物を
子どもとお友達の持ち物が同じものだと、誤って持ち帰ってしまうことはありがちです。名前が書いてあればいいですが、名前がなかったり、字が読めない年齢だったりすると、子どもは見分けがつきにくいもの。名前を確認するように注意を促すか、シールなどで「目印」をつけたりするといいかもしれませんね。
お友達の持ち物を壊してしまった場合は、”まったく同じもの”または”同等の品物”を渡すか、”金額が同等の品物”を買って渡すのがベストです。もちろん、直接謝罪か電話でお詫びもしましょう。
お友達に危害を与えてしまった
力加減がわからない子ども同士のことなので、どうしても「噛んだ」「たたいた」という場面には出くわしてしまいます。パパやママが一緒にいるときは目が届きやすいため、すぐに謝罪ができますね。子どもも「悪いことをしたら謝る」ことを学ぶいい機会です。
また、保育園などの先生から報告を受けることもあるかもしれません。お互いさまだという考えもありますが、先生とも相談しながら、いち早く先方へ謝罪することは大事なことです。
トラブルを起こしがち
元気がよすぎたり、周囲と歩調が合わせられなかったりすることが原因で、トラブルを起こしてしまう子どももいます。トラブルを起こすたびに呼び出されるのも、親としては大変なことでしょう。しかし、そのトラブルの要因で将来的に苦労するのは子ども自身。原因を先生と確認しながら、環境を変えてあげたり、子どもに行動を改めるよう少しずつ導いていけたりするといいですね。
我が子がトラブルに巻き込まれてしまった立場
ケガをさせられた
子どもがお友達にケガをさせたのに、なぜ相手の親は謝罪をしてこないのか、悶々としますよね。考えられる理由としては、「相手の親もその場にいたけれど、直接見ていないのでスルー」だったり、「そもそも相手の親が事実を知らない」「先生が間に入ってくれていない」など、うやむやな状態に陥っている可能性もあります。
損害を被った
我が子が石で頭を叩かれるだなんて、想像しただけでゾッとします……。投稿者さんのお子さんにケガはなかったようですが、心のケアも気になりますね。加害者側の親も、自分の子どもの言い分を信じていた分、ウソをつかれていたことがわかると、絶望的な気持ちになりそうです。
自転車のコメントは、”いじめっ子”と表現していることから、普段から何かしらの被害を受けていたのかもしれませんね。被害にあっていたのは、投稿者さんの子どもひとりだけではないのかも。相手の家に乗り込んだあとのお話が気になります……!
まとめ
公園や福祉施設、保育園、幼稚園など、子どもが集まる場所は、お友達を作る絶好のチャンスですが、自我が芽生え始めた子ども同士がぶつかることもあり得ます。
もし、子ども同士のトラブルが起きてしまった場合は、いち早く正確な状況を把握することが先決です。また、我が子がお友達にケガをさせるなど”やってしまった”場合は、できるだけ早めに誠心誠意の謝罪を入れましょう。今後もおつき合いが継続する可能性もあるでしょうし、噂は瞬く間に広がるため、”しこり”を残さないようにすることがポイントです。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年4月28日~5月24日
調査人数:128人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)
