クリスマスらしさを演出する【クリスマスレシピ】手軽に作れるおすすめ6選！

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

クリスマスのメニューとなると、いつもの料理よりもちょっと見栄えよくしたり、豪華にしたり、特別感を出したいですよね。とはいえ、すごく手のかかるような料理は用意するのが大変……。

そんなときは、クリスマスらしさを演出できる要素を少し取り入れるようにすると、グッと雰囲気が出せます。

今回は定番のもの～色や形をうまく取り入れて、クリスマスらしさを出せるメニューをピックアップしましたので参考にしてみてください。

まん丸のパンを使って、可愛いトナカイとスノーマンのサンドウィッチにしました。はさむ具材はお好みで変えてください。

トナカイサンド 材料（1個分）
・黒糖ロール……1個
・スライスチーズ……1枚
・ハム……1枚
・ミニトマト……1個
・れんこん……輪切り1枚
・レタス……適量
・海苔……適量
・乾燥スパゲッティ……適量
・マヨネーズ……適量

スノーマンサンド 材料（1個分）
・ふわしろロール……1個
・オレンジ……1/8個
・キウイ……1/8個
・チェリー……1個
・海苔……適量
・乾燥スパゲッティ……適量
・マヨネーズ……適量

今回は丸い形のロールパンを使用。ふわしろロールはクリームが入っているので、それも活用します。

トナカイサンドの作り方
① 黒糖ロールを横半分にカットし、切り口にマヨネーズを塗ってからレタスをのせる。トナカイの首の位置にレタスの先のひだが見えるように置く。
② ハムを十字にカットし、パンからはみ出ないようにずらしながらのせる。
③ トナカイの口まわり用にスライスチーズを丸い抜き型で抜き、残りをハムと同じくパンからはみ出さないようにのせる。
④ れんこんをフライパンで焼き、中心を切り取って角にする。海苔をカットして顔のパーツを作る。
⑤ パンをのせて、抜いたチーズを真ん中に貼る。ミニトマトに乾燥スパゲッティを刺して鼻の位置に固定。
⑥ れんこんを角の位置にはさみ、カットした海苔に薄くマヨネーズを塗って貼りつける。

スノーマンサンドの作り方
① ふわしろロールを横半分にカットし、中のクリームを切り口に塗る。
② スライスしたオレンジとキウイをはさむ。
③ 海苔をカットして目を作る。
④ 三角にカットしたオレンジを鼻の位置に乗せ、海苔には薄くマヨネーズを塗って貼る。チェリーに乾燥スパゲッティを刺して頭に固定する。

※乾燥スパゲッティは食材の水分を吸ってやわらかくなるので、そのまま食べられます。やわらかくなれば固定する力は弱まるので、落ちてしまうこともあります。スパゲッティを少量の油で焼いたり揚げたりするとふやけにくくなるだけでなく、スナックのようになり、すぐに食べることも可能。すぐに食べたいときや、崩れにくくしたい場合などは、そちらを使ってください。

※海苔を丸くカットするときは、丸い型を海苔に押し当てて跡をつけると目安になります。複数切り出すときは、海苔を重ねると厚みも出て切りやすく、1度にたくさん作れます。

トマトの鮮やかな色のポタージュにリース模様をデコ。トマトの酸味を牛乳と生クリームでマイルドに仕上げています。

材料（4～5人分）
・トマト缶……1缶
・たまねぎ……1個
・じゃがいも……1個
・ブロッコリー……少量
・牛乳……300ml
・生クリーム……100ml
・水……200ml
・固形コンソメ……1個
・バター……10g
・塩こしょう……適量

作り方
① たまねぎとじゃがいもをサイコロ状に切り、鍋に入れてバターで炒める。
② トマト缶、水、コンソメを加え、中火で15分程度煮る。
③ ブレンダーでかき混ぜる。
④ 牛乳を加え、温める。
⑤ 生クリームと塩こしょうを加え、ひと煮立ちさせる。
⑥ ブロッコリーをゆで、蕾部分を取ってカップに注いだポタージュに丸く散らす。生クリームもたらして、リース模様を作る。

※ブレンダーやミキサーがなければ裏ごしでもOK。粒が気にならないならばマッシャーでつぶす程度でも大丈夫です。
※牛乳や生クリームを加えたら、沸騰させないようにします。
※生クリームは全量を加えず、デコレーション用に少量を残しておくといいです。

たっぷり野菜がとれますよ♪

クリスマスカラーそのもののカプレーゼは、クリスマスにぴったり！ 通常はモッツァレラチーズを使いますが、水切りヨーグルトで代用して軽い仕上がりに。クセが無く、瑞々しくクリーミーな味わいになります。水切り具合によって固さが変わり、水を切れば切るほど濃厚になります。

材料（3～4人分）
・プレーンヨーグルト……200g（水切りして100g以下）
・トマト……1/2～1個
・バジル……10枚程度
・オリーブ油……適量
・塩こしょう……適量

作り方
① ボウルにざるをセットして、キッチンペーパーを2枚重ね、ヨーグルトを入れてひと晩置く。
② さらに2枚キッチンペーパーを重ねて、きゅっと絞る。
③ トマトをいちょう切りにしてバジルをのせ、上に水を切ったヨーグルトをのせる。
④ オリーブ油をかけ、塩こしょうをふって完成。

※ヨーグルトから出た水分（乳清）は栄養も豊富で、ヨーグルトの風味もあります。飲み物や料理に入れて活用してください。

クリスマスの定番のメインディッシュといえばローストチキン。この時期になると使いやすいサイズのものが出回るので、おうち用にもいいですよね。

さまざまな味つけがありますが、簡単なのが焼き肉のタレ。たんぱく質をやわらかくする効果があるりんごや梨を使用してあるものも多く、漬け時間を長くすれば、厚みのある肉でも中まで味も浸透し、やわらかく、おいしく仕上がります。

材料
・骨つき鶏もも肉（手羽元などでもOK）……好きなだけ
・焼き肉のタレ……全体にいきわたるくらい
・にんにく……1～2個
・塩こしょう……適量

※使う量は食材にいきわたればOK！ 適当でも大丈夫！

作り方
① 味がよく入るように鶏肉にフォークで何ヶ所も刺し、火の通りをよくするために骨の横には切り込みを入れておく。
② 焼き肉のタレ、潰したにんにく、塩こしょうを加えて揉み込み、冷蔵庫でひと晩置く。
③ オーブンバットに皮を上にして並べ、200℃に予熱したオーブンで20～30分焼く。

※鶏肉のサイズや厚みによって、漬け時間や加熱時間を調整してください。

漬け込んでオーブンで焼くだけなのでとっても簡単。皮はパリッと、中はしっとり仕上がります。

骨つきの肉のほうが雰囲気も出ますし、おいしいのですが、小さな子どもだと食べにくかったり、手に入らなかったりもしますよね。そんなときは、いつものもも肉をカットしたものでも大丈夫！

ごまをふったり、ショウガを加えたり、お好みでほかの調味料も加えてもイイですよ。

フライパンで作るパエリアは、みんなでワイワイ食べるパーティにオススメ。クリスマスには通常のごはんよりもメニューが多くなることもあるので、今回は小さめフライパンで作った分量を紹介します。容量の多いフライパンやホットプレートでたくさん作っても◎

材料（1人分）
・米……1/2合
・鶏もも肉……1/2枚
・エビ……4尾
・たまねぎ……1/4個
・にんじん……2㎝
・トマト……1/2個
・にんにく……1片
・パセリ……適量
・水……100ml
・コンソメ……1/2個
・カレー粉……小さじ1/2～1
・オリーブ油……大さじ1
・塩こしょう……適量

作り方
① フライパンにオリーブ油をひき、みじん切りにしたにんにくを炒めて香りが出たら、食べやすい大きさに切った鶏もも肉を加えて焼き色をつける。
② 塩こしょうをふって下味をつけ、みじん切りにしたたまねぎ、にんじんも加えて炒める。
③ 米（洗わない）を加えて弱火で3分ほど炒める。
④ 水、コンソメ、カレー粉を混ぜる。
⑤ フライパンに④を注ぎ入れ、ざく切りにしたトマト、殻と背ワタを取ったエビを米の上に並べる。
⑥ 蓋をして弱火で15分加熱して火を止め、そのまま蓋をして10分蒸す。
⑦ 米がまだ固かったら、水を追加で回し入れて蓋をし、追加加熱。
⑧ 蓋を外し、中火で水分を飛ばす。
⑨ 刻んだパセリをかけて完成。

※最後に蓋を外して底をカリッとするまで焼くと、香ばしく仕上がります。

トマトの赤とパセリの緑でクリスマスカラー♪ 緑はブロッコリーやアスパラガスでもいいですよね。

具材をもっと入れて豪華にしたり、味つけを変えてもOK！

クリスマスは「愛と思いやりの季節」ということで、ハートデザインもよく使われます。パルミエはハートの形のパイ。ベーコンを一緒に巻いて、大人も子どもも好きな味にしました♡

材料（1本分 15～18枚程度）
・冷凍パイシート……1枚
・ベーコン……3枚
・卵黄……1/2個分

※お好みでブラックペッパーや粉チーズを入れても◎。

作り方
① パイシートを冷凍庫から出して解凍し、ベーコン3枚並べる大きさに伸ばしてベーコンをのせる。
② 中心に向かって両端を3回ずつ折る。
③ 折りたたんでラップで包み、中心線を尖らせるように形を整えて、冷蔵庫で30分冷やす。
④ ラップを外し1cm幅にカットする。
⑤ オーブンバットに並べ、細くスリムなハートの形に整える。
⑥ 表面に卵黄を塗り、200℃に予熱したオーブンで10～15分焼く。

生地が膨らんで丸みを帯びたフォルムになることを計算し、先を尖らせて全体も細く整えてから焼くと、ちょうどよいハートの形になります。かなりキュッと引き締まったフォルムにしても、焼き上がりはコロンと丸みのある形になりますよ。

可愛いキャラごはんやデコごはんは子どもウケもイイですが、クリスマスメニューすべてを華やかにデコレーションしていると、いくら時間があっても足りません。

簡単なメニューにちょっとだけデコレーションをプラスしたり、クリスマスの色を意識するだけでも十分！ 少しでもクリスマスの雰囲気を感じられるだけで、子ども達は喜びます。また、簡単なメニューであれば、子どもと一緒に作ることもできますよ。

食器やカトラリーなどの力も借りて、献立を組み立ててみてくださいね♪