
身近なアイテムから見る!話題になった掃除アイディアを紹介
働くママは忙しい毎日を送っています。週末のお休みは掃除、家の片付けもしたいけれど、ゆっくり身体と心を休めたいというのも本音ですよね。「普段から少しずつキレイにできたら楽なんだけど」と悩めるママに、身近なアイテムを使った話題のお掃除アイディアを紹介します。アイディアをみんなでシェアして週末はゆっくり休養しましょう!
ママを助ける!三大掃除アイテム


歯磨き粉
洗面所に必ずある歯磨き粉は、実は便利なお掃除アイテム。本来の目的の通り、汚れを落とす成分・研磨剤が含まれています。汚れを落としたいときに、歯磨き粉をちょっとつけてこするのが◎。ミントの香りもよく、口に入れる物なので安心して使えます。
重曹
重曹は別名・重炭酸ソーダという名前で、熱を加えると分解されて炭酸ガスが発生します。この泡のブクブクが汚れを包み溶かし、落としてくれるのです。人と環境に優しいナチュラルクリーニングのアイテムとして有名で、お掃除用のものがドラッグストアで簡単に手に入ります。
酢(クエン酸)
常備しているおうちも多い酢は、カルシウムを溶かしたり、アルカリ性の汚れを中和するのに最適です。ただ、独特のツンとくる臭いが苦手な方や、米酢や黒酢などの特別なお酢を使っているお家ではちょっと使いにくいかもしれません。お掃除用には、同じ酸性物質でも臭いのないクエン酸が向いています。
歯磨き粉の掃除アイディア


鏡・ステンレスの曇り取り
お風呂場や洗面所の鏡や、水道の蛇口のステンレス部分を磨くのに歯磨き粉が使えます。少量出してクロスでこするだけでピカピカに。歯磨きのついでに、お掃除するといつもキレイな洗面台をキープできますね。ただし、研磨剤が入っているので、陶器でできている洗面台はこすって傷つけないように気をつけましょう。
油性ペン・クレヨンの汚れ落とし
テーブルや壁に書いてしまった油性ペンやクレヨンの落書きは、歯磨き粉で落とします。表面を軽くこすって落としてください。こすりすぎると逆に細かな傷をつけてしまい、他のよごれが付着しやすくなってしまうので要注意!!
シルバーアクセサリー磨き
指輪やネックレスなど、シルバーアクセサリーがなんとなく黒ずんできたら、歯磨き粉の出番です。眼鏡拭きなどの細かい繊維でできているクロスに少量をつけて磨いてください。専用のシルバークロスというものもあるので、普段のお手入れにはそちらをおすすめします。
重曹の掃除アイディア


洗濯槽の掃除
毎日使う洗濯機の洗濯槽は、裏側を洗うことができません。多くの方が、専用の薬剤を使っていると思いますが、実は重曹で掃除ができるのです。洗濯槽に最大量の水(できれば40℃くらいのお湯)をはり、重曹を1カップ入れてすすぎ、脱水します。洗濯槽の裏側のカビや汚れ落とし、消臭効果も期待できます。
カレー鍋の臭い取り
重曹には消臭効果もあります。カレーを煮た鍋は、台所用洗剤で洗ってもなんとなく黄色くなっていたり、臭いがついていたりしますよね。そんなときには、鍋に水を入れて重曹を振り入れ、煮立たせます。テフロン加工の鍋や表面に凹凸のある鍋は、特にカレーの臭いが残りがちなので、ぜひ試してみてください。
五徳の焦げ落とし
ガスレンジの五徳(バーナーリング)の焦げ付きにも重曹が役立ちます。鍋に五徳が浸るくらいの水を入れ、重曹を入れて火にかけてください。水200㏄に対して大さじ1が目安です。5分ほど煮立たせたら、そのまま放置します。しっかり冷めるまで待って、ブラシでこすります。
酢(クエン酸)の掃除アイディア


食洗機の掃除
「食器と一緒に庫内も洗っているから大丈夫」と思い込んではいませんか。食洗機は、食べ物のカスが貯まりやすく、湿度も温度も高いことからカビが繁殖しやすい絶好のスポット。1~3カ月に1回は、全体を掃除しましょう。掃除方法は、簡単で大丈夫!クエン酸を大さじ1~3杯程度、洗剤を入れる部分に入れて運転して下さい。高温で長時間かかるコースを選択するとより効果はUP。しっかり乾燥させて食洗機の掃除は完了です。
ケトルと排水溝の一石二鳥掃除
クエン酸は、ポットの水垢汚れによく効きます。毎日のように使う電気ケトルにクエン酸を入れてわかします。1リットルにつき大さじ1が目安です。わいた後は、しばらく放置。中身をそのまま捨ててしまいがちですが、ちょっと待って。クエン酸水になっている中身は、そのままスプレー容器に入れて、シンクの曇り汚れを落とすために使えます。もう一手間加えて、お風呂や台所の排水溝に重曹を振り入れてみてください。そこに、ケトルのクエン酸水を注げば、発泡して汚れがスッキリ落ちます。手も汚れないので、お茶をわかしたついで掃除ができますよ。
トイレパック
クエン酸水を使って、トイレを掃除します。普段のお手入れは、スプレーでひと拭きしてブラシで掃除が定番ですね。クエン酸は尿石にも効果がありますから、定期的にパックをしておくと臭いもなく、清潔なトイレになります。
便器の内側の溝は、ブラシで掃除しにくい場所のひとつ。クエン酸水で濡らしたトイレットペーパーを詰めて浸透させましょう。プラスチック製が多い便座よりも、陶器でできた便器の掃除の方がやっかいです。付着した尿石をメラミンスポンジで落とすと、微細な傷ができてかえって汚れがつきやすくなります。そのため、クエン酸でジワジワと溶かして落とす方法がおすすめです。タンクの水受けも、パックでキレイになりますよ。
まとめ
重曹やクエン酸は、ナチュラルクリーニング派にとっては身近なアイテムです。身体に害がないだけではなく、さまざまな場所や汚れに対応できるので、多くの洗剤を揃えずにすむところが魅力です。一度試してみると、自分の生活スタイルにあった掃除の仕方がわかります。パッと手に取れるアイテムでちょこっと掃除が、時短の基本。身近なもの上手に活用してお掃除テクニックを磨きましょう。