共働き家事 共働き家事
2021年06月30日 19:15 更新

キッチンリセットでもう汚れは残さない! 食洗器やシンクもピカピカなまま、やってよかった我が家の方法

「キッチンリセット」という言葉を最近よく耳にするようになりましたが、みなさんは一日の終わりにこれだけは欠かさずやっている……ということはありますか? 今回はキッチンの中でもシンクの汚れをつきにくくするために、我が家がやっていてよかったと思うことについて、いくつかご紹介したいと思います。

こんにちは。キッチンに立っているときは限界まで電気をつけず、外の明るさのみで家事をしていますankoです。

いつも暗がりで最後のリセットまでやってしまうのですが、先日久しぶりに電気をつけて家事をしたところ、普段は見えていなかった汚れを目の当たりにし、いかに自分が普段ズボラをしていたかということに気づかされました(恥)。

キッチンリセット

さて、今回の表題は「やってよかった我が家のキッチンリセット方法」。

キッチンのメーカーやシンクの形状などによっては多少の違いはあるかもしれませんが、あることをすることで汚れがつきにくくなったり、掃除の手間が省けるのだとすれば、それはとっても嬉しいことですよね。

まず最初はこちら!

① キッチンシンクの水垢汚れをリセット

キッチンリセット

キッチンの悩みのひとつとも言えるのがシンクの水垢ですよね。水垢は放っておくとどんどん汚れが蓄積していき、頑固な汚れと化してしまいます。

そこで我が家は毎日、布巾を使って拭き上げを行なっています。こちらに関しては、過去に執筆させていただいたものがありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

ここでよく言われるのが「拭き上げなんて面倒くさいのではないか……」ということ。正直、私自身も面倒くさくないかと言われれば嘘になります(笑)。

それに拭き上げをしたあと、絶対にもう水を流さないかというとそんなことはありません。夫が手を洗ったりしてシンクはおろか、周りまで水しぶきでビショビショ……なんてことは日常茶飯事なんです。なんなら洗い物を全て終わらせた後に、お茶を飲んだコップなどが再度登場してくることも。

キッチンリセット

だったらいくら拭き上げをしたころで意味がないのでは? と思いがちですが、実はそうではありません。ここでの拭き上げは水滴を残さないことではなく、汚れをリセットすることを目的としています。

たとえば油ギトギトのフライパンを洗うと、油汚れの跡がシンクに残ることがあります。そうした汚れがずっとシンクに残ったままだと、その上にまた別の汚れがつき、さらに時間が経つことで汚れはどんどん落ちにくくなり、カビが生えることもあります。

そうならないためにも、汚れを一度"リセット"することが大事なポイントなのです。

キッチンリセット

こちらは拭き上げ後のシンクです。いつものように夫がビショビショにしてくれています(笑)。これでは拭き上げも台無しですよね。

しかしどうでしょう。

キッチンリセット

朝になってみればこの通り!

一度シンク内をリセットしているので、水垢などもつきにくくなっている状態が続いているという訳です。

② コンロは熱があるうちにリセット!

次にご紹介するのは、IHのコンロです。

キッチンリセット

ガスコンロと違い、ちょっとの汚れであればサッと拭けるというのがこのIHのラクさではないかと思いますが、それをいいことに汚れを放置していると、いざ掃除をしようと思ったときには大変頑固な汚れになっているかもしれません。

そこで我が家は、必ず料理のあとすぐに汚れをリセットしています。

キッチンリセット

方法としては、IHコンロの表面がまだ少し熱いうちに、アルコールスプレーを吹きかけたマイクロファイバー布でサッと拭くだけ!

油汚れは時間が経つにつれ冷え固まってしまい、落ちにくくなってしまいますよね。でも、表面がまだ熱いうちにサッと拭いてしまえば、どんな汚れもほとんどの場合キレイになります。特に揚げ物料理をしたあとは、油が飛び散りがちですよね。そんな汚れもすぐにリセットしておけば、あとに残ることはありません。

ただし、コンロが熱々すぎると火傷の危険がありますので、少し時間を置いてからやってみてくださいね。

③ 食洗器リセットは自然乾燥!?

最後にご紹介するのは、大変な家事の強い味方でもある食洗機のリセットです。

キッチンリセット

我が家では夕飯の後片づけの際に使うことが多いのですが、我が家流の食洗機の使い方として、乾燥機能は使わないようにしています。

どうして乾燥機能を使わないのかというと、食洗機は機種や運転コースによって多少の違いはありますが、通常60~80℃くらいの温度で洗浄しています。手洗いだとせいぜいお湯を使っても40℃前後というところだと思いますが、その程度の温度では、水切りカゴに伏せていても、ちゃんと乾くまでには数時間かかってしまいます。

けれども、食洗機の場合は高温で洗っているため、乾燥機能を使わなくてもすぐに乾いてしまうのです。

ポイントとしては、洗いが終わったあと、少しだけ庫内を開けておくこと。

キッチンリセット

こうすることで、庫内の温かい蒸気が外に逃げ、乾きが早くなります。食器を拭く手間も省けるので、しばらくしてから食器はそのまま食器棚へ。

そして食洗機の中のカゴを外し……。

キッチンリセット

中の水滴をザザーッと布巾で拭いていきます。

この時、多少水分が残っていても大丈夫! 庫内がまだ温かい状態なので、少しの水分であれば乾いてしまいます。

キッチンリセット

あとは少しの間扉を開けておき、中を乾燥させればおしまいです。

最初にご紹介したキッチンシンクの時と同じく、食洗機に関しても、水分と汚れをリセットすることで、特別な掃除をしなくても庫内はいつもキレイなまま!

昔はクエン酸を使ってお手入れをしたりもしていましたが、正直今では全然やっていません。それでも庫内はピカピカな状態を保つことができています。

食洗機を使う時間帯や頻度によっても変わってくると思いますが、我が家のように、その日のうちに終わらせてしまうというスタイルの方がいらっしゃれば、一度試してみてもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

昔はこの汚れにはこの洗剤! というように、掃除=洗剤がつき物なイメージがありましたが、最近は溜めないことが一番の近道なのではないかと思っています。

実際、私自身いろんなお宅のお掃除をさせていただくことがあるのですが、特別な洗剤のないお宅であっても、布巾一つで見違えるほどキレイになったお宅もたくさんあるのです。

溜めた汚れを特別な洗剤で落とすのも掃除方法の一つではありますが、溜めない習慣こそ近道の第一歩! みなさんもできるところからチャレンジしてみませんか?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-