【小食・偏食・好き嫌い】子どものごはんづくりで困った! どう解決する?
子どものお世話の三大ポイントは、「ごはん・お風呂・寝かしつけ」。とくに成長に直結するごはんには、気をつかいます。適切な栄養バランスや量の調整、楽しく食べられる工夫など、人知れず苦労しているママも多いのでは? そこで、子どものごはんについて苦労した点と、解消法についてアンケートをとってみました。ぜひ毎日の食事の参考に!
離乳食で困った!
離乳食作りは、子どものごはんの最初の難関です。歯がはえる時期やあごの発達などは個人差があるので、育児書の説明どおりにはいかない場合もあります。しかも、赤ちゃんが食べる量はほんの少し。たくさん作って冷凍するにも限度があるし……。
悩んで困ったときには、市販の離乳食を活用するのも手です。また、献立には凝らず、大人の食べるものを味つけ前に取り出して、つぶすだけでも立派な離乳食になりますよ。
幼児食で困った!
離乳食の次にくるのが幼児食。1~4才くらいまでの食事をさします。
離乳食ほど薄味だと子どもは食べてくれないし、そうかといって濃すぎると塩分が心配だし、悩みますね。市販品を食べてみて味の基準を探ったり、ネットでレシピ情報を検索したりしてみるといいですよ。調味料や出汁は、できるだけ無添加で品質のよいものを使うと、薄味でも満足感が得られます。
野菜嫌いに困った!
野菜嫌いの子には、すりつぶし作戦がいいようです。ハンバーグやカレーなど、大好きなメニューに混ぜてしまうのは王道。それでも難しい場合は、同じような栄養価のほかの食べ物がないか、探してみましょう。食感を変えると食べることもありますし、切って蒸すだけ、油で素揚げするなど、シンプルな調理法がかえってよいこともあります。無理のない範囲で試してみてください。
小食・偏食に困った!
子どもの食欲にムラがあるのは当然。1食単位で考えず、1週間ぐらいの長いスパンで考えてみましょう。
また、おやつに甘いものを食べたり、ジュースを飲んだりしていませんか? 子どものおやつは食事のひとつなので、おにぎりやお芋を蒸したものなど、軽食を意識したものを。
ただ、どんなに工夫しても食べてくれない子もいます。ママのストレスが溜まるくらいなら、諦めて食べるものだけ食べさせても。公園で食べるなど、環境を変えてみるのもアリですね。
まとめ
ミルクの温度や量にはじまり、子どもの食事はわからないことだらけ。試行錯誤が楽しめればいいのですが、無理は禁物です。ママも子どももごはんの時間が苦行になっては元も子もありません。
市販品を活用してもいいですし、おにぎりとおみそ汁だけでも立派な食事です。毎日献立を変えなくても大丈夫! お腹さえ空けば、なんでもごちそうになりますよ。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年5月28日~6月4日
調査人数:155人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)