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2022年01月06日 16:56 更新

お宮参りの服装は何が正解? 赤ちゃん・両親・祖父母の衣装を解説!

赤ちゃんの健やかな成長を願い、初めて神社に参拝する「お宮参り」。お祝いごとにふさわしい服装をすべき? でも慣れない外出でそんなことが可能なの……? 赤ちゃん、両親、祖父母のお宮参りの服装について、考え方をご紹介します。まずは赤ちゃんに着せる衣装を決め、両親は赤ちゃんの服装に合わせて選ぶといいですよ。

お宮参りの服装マナー

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お宮参りに行くのに、この格好をしなくてはならない、という決まりはありません。

かつては神社に参拝するのだから、フォーマルな服装をするのが当然のマナーといわれていました。ただ、現在では、神社のほうでも「赤ちゃんが過ごしやすい服装でどうぞ」と言ってくれることがほとんどです。

大切な赤ちゃんのことを神様にお願いするのですから、大人は多少改まった格好でお参りしたいものですが、とくにママは体調や授乳のしやすさなども考えたいところ。形式にとらわれすぎなくても大丈夫なんです。

とはいえ、せっかくの行事なのだから、きちんとした格好で参拝したい、正装を写真に残したいということも多いでしょう。この記事では、お宮参りのためのフォーマルな服装マナーもあわせてご紹介します

お宮参りにふさわしい服装・避けたい服装とは?

お宮参りにドレスコードはありませんが、神聖な場所である神社に参拝するということで、フォーマルな装いを心がけたいという方も多いでしょう。正装で参拝する場合、和装(着物や羽織袴)、洋装(ワンピースやスーツ)は、どちらでも問題ありません。

また、正装するのが難しい場合でも、なるべく避けておきたい服装があります。お宮参りでは、デニムやスウェットなどのカジュアルな服、ミニスカートやハーフパンツなどの露出の多い服は、できれば避けてください。

赤ちゃんが主役、大人は赤ちゃんに合わせて

お宮参りは赤ちゃんが主役なので、大人は赤ちゃんの服装に合わせます。

例えば、赤ちゃんが和装なら大人も和装、洋装なら大人も洋装が基本です。ただし、男性は赤ちゃんや女性が和装でも洋装を選ぶことがほとんどです。また、最近は赤ちゃんが和装でもママは授乳のしやすさから洋装を選ぶこともあります。

和装、洋装いずれの場合も、大人は赤ちゃんより派手な色を選ばないようにしましょう。あくまでも、主役は赤ちゃんと考えてくださいね。

お宮参りの赤ちゃんの服装

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赤ちゃんの服装は和装と洋装の2つのパターンがあります。伝統的な衣装は和装ですが、動きやすさから洋装を選ぶ家庭も多いです。

お宮参りの正式な衣装は祝い着

お宮参りでの赤ちゃんの最も正式な衣装は、「祝い着(いわいぎ)」と呼ばれる和装です。白羽二重の着物を着せて、紋付きの祝い着を羽織らせます。ベビードレスの上から祝い着を羽織らせることも多いです。

祝い着は、伝統的には、「熨斗目(のしめ)」といわれる、熨斗を帯状に束ねたようなおめでたい模様に、男の子なら鷹や兜、武者柄、女の子なら蝶や花、手毬柄などを合わせた着物です。

色は男の子の場合、黒、紺、紫、グレーなど、女の子の場合は赤、ピンク、白、黄色などが一般的です。

洋装ならベビードレス

お宮参りに洋装で行くなら、赤ちゃんにはベビードレスを着せて、ケープをかけます。和装より動きやすく、気候に合わせやすいことから、人気の装いです。

色は男女ともに白が一般的ですが、淡いブルーやピンク、黄色を選ぶ家庭もあります。帽子と靴は、同系色でそろえるといいですよ。

お宮参りの両親の服装

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続いて、お宮参りでの両親(ママとパパ)の服装を見ていきましょう。

ママは着物かワンピース

ママは和装なら訪問着、色無地、付け下げなどの着物を選びます。若草色やベージュ、グレー、淡いピンク、ブルーなどの色に、主張しすぎない柄の着物がおすすめです。

洋装ならワンピースやセレモニースーツです。夏でもノースリーブは避けましょう。ジャケットを羽織ると、よりフォーマルな装いになります。黒、紺、グレーなどの派手すぎない色がおすすめです。靴は、歩きやすいよう、ローヒールまたはぺたんこのパンプスを履くのがいいでしょう。

最近は動きやすさや授乳のしやすさから、赤ちゃんが和装でも洋装を選ぶママが多いです。

パパはスーツが一般的

パパは赤ちゃんやママが和装でも、スーツが主流です。赤ちゃんが正装として祝い着を着る場合は、格を合わせるためブラックスーツを着用しましょう。白色のシャツに祝事用のネクタイを合わせます。和装にしたい場合は、一つ紋か三つ紋の羽織りと着物、袴です。

赤ちゃんが洋装なら、パパは黒、紺、グレーなどダークカラーのスーツを選びます。白いシャツに淡いブルーやピンクなどのネクタイを合わせるといいでしょう。

お宮参りの祖父母の服装

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祖父母も赤ちゃんの服装に合わせて選びます。赤ちゃんが和装なら、祖母は色留袖や訪問着、洋装ならワンピースやセレモニースーツにしましょう。祖父は礼服、スーツが主流です。

高齢だったり、遠方から来たりする場合は、体調を考慮して臨機応変に調整してかまいません。家族みんなで格を合わせるとまとまりがあるので、事前にどんな服装にするか話し合うといいでしょう。

衣装はレンタル? 購入? どっちがいい?

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赤ちゃんの祝い着は、レンタルまたは購入の2通りの方法で用意します。最近はレンタルする家庭が大半です。

レンタルの場合、5,000円~5万円ほど費用がかかります。

大手フォトスタジオでは、写真撮影をすると祝い着を無料または格安で借りられるサービスを実施しています。貸衣装店よりリーズナブルに用意できるため、写真撮影を考えている家庭は、先に写真撮影プランをチェックするといいでしょう。

祝い着を実店舗で購入する場合、価格は2万円~30万円です。高額ですが、思い出の品になったり、仕立て直して七五三のときに着せたりできるメリットがあります。

まとめ

お宮参りでは神聖な神社に参拝するので、フォーマルな服装をします。赤ちゃんの正式な衣装は祝い着で、洋装にしたい場合はベビードレスとケープです。

大人は赤ちゃんの衣装に合わせて選んでください。和装ならママや祖母は訪問着などの着物、洋装ならワンピースやセレモニースーツです。パパや祖父は、赤ちゃんが和装でも洋装でもスーツが定番です。ぜひ家族みんなで服装の格を合わせて、お宮参りに出かけてください。

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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