準備段階から楽しめる子どもと一緒に作るクリスマスメニュー
クリスマスといえば、サンタさんからのプレゼントに、おいしいご馳走とケーキ。楽しみにしているお子さんとは反対に、「何を作ろう……」と不安になっているママもいらっしゃるのでは? せっかくのクリスマス、手をかけすぎずとも、おいしく楽しく過ごす方法をご紹介いたします。
こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。
もうすぐクリスマス! 大勢でワイワイするのもいいですが、今の世情を考えるとパーティは家族だけで……という方も少なくないですよね。しかし、ママばかりが準備をがんばりすぎて、当日グッタリというのも避けたい。お子様と一緒にできるケーキやデザート作りで、がんばりすぎないクリスマスを過ごしてみてはいかがですか?
トッピングを楽しみながら作るツリーケーキ
クリスマスの食卓で、子ども達が最も楽しみにしているであろうクリスマスケーキ! しかし、子どもと一緒にケーキを作ろうと思っても、スポンジを焼くこと自体のハードルが高いですよね。毎回きれいに膨らむとは限らないですし、市販のスポンジを買ってきても、きれいに生クリームを塗るのが難しい……。クリスマスケーキ作りそのものが困難です。
そんなときは、ひと口大のスポンジやカステラを使って、ツリーケーキを作ってみませんか? 冷凍しておいたフレンチトーストやホットケーキでもOK! 山になるように重ねて、少しゆるめに泡立てた生クリームを上から垂らして、あとは好きなものをトッピングするだけ。我が家ではカラフルなチョコレートが定番ですが、星形のチョコやアラザンも可愛いですよ。
また、クリスマスに限らず、休日のおやつにツリーケーキを作ってみるのもいいですね! 急に雨が降ってきて、「外に遊びに行けなくなった……」なんてときのおうちイベントにオススメです。遊び盛りのお子さんも、一緒に楽しく、おいしく過ごすことができますよ。
好きなものを自由に! バイキング形式で作るデザート
兄弟姉妹が多いお宅では、いろいろな種類のデザートがあると「誰が何を食べるか?」で喧嘩になることもありますよね。かといって、全部同じものにしようと思うと、それぞれ好みが違うので、また喧嘩になったりして(笑)。
それならば、バイキング形式でデザート作りを楽しんでみてはいかがですか?
ドーナツ・クッキー・カステラなどの土台になりそうなものと、生クリームとトッピング用のチョコなど数種類をテーブルに広げて、あとは自分で選んだものをカップに飾っていきます。
同じ材料を準備しても、作り方も出来上がりもそれぞれ違う。見ているのも楽しいですし、集中して作っている間は静か。束の間の休息にもなりますね。
あらかじめテーブルには新聞紙を広げておくと、汚れを気にしなくてすみます。後片づけも新聞紙を畳むだけなので、ラクちんです。
ツリーをアレンジ! 手軽にクリスマス気分を味わうコツ
わざわざクリスマス用の食卓飾りを買ったりしなくても、手軽にクリスマス気分を味わうこともできます。
お部屋に飾っているクリスマスツリーから、ちょっと拝借。いつものお皿の横に、ちょこんとのせるだけで、グッとクリスマスっぽくなります。
イベントグッズは可愛らしいものが多く、ついついたくさん購入したくなりますが、使わないときの収納場所に悩みます。また、しまい込んで使うのを忘れてしまうのも避けたい。
クリスマスツリーの飾りなら、クリスマスツリーと一緒にしまえばいいので、収納場所に悩むことも、使うのを忘れることもありません。
ソーサーにのせて、ひとりでこっそりコーヒータイムを楽しんでもいいですね。
使い慣れた道具を使って作るのも♪
家にある事務用品で、クリスマスデザインのランチョマットを作ったり、ラッピングをすることもできます。
こちらは、赤い色紙に緑色のマスキングテープを貼って作ったランチョマット。赤や緑って、多くの色紙のセットの中に入っている色ですよね。マスキングテープも、子どもの工作やラベリングなどで日ごろからよく使うので、手元にあったものを使いました。真ん中には、フリー素材のイラストをプリントしたコピー用紙をのせています。
ラッピング袋も、透明の袋の中に赤い色紙を入れて、緑色のマスキングテープを貼っただけ。
ランチョンマットやラッピング袋は手軽に安く購入できますが、いったん購入してしまうと手放しにくい……。使い切れなかったときに、次の年までずっと手元に保管しておくことになります。それならば、普段も使えるもので作ってみるのもいいのではないでしょうか?
まとめ
子どもの喜ぶ顔見たさに、ママはついがんばりすぎてしまいます。ただ、忙しい日々の中では準備だけで疲れてしまうことも……。
クリスマスは笑顔で迎えることが一番! 手軽にできることを取り入れて、子どもと一緒に楽しんでいけたらいいなと思います。
この記事がクリスマスに悩むママの参考になれば、幸いです。