1歳児とおうち遊び!今すぐできる保育士おすすめ遊び19選【おしえて保育士さん】
1歳ぐらいになると歩けるようになり世界が一気に広がりますね。親子で一緒に遊ぶのもより一層楽しくなります。今回は、普段はもちろん、雨の日で外遊びができない日や体調が不安定な時にもお子さんの好奇心を満たせるようなおうちでの遊びをご紹介します! 不器用パパや忙しいママでも簡単に作れるおもちゃレシピ付きです。
- 1歳児が楽しいと思う遊びはどんなもの?
- 1歳の発達に合わせた「一緒に遊ぶ」を楽しもう!
- カンタン!手作りおもちゃの1歳児の遊び編
- 1. 弾ける動きの面白さに興奮「パッチンアニマル」
- 2. シンプルなのに赤ちゃん夢中「ストロー落とし」
- 3. 感触と音がやみつきに「つなげるミニマラカス」
- 4. 手作りなのに本格車両連結!「紙パック電車」
- 夜は爆睡!? 体を動かす1歳児の遊び編
- 5. お布団やマットレスで「アスレチック遊び」
- 6. テンションあげあげ「自由にダンス」
- 7. 今だからできる「おうちで追いかけっこ」
- 8. 何度もおねだりされちゃう「親子ペンギン歩き」
- 9. ダンボールを有効活用「トンネル遊び」
- 風邪の時もできる静かな1歳児の遊び編
- 10. 紙の上では大暴れOK「お絵描き」
- 11. 1歳でも立派なアーティスト「工作遊び」
- 12. 安心しながらリラックス「触れあい遊び」
- 13. 作って壊して楽しむ「積木やブロック遊び」
- 14. そのまま寝かしつけも「絵本の読み聞かせ」
- 家にあるもので手軽な1歳児の遊び編
- 15. 実はおうちで作れちゃう「小麦粉粘土」
- 16. 実は万能なおもちゃ「スカーフ・布遊び」
- 17. 定番だけど一番人気!「新聞紙ビリビリ」
- 18. 日用品が格好の遊び道具に「トイレットペーパー越え」
- 19. 押した感覚がたまらない「電卓・タイマーポチポチ」
- まとめ
1歳児が楽しいと思う遊びはどんなもの?
1歳児は生まれた時に比べて身長が約1.5倍、体重が約3倍に成長すると言われています。そして、多くの子が1歳前後から歩くことができるようになります。歩行ができると視野が広がり、その分興味の範囲もグッと広がってきます。「これ?」と言いながらあらゆるものを指差してものの名前を知りたがる様子もとてもかわいいですね。
好奇心の広がりが「模倣(もほう:モノマネ)」となって表現される時期でもあります。自分はいつも食事をたべさせてもらう側なのに、遊びの中では「あーん」と自分がママ・パパになりきる姿も見られるようになってきます。乳児のころのかわいさとはまた違った愛らしい姿を見せてくれるでしょう。
1歳の発達に合わせた「一緒に遊ぶ」を楽しもう!
例えば、1歳児の場合はお友達と一緒に積木で遊んだとしてもそれはいわゆる「平行遊び(並行遊び)」です。それぞれが自分の好きなように遊んでお互いが交わることはありません。交わるのは同じものを取り合って揉める時ぐらい。
ですが、大好きなママ・パパ、あるいは保育士さんなどには一緒に遊んでほしいし、自分の好きや楽しいを共有したいと思っています。そのため、触れ合い遊びや絵本の読み聞かせはとても喜んでくれます。
ここで注意点を一つ。「心身の発達に合わせる」というのは、世の中の平均値のことではありません。遊びも我が子の発達に合わせてあげてください。
親としては平均値や周辺の子の発達状況が気になり、それに合わせたくなる気持ちもあるでしょう。しかし、1歳児でも性格がそれぞれに違うのと同じように発達も個人差があるものです。焦って周りに合わせようとしてもそれはあまり意味がありません。見るべきは周りではなくあくまでも我が子ですね。
■室内遊びの時の安全対策
行動範囲や好奇心がどんどん広がる1歳児。たくさん遊でほしい気持ちの反面ケガなどの心配も増します。安全対策をしっかりおこなった上でおうち遊びを楽しみましょうね。
①よけられるものはよけて、遊びのスペースを極力広く確保する
②テーブルやタンスなどの角にカバーをつける
③誤飲に注意しながら見守る(クレヨン、新聞紙、おもちゃのパーツなど)
カンタン!手作りおもちゃの1歳児の遊び編
ここでは、手に入りやすい材料で簡単に作れて1歳の子が喜んで遊ぶ手作りおもちゃをいくつかご紹介します。
1. 弾ける動きの面白さに興奮「パッチンアニマル」
2. シンプルなのに赤ちゃん夢中「ストロー落とし」
3. 感触と音がやみつきに「つなげるミニマラカス」
4. 手作りなのに本格車両連結!「紙パック電車」
夜は爆睡!? 体を動かす1歳児の遊び編
子どもはなんと言っても体を動かして遊ぶのが大好きです。室内でも十分に体力を使える遊びはどのようなものがあるでしょうか。
5. お布団やマットレスで「アスレチック遊び」
敷布団やマットレスを並べて重ねて即席アスレチックの出来上がり。遊具の固い部分にぶつける心配もなく、ころんと転がっても痛くないので、あんよ練習中の赤ちゃんでも楽しめます。手足を使った上り下りの動作はいい全身運動になります。キャーキャー言いながら夢中で遊んでくれること間違いなしですよ。
安全のため、大人が見守ってあげてくださいね。
6. テンションあげあげ「自由にダンス」
7. 今だからできる「おうちで追いかけっこ」
一軒家であれば1番広いスペースで走って追いかけっこをしてもいいでしょう。マンションでは音が気になるので「じゃあダンゴムシになって~」と言ってハイハイをしたり「クマさん、まてまて~」と言って四つん這いで追いかけっこをしたりしてもかなりの運動量になります。
8. 何度もおねだりされちゃう「親子ペンギン歩き」
9. ダンボールを有効活用「トンネル遊び」
大きいダンボールがあったらぜひとっておいてください。それをつなげるだけで楽しいトンネルの出来上がり!くぐって行ったり来たりは別世界に来たようなワクワクを感じてもらうことができます。
風邪の時もできる静かな1歳児の遊び編
子どもは風邪でも元気な場合もありますが、やはり安静にしていることが大切。遊びも静かに楽しめるものがいいですね。
10. 紙の上では大暴れOK「お絵描き」
11. 1歳でも立派なアーティスト「工作遊び」
おすすめは「ビー玉アート」。用意するのは空き箱の中に敷いた画用紙と、絵の具数色。絵の具は紙コップなどの中で水と混ぜておきます。ビー玉を紙コップに入れ色を付けたら箱の中に入れて子どもが箱を傾けてコロコロと転がします。それを色の数だけ繰り返せば唯一無二のアートの出来上がり。手や服を汚すことも少なくて済む工作です。
子どもが口に入れてしまうことがないよう、ビー玉を使っている最中は目を離さず、終わったら手の届かない場所にしまいましょうね。
12. 安心しながらリラックス「触れあい遊び」
13. 作って壊して楽しむ「積木やブロック遊び」
1歳前半だとできたものを崩す方に興味がありテンションも上がってしまう可能性はありますが、「積む」」方に興味が出てくる後半の子とは、集中して積み木やブロックを積んでいく・つなげていくという遊びもおすすめです。集中している時は最低限のヘルプだけで基本的には見守るようにしましょう。
14. そのまま寝かしつけも「絵本の読み聞かせ」
家にあるもので手軽な1歳児の遊び編
実は、子どもが熱中できる遊びに特別なおもちゃは必要ありません。なければ子ども自身が「あるものでの遊び方」を考えるからです。それならば大人も子ども心を発揮して、身近にあるもので一緒に遊んでみてはどうでしょうか?
15. 実はおうちで作れちゃう「小麦粉粘土」
16. 実は万能なおもちゃ「スカーフ・布遊び」
どのお家にも1枚や2枚はある大きめなスカーフや布。お人形を挟んで結び抱っこ紐に、体の後ろで結んでエプロンに、背中にヒラッとかっこいいマントに……など子どもは大喜びです。ごっこ遊びの初期段階が始まるこの頃、色んなものに見立てて活用してくださいね。
17. 定番だけど一番人気!「新聞紙ビリビリ」
18. 日用品が格好の遊び道具に「トイレットペーパー越え」
箱ティッシュやトイレットペーパーをまとめ買いするご家庭も多いですよね。それを積んでいけば大きな積木に、並べてママ・パパと手を繋いでまたいでいけば歩行の練習と遊びにも使えちゃいます。
19. 押した感覚がたまらない「電卓・タイマーポチポチ」
まとめ
今まで1歳の子どもたちに人気だった遊びやおもちゃをご紹介しました。2歳の子供でも十分に楽しめる遊びですし、中には0歳の赤ちゃんに受けるものも。発達や好みには幅がありますので、いろいろ試してみてください。
おもちゃ屋さんに行けば知育玩具やキャラクターグッズなどたくさん商品がありますが、ご自宅にある身近なものでも子どもは十分に喜んで楽しんでくれますよ。
お外に遊びに行けない日、元気一杯で体力が余ってそうな日、体調が悪くて大人しくしていなければいけない日、いろんなシーンがあるかと思います。育児で大変な中ですが、親子で楽しみながら今だからこその貴重なこの時期を過ごしてくださいね。
(文・武田美保)