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2022年03月01日 11:46 更新

藤本美貴さんが夫婦喧嘩を「子どもの目の前でもやる」その理由は?

タレントで三児を育てる藤本美貴さんが、12人の子どもを育てる助産師で人気YouTuberのHISAKOさんと対談し、夫婦円満のコツや夫婦喧嘩するときに気をつけていることを明かしました。

「うれしい」「ありがとう」をオーバーに伝える

藤本美貴さんはHISAKOさんとリモートでコラボ。HISAKOさんのYouTubeチャンネルにアップされた動画では、夫婦円満のコツについて自身の実践していることを元にトークを繰り広げました。

HISAKOさんから「すごいラブラブ夫婦ですが、夫婦円満の秘訣は?」と聞かれた藤本さん。夫で芸人の庄司智春さんとは結婚13年になります。

藤本さんは「会話だと思います。いいことも悪いことも、ありがとうも嫌な気持ちも全部会話として伝えるのがいいと思う」と即答。するとHISAKOさんも「私もそう、感情すぐぶつけちゃう。でも夫はもう61歳なんで(穏やかに聞いてくれる)」と、同意を示しました。

また、本当に嫌なことや文句があっても、言い方には気をつけながら伝えるようにし、庄司さんが何かうれしいことをしてくれたときは「私は結構大きく喜びます」と、藤本さん。オーバーアクションで「え、すごい! 誰がやったの!?」「すーごいうれしい!」と大袈裟に驚いて喜ぶそう。

相手に喜んでもらえたら、誰でもうれしいですよね。「こっちもありがとうって伝えてるし、旦那さんもありがとうってすごい言ってくれるんです。ありがとうも大事だと思いますね」と、感謝の気持ちを伝えることを大事にしているそうです。

『ママとーたんにちゃんとごめんね言ったの?』

一方で、藤本さんと庄司さんは、子どもたちの前で夫婦喧嘩もするようです。「度合いにもよると思う、殴り合ってるとかは良くないと思いますけど。普通に言い合うくらいならそれも社会勉強だなと思うし」。子どもたちの反応はそれぞれ異なり、夫婦バトル勃発中に「上(寝室)行ってなさい」と言われた場合、長男は空気を読んでスッと上階に引き上げるのですが、長女はママから絶対離れず、場を和ませようと気を遣ってくるといいます。

HISAKOさんが「人間だからケンカもするけどちゃんと仲直りするところを見せてあげれば大丈夫」と言うと、藤本さんは「あ、そうですね。ほんとそう!」と、夫婦の謝罪や仲直りまで見せたり、喧嘩の理由を説明したりすると明かしました。

特に、「あなたたちに怒ってるわけじゃなくて、たとえば私が悪いときだったらママがこうやってしたのが嫌だったから、とーたんは怒ってるとか。逆もそうで、別にあなたたちが悪いから怒られてるわけじゃないよって」と、子どもたちに向けた怒りではないことはしっかり説明するそう。

HISAKOさんも「子どもたちって勘違いしちゃうことありますもんね、自分のせいでパパやママが喧嘩してるって」と同意しつつ、「でも、怒ってウワーッてなってるときに冷静に『あなたたちのせいじゃないからね』と子どもに伝えるのって結構ハードル高いよ」と感心。

藤本さんは怒りが爆発しているときではなく、一時休戦で子どもとのお風呂タイムなどに話をするようにしていると説明しました。そのためか、「私がちょっと悪くて喧嘩になったときは、『ママとーたんにちゃんとごめんね言ったの?』と言われます(笑)。『言ったんだけどちょっとまだダメみたい』とか言ったり」と、子どもも状況をよく理解しているようです。

ラブラブデートを見せつける藤本庄司夫妻

そんな藤本美貴さんと庄司智春さんですが、2月25日には夫婦二人きりのドライブデートをYouTubeにアップ。庄司さんがハンドルを握り、二人がまだ付き合い始める前、一番最初に待ち合わせをした青山の路上へ向かいました。

車中では藤本さんから庄司さんへのラブラブ光線が常に溢れ、「デートじゃんこれ」「これがデートなの?」「これもデートだよ」「どっか行きたいよねー旅行行こうよ」「行けないよ」「行けるようになったら。温泉?」「温泉~?」「温泉好きじゃないよね」等々、テンポよく会話が弾みます。

唐突に「あそこ行ってよ、初めて待ち合わせしたよくわかんない道」と藤本さんが言い出し、10年以上前に初めて二人きりで会う約束をして待ち合わせた場所へ行くことに。当時、可愛すぎる藤本さんにハートを射抜かれた庄司さんが一方的にアタックをし、藤本さんはデートに誘われても「ちょっと無理っすねー会えないっすねー」と断り続けていたものの、「もう断る理由が思いつかないくらい」になって、初デートすることになったそう。

庄司さんは初めて藤本さんと対面したときに「うわあってくらいの可愛さだった。ブワッて風が吹いたぐらいの可愛さだった」と衝撃を受けていたそうで、慣れ初めについては自身のYouTubeチャンネルでかなり詳細に明かしていますが、藤本さんは何度もこの話を聞きたいようで、「それ毎月言って、月1で言って」と上機嫌。

何をするでもなくただドライブしながら(しかも藤本さんは後部座席)喋っていたという初デートの思い出を、楽しそうに懐かしむお二人。藤本さんは「いいね。たまにこうやってデートしたところ巡って、智春の気持ちを聞くって」と笑い、庄司さんが「それでいったら109の前行かないとダメだからね」と言うと、「行こうよ、109の6階行っちゃおうよ」とノリノリです。109で一体何が……。夫婦愛の継続には、やはり会話が大切なんですね。

夫婦時間は「土曜日の夜」と「ドライブ」がポイント

どんなに愛し合っていても喧嘩やすれ違いはあるのが普通。夫婦喧嘩の4大原因といわれるのは、「1)言動|言葉遣いや物言いがひどい」「2)生活態度|どちら一方の負担になる怠慢さ」「3)子供|育児や教育の考え方・熱量の違い」「4)コミュニケーション不足|連絡なしでの飲み会などに不満」です。

ただ、ちょっとした内容であれば喧嘩の直後や翌朝までには仲直りすることが多いしているよう。しかし普段まったく喧嘩をしていない夫婦の場合、特に長期戦になりやすいようで、これは会話不足・コミュニケーション不足に起因しているのかもしれません。

とはいえ子どもが生まれるとしばらくは育児中心の生活を余儀なくされるため、どちらかが家で子どもの世話をし、もう片方は外で働くという生活になると、毎日のように生活時間がすれ違うことに。子育て中には非常にありがちなすれ違いです。

すれ違いが起きると「干渉」や「小言」が増えます。それは、話す機会がないので目に見えることだけを追及して指摘してしまうからです。それが深い溝となる前に、会話の機会は積極的に持ちたいもの。

提案としては、まず「土曜日の夜」を利用すること。子どもが寝た後に少し夜更かしする余裕のある土曜の夜は、二人だけの時間を持ちやすいです。晩酌用のお酒や美味しいスイーツなど、夫婦で楽しめるアイテムを用意して。

保育園や幼稚園、習い事などに子どもが行っていたら、お迎え前に少し早めに家を出て「ドライブデート」を夫婦でするのもおすすめです。週末は時間を取りにくい・夜は子どもと一緒に寝てしまう場合は、ドライブの方が時間を作りやすいと思います。「子どもを預けてまでデートするのは……」という罪悪感を覚えてしまう人もいるかもしれませんが、お迎えついでのドライブデートならそんな罪悪感は無用です。

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