ルリマツリ(瑠璃茉莉)の花言葉|名前の由来や花言葉について解説
ルリマツリと聞くとあまり聴き馴染みのない花かもしれませんね。しかし「瑠璃茉莉」と漢字にすると何となくイメージが湧くのではないでしょうか?瑠璃色の可愛らしい花を咲かせるルリマツリ。ここでは、ルリマツリの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。
ルリマツリの花言葉
ルリマツリの花言葉は、「いつも明るい」「ひそかな情熱」「同情」です。
確かにこのきれいな花びらを見ると、そんなイメージが湧きますね。
開花時期も5月〜10月ということで、何とも涼しげな花です。
ちなみに「ひそかな情熱」という花言葉は、ルリマツリの花が咲き終わった後に粘液によって服や髪によくひっつくことが由来だと言われています。
ルリマツリの花言葉に怖いものはある?
さて花言葉といえば気になる怖い花言葉ですが、ルリマツリに怖い花言葉はあるのでしょうか?
ご安心ください。そういった意味の花言葉は一切ありません。
「いつも明るい」という花言葉がついているくらいですからね。
大切な人への贈る花としてもとても素敵な花かもしれませんね。
ルリマツリの特徴
ルリマツリの特徴は先ほどご説明した通り、開花時期。
5月から10月頃までというとても長い期間咲いている花です。
暖かい環境であれば冬のはじめまで花を咲かせるルリマツリですが、ほかの植物と比べると寒さに弱いというのも特徴です。
後は何といっても花びらの色。
ルリマツリ(瑠璃茉莉)という名前からも分かる通り綺麗な瑠璃色の花びらが特徴です。
ルリマツリの基礎知識
・分類…イソマツ科ルリマツリ属
・原産地… 南アフリカ
・別名…青茉莉(アオマツリ)、プルンバゴ
・開花期…5月~10月
ルリマツリの名前の由来
ルリマツリの花の名前の由来ですが、花の形がジャスミン(茉莉花)に似ている事と花の色が瑠璃色だったことに由来していると言われています。
瑠璃色の「瑠璃」と茉莉花の「茉莉」を合わせると「瑠璃茉莉」ですよね。
また特徴的なこの淡い色ですが、青っぽいですよね。
ですので、別名では青茉莉なんて呼ばれたりもします。
ルリマツリの誕生花
誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ルリマツリが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。
ルリマツリの種類について
ルリマツリは南アフリカ原産で熱帯を中心にいくつかの種類があります。
一般的にルリマツリと呼ばれている種類は「ルンバーコ・アウリクラータ」というものです。
ここでは同じルリマツリ属の仲間たちをいくつかご紹介していきます。
プルンバコ・インディカ
別名はアカマツリ(赤茉莉)です。
ルリマツリの別名がアオマツリ(青茉莉)のように色が使われていると覚えやすいですね。
上の写真の通り、綺麗な赤色です。アジアやインドが原産だと言われています。
7~11月が開花期です。
ゼイラニカ
こちらは別名インドマツリやセイロンマツリ。
原産はインドやスリランカなどで、綺麗な白色です。
ちなみに中国では「白花丹」と呼ばれているようです。
ルリマツリモドキとは?
実はとても似た名前で、ルリマツリという花があります。
上の写真ですが、何ともルリマツリとの違いが分かりにくい似た花ですよね。
名前もほぼ同じで、混同してしまう人も多いかもしれません。
ルリマツリと同じイソマツ科ではありますが、ルリマツリモドキ属なので少し性質の違う花なんです。
ルリマツリモドキのは亜低木で、地面から伸び草のような姿が特徴です。
ルリマツリの育て方
こんなにきれいなルリマツリの花が家で育てられたら素敵ですよね。
というわけで、最後にルリマツリの育て方について解説していきます。
まずお店に流通しているのはポットや鉢に入った苗です。
水やりは苗を鉢植えにするか、地植えにするかで変わってきます。
鉢植えの場合は、表面の土が乾いたらたっぷりと水をやります。
たくさん開花してくると、鉢の中で根が回り始めるので目安としては1年に1回くらいで一回り大きな鉢に植え替えが必要です。
地植えの場合には、水やりは雨の水だけで十分です。
日当たりがいい場所を好むので、しっかりと日光が当たる場所で育てましょう。
もう一つ大事なポイントはルリマツリが半つる性だということ。
支柱や柵など添わせる何かが必要です。
また開花後はしっかりと剪定しましょう。
育ちすぎて混み合った枝は切ることや、咲き終わった花などはすぐにとることが大事です。
まとめ
今回はルリマツリについて解説をしてきました。
ルリマツリに少しでも興味を持っていただけたでしょうか?
それでは、もう一度花言葉についておさらいしましょう。
「いつも明るい」「ひそかな情熱」「同情」です。
ほかにもすてきな花言葉を持つ花たちがたくさんありますので、ぜひ自分の誕生花やお気に入りの花言葉を見つけてみてくださいね。