肉じゃがが変身！ ちょっと残ったときにオススメのリメイクレシピ5選

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

和食の中でも根強い人気の肉じゃがですが、煮崩さずに上手に味を染み込ませるのがなかなか難しいですよね。少量作るのも面倒なので、ついつい多く作ってしまいがちですが、そうなると食べ切れなくて半端に残ってしまうことも。

続けて食べるのも飽きてしまうので、余ったときはちょっと違う味にリメイクするのがオススメ。肉じゃがに使う食材はほかの料理でもよく使われるものばかりなので、ちょっと手を加えるだけで違う料理に変身できます。

今回は肉じゃがを作るときのコツとあわせて、余ったときのリメイクレシピを紹介しますので、参考にしてみてください。

肉じゃがは、地域や各ご家庭でも味つけや材料が変わる料理。牛肉か豚肉かでも意見が分かれますが、意外にベーコンで作ってもおいしくて、我が家では人気。味つけも砂糖としょう油で濃いめにしたり、だしを効かせて薄めに仕上げたり、好みが出ますよね。

今回ご紹介するこちらのレシピは、定番の材料でお肉は豚バラを使用。お好みに合わせて材料や味つけも調整してください。

材料（3～4人分）
・豚バラ薄切り肉……150g
・じゃがいも……5～6個
・にんじん……1本
・たまねぎ……2個
・糸こんにゃく……200g
・いんげん……10本
・だし汁……700ml
・砂糖……大さじ2
・しょう油……大さじ3

作り方
① 豚バラはひと口大に、じゃがいもは大きめに、にんじんは乱切りに、たまねぎはくし切りにする。糸こんにゃくはゆでてアク抜きし、食べやすい長さに切る。
② お鍋で豚バラ肉を炒め、火が通ったらじゃがいも、にんじん、たまねぎ、糸こんにゃくを入れて軽く炒める。
③ だし汁、砂糖、しょう油（半量）を注ぎ、落し蓋をして煮る。アクや脂がたくさん出てくるので、こまめに取る。
④ じゃがいもに火が通ったら、残りのしょう油、斜め切りにしたいんげんも加えてさらに10分ほど煮込んで完成。

※いったん冷ますと中まで味が染み込むので、時間があるときに作っておくと◎。大ぶりにカットしても煮込む時間を短くすれば煮崩れすることはなく、一度冷ますことで中まで味がしっかり入ります。
※火加減は強すぎないようにし、じゃがいもを崩さないように、鍋をまわして煮汁をかけるようにしてください。

肉じゃがはご家庭によって味の濃さや具材に違いがあるので、リメイクする場合は、そのとき残っている肉じゃがの味に合わせて使う調味料の種類や量を調整し、お好みの味つけにしてください。

下味がしっかりついているじゃがいもやにんじん、たまねぎ、お肉……と考えると、アレンジアイデアも思いつきやすくなりますよ♪

肉じゃがの材料は、カレーやシチューの材料とほぼ同じ。砂糖やしょう油で味がしっかりついていますが、意外にそのまま変身させても違和感なく仕上がります。市販のルーなどを活用すれば、あっという間に完成。

今回はデミグラスソースを使ってビーフシチュー風に♪

材料（1人分）
・肉じゃが……300g（煮汁入り）
・デミグラスソース……50g
・ケチャップ……適量
・中濃ソース……適量

余りものの肉じゃがをリメイクしようと思うと、作るのも1～2人分。そんなときに便利なのが使い切りサイズのソース類。デミグラスソースは缶詰めのものが多いですが、小分けパックもあるので重宝します。

作り方
肉じゃがにデミグラスソースを加えて温め、ケチャップとソースで味を調整すればできあがり♪ お好みでゆでたブロッコリーを添えてくださいね。

牛肉を使った肉じゃがはもちろんですが、豚肉を使った肉じゃがでもビーフシチューの味に。デミグラスソースに牛肉エキスが入っているので、意外なほど違和感ありません。

しっかり味のビーフシチューだと、元々の味つけのだしや砂糖やしょう油もうまみになってなじんでしまいます。糸こんにゃくがなければ、リメイクメニューだと気がつかれないかも。

カレールーを使った即席カレーも、そこまで“和”が出てこずなじみます。ホワイトシチューはちょっと和風味に。これはこれでおいしいので試してみてください♪

肉じゃがとマヨネーズが合うってご存知ですか？ 普段から肉じゃがにマヨネーズをかけて食べるのが定番！ というご家庭もあるくらい、実は相性抜群なんです。

なので、中途半端に残った肉じゃががあったら試してほしいのがポテトサラダ。通常のポテトサラダよりもしっとりとして、和風味のポテトサラダになります。

材料
肉じゃが、マヨネーズ

作り方
汁気を切った肉じゃがを軽くつぶし、マヨネーズで和えるだけ。糸こんにゃくやいんげんはつぶれないので、キッチンバサミや包丁でカットしたほうが早いです。

肉じゃがのリメイクメニューで人気なのがコロッケ。水分が多くなってまとめにくかったり、揚げにくかったりしますが、つなぎにマヨネーズを使って衣をしっかりつけることで崩れにくくなります。

材料（小さめ4個分）
・肉じゃが……200g
・マヨネーズ……大さじ1
・薄力粉……大さじ2
・卵……1/2個
・パン粉……大さじ5
・揚げ油……適量

作り方
① 肉じゃがはしっかり汁気を切ってから軽くつぶし、マヨネーズを混ぜる。
② 4つに分けて小判型に整える。
③ 薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
④ 油でカラッと揚げる。

※生地は緩めなので優しく扱い、衣は全体にしっかりつけるようにしましょう。
※衣が早く固まるよう、油はしっかり温めてからコロッケを入れるようにします。表面が固まってくるまではいじらないようにすると、崩れずに揚げることができます。

味がついた肉じゃがを使っているので、ソースなどつけなくてもOK。冷めてもおいしいのでお弁当にもオススメです。

肉じゃがで肉うどんやカレーうどんにするのも定番のリメイクメニュー。カレールーを使えばとろみのしっかりしたカレーうどんになりますが、今回はカレー粉と豆乳で、スパイシーだけどまろやかな味にしてみました。

材料(1人分)
・肉じゃが…250g
・肉じゃが煮汁…200ml
・豆乳…50～100ml
・うどん…1玉
・ネギ…1/2本
・油揚げ…1/2枚
・カレー粉…小さじ1～2
・めんつゆ…適量

作り方
① ネギは斜め切り、油揚げは短冊切りにして肉じゃがと煮る。
② カレー粉、めんつゆで味を整えてから、豆乳とうどんを加えてひと煮立ちさせる。

※豆乳はぐつぐつ火を通すと分離するので、仕上げに加えると◎
※彩りが欲しい場合は、スナップエンドウや絹さや、小ねぎなどをお好みで添えてください。

肉じゃがはチーズともよく合います。耐熱容器に残りものの肉じゃがを入れて、チーズをのせて焼いただけでもおいしいですが、そこまでするほどの量もないときには餃子の皮で包んで焼いみて。ちょっとつまめるおやつやフィンガーフードとして、お弁当おかずにもなる一品に。

材料（4個分）
・肉じゃが……50g
・スライスチーズ……1枚
・餃子の皮……4枚
・油……適量

作り方
① スライスチーズを4等分し、餃子の皮にのせる。
② 肉じゃがをつぶしてチーズの上にのせる。
③ 餃子の皮の縁に水を塗り、具を包むようにして巾着絞りのようにぎゅっと丸く形を整える。
④ 油を全体にハケで塗る。
⑤ トースターやグリルで焼き色がつくまで焼く。

※グリルパンにのせて焼くと、そのまま食卓に熱々を持っていけるので便利です。

こんがりキレイな色に焼けると、香ばしさも加わって全く違う料理に変身します。パリッとした皮の食感も◎

肉じゃがが中途半端に残ってしまったときには、同じ材料で作るような料理を見つけて、味つけを変えてみたり、相性のよい味つけにしてしまうとリメイクしやすいです。

火が通っており、下味もしっかりついている状態なので、さっと仕上げる程度で完成するメニューもたくさんあります。時短食材としてもとても優秀なので、いろいろ試してみてくださいね♪