幼児の工作、全部わかる！簡単な作り方や季節ごとのアイデアなど

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幼児の頃はさまざまな道具を使った遊びを取り入れてみましょう。特別な道具を用いなくても、リサイクル用品を使った工作もあります。好きな作り方を親子で探してみましょう。

親子で工作を楽しむことは、コミュニケーション能力を育てるために役立ちます。幼児のころから重視したいのが、自分で考える力や、周りの人と協力する力を育てるということです。幼児にとってコミュニケーションの基礎は親子で培われることが多く、子供が親の真似をしながら覚えていきます。

親子が協力して作り上げる工作遊びは、まさに複数の効果が期待できるのです。小さい頃からいろいろなことに挑戦させると、積極性や工夫する気持ちが芽生え、好奇心も養われていくでしょう。工作に使う道具は、家庭にあるものや100均などでも揃えることができますから、簡単にチャレンジできます。牛乳パックのように無料で手に入れられる道具の活用もおすすめです。

親子で工作を楽しもうと思っても、何を作ってよいのかは迷ってしまいます。今は工作キットも市販されていますから、気に入った作り方がみつからないときは、そういった道具も活用してみましょう。

市販の工作キットは、道具もすべてそろっており、作り方のプリントも付いています。夏休みの自由研究に使えるキットや、女の子におすすめの万華鏡キット、粘土を使った鉛筆作りや、作品にもなるステンドグラス作りなどがあります。

ペットボトルで作る万華鏡キット。色鮮やかな模様で見た目もキレイなおすすめの商品です。夏休みの自由研究などにもピッタリですね。

従来の紙ねんどの約1/8の重さで、乾くとさらに軽くなります。柔らかくて手に付きにくい紙ねんどで、小さな子供にもおすすめです。絵の具を練りこむとカラーねんどになります。

お部屋のインテリアにもなる、ステンドグラス工作キットです。実用的なので、子供だけでなくママにもおすすめです。

親子で工作を取り入れるなら、子供の興味に合わせて作品を選んでみましょう。どのような材料を活用してよいのか迷ったら、次のような道具をおすすめします。紙コップ、牛乳パック、フェルト、セロファン、割り箸、卵パック、ティッシュ箱、紙皿、トイレットペーパー、ドリル、箱、のり、ストローなど、家庭や100均で手に入る道具です。

これらの道具を組み合わせながら、おもちゃを作成していきましょう。子供は自由な発想で作品作りができるので、空き箱があれば工夫次第でいろいろなおもちゃが作れます。こま、めがね、ちょうちょ、恐竜、魚、船、羊、時計、魚釣り、切り絵、ロケットなど、アイデア次第でこれらのおもちゃが作れるでしょう。絵本に登場するキャラクターをモチーフに、自由に手作りする方法もあります。

季節を取り入れた工作は、作品を作る楽しさだけでなく、教育的な意味も持ち合わせています。四季を感じさせる遊びを通し、さまざまなアイデアでかんたん工作を楽しんでみましょう。

春には3月のお雛様や、こどもの日のこいのぼりなど、季節を感じさせる工作がおすすめです。ひな祭りには、紙コップを使って、顔や髪の毛、目や鼻などを付けていきましょう。花の模様が入った折り紙を使うと、十二単を紙コップに着せることができます。こどもの日には、ストローに魚の形にカットした折り紙を貼り付けこいのぼりにしてみましょう。

夏には6月、7月、8月でそれぞれ季節感を楽しめる工作があります。あじさいの季節には、あじさいの花やかたつむりなどを折り紙で折ると、家庭でも花見ができます。7月や8月になったら、海や風鈴、うちわ、七夕飾りなどで遊べるでしょう。風鈴は空き缶と紐にビーズを通し、窓から吊り下げるだけで綺麗な音色が楽しめます。

9月、10月と秋の季節になったら、ハロウィン、お月見などの行事があります。松ぼっくりや落ち葉などを活用しながら、秋らしい工作を楽しんでみてください。ハロウィンの衣装は、フェルトを使ってマントを手作りしてみましょう。100均でも売られている大きいフェルトを購入し、かぼちゃやコウモリの形に切り抜き、手芸用ボンドで貼り付けます。端を首にかけるようボタン穴を付ければ完成です。

冬になるとクリスマス会に活用できるクリスマスリースやツリーの手作りができます。お正月用の飾りや、冬休みの工作なども楽しんでみましょう。2月になれば節分があり、豆まきの工作が楽しめます。パーティに使える三角帽子は、画用紙を扇形にカットして、端をのりでくっつけます。モールや毛糸などで飾りつけすると華やかになっておすすめです。

さまざまな記念日にも、プレゼント用の工作が活用できます。母の日、父の日、敬老の日など特別な日に、手形や花束などを作ると喜ばれるでしょう。

記念日用の工作を楽しむなら、部屋の飾りつけがおすすめです。ガーランドは飾りつけの定番で、折り紙を三角に切ったものを紐に貼り付けて作ります。プレゼントする人へのメッセージも、折り紙を使って切り抜きましょう。最後に風船で飾りつけすると、パーティシーンに活用することができます。

子供にとって工作は手先を使い知育にもつながる遊びです。親子で作って楽しめる作品もたくさんありますから、いろいろと調べて家庭で楽しんでみてください。家庭で取り入れる季節の行事に合わせて、必要な飾りつけを工作する方法もおすすめです。

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