幼稚園・保育園用上履きの選び方は?種類やデコる方法も紹介
幼稚園に通うようになると、必要になるのが「上履き」。保育園でも、2~3歳児クラスに上がる頃に必要になるところもあるようです。園生活で長時間履くことが多い上履きの選び方や、アレンジ方法についてご紹介します。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
幼稚園・保育園用上履きの種類は?
上履きとひとことで言っても、マジックテープタイプやゴム帯タイプ、スリッポンタイプとさまざま。それぞれの特徴を考慮し、子供に適した上履きを選んであげましょう。
面ファスナータイプ
甲のベルト部分が、べりべりとはがせる面ファスナーになっている上履きです。履き口が大きく開けることができるため、足が入りやすく履かせやすいのがメリットです。ファスナーをきつくしたり、ゆるくするなどすれば、サイズの調整もしやすくなります。
ただし、履くたびに面ファスナーの調整が必要なため、まだスニーカーをひとりで履くことができない場合は、着用に時間がかかるかもしれません。
ゴム帯タイプ(バレエシューズタイプ)
甲の部分に、足を固定できる1~2㎝幅のゴムベルトがついた上履きです。履かせやすく、脱ぎやすく、軽いので子供も歩きやすいのがメリットです。価格も安いので、買い替えもしやすいですね。ただし、使用する子供も多いため、他の子供の上履きと間違えやすいというデメリットも。
スリッポンタイプ
甲の一部分がゴムベルトであるゴム帯タイプとは異なり、甲部分全体がゴムになっているのがスリッポンタイプ。甲の部分にU字やV字型のゴムがついています。ゴム帯タイプと同様に、履きやすく脱げにくいという特徴があります。ゴムがゆるんでくると、脱げやすくなることもあります。
今流行りの上履きをおしゃれにかわいくデコる方法
上履きは、多くの子供が使用するため、同じようなものを選ぶと見分けが付かずに間違えてしまうことも。子供が見分けやすく、おしゃれ度をアップさせるために、上履きをデコレーションしてみませんか? ここでは簡単にできる上履きのデコレーション方法をご紹介します。
デコパージュ
紙に描かれた絵を張り付けて、布製品や小物などをカスタマイズする「デコパージュ」。上履きでは、かわいい絵柄やキャラクターがプリントされた紙ナプキンを使ったデコパージュがおすすめです。
上履きに布用デコパージュ液を塗り、上履きの余白部分に合わせて切った紙ナプキンを貼ります。乾いたら、デコパージュ専用のトップコート用の液を上から数回塗って仕上げます。トップコート液を乾燥させれば歓声です。
材料も、上履き以外は100円ショップでも購入できるなど入手しやすく、加工も簡単です。上履きは汚れたら自宅で洗濯もできます。ただし、タワシでゴシゴシこすったり、つけ置き洗いするのははNGです。
スタンプデコ
上履きの白い余白部分にスタンプを押してデコレーションする方法です。さまざまな色の布用スタンプパッドを使えば、カラフルな上履きが完成します。スタンプはワンポイントのモチーフのほか、ひらがなのスタンプを使って名前を入れるのもいいですね。
作り方は、上履きにスタンプを押し、乾いたら当て布をしてアイロンやドライヤーをかけ、定着させるだけと簡単です。上履きは汚れたら洗濯もできます。
裁縫デコ
上履きの余白部分にレースやワッペン、ボタン、リボンなどを縫い付けたり、色の付いた糸でステッチを入れて作ります。一見、ハードルが高そうですが、ゴム帯の部分にくるみボタンやリボンを付けるものは簡単な上、見た目の印象もガラッと変わるのでおすすめです。少し手間はかかりますが、レーステープをぐるりと履き口の周囲に縫い付けるのもかわいいですよ。
汚れたら自宅で洗えますが、タワシでゴシゴシ洗ってしまうと、レースがほつれたり、ボタンやリボンなどのパーツが取れてしまうこともあるので、優しく洗うのがポイントです。
とてもかわいく仕上がる上に、見分けもつきやすい上履きデコ。上履き入れや上履き袋とデザインを統一してもかわいいですね。
でも、園の中には上履きについて規定を設けているところもあるようです。規定の範囲内でアレンジを楽しんでくださいね。
【幼稚園・保育園用上履き】名前の書き方
保育園や幼稚園の持ち物には、他の子供のものと間違えないように名前を書くのが基本。でも、まだひらがなが読めない場合、どうしたらいいのでしょうか。ここでは子供がわかりやすく、見栄えのいい名前の書き方をご紹介します。
油性ペンで直接書く
一番簡単なのは、油性ペンで名前を書く方法です。布に油性ペンで書くとにじんで読みにくくなることもありますが、最近はにじまずに書ける油性ペンもあるので、それを使うのもいいですね。失敗すると書き直せないため、事前に名前の配置を考えて書くようにしましょう。洗っても消えにくいのですが、ビニール素材の場合、洗ううちに名前が薄くなることもあります。
シールを貼る
油性ペンで名前を書くのが苦手な場合や、見栄えにこだわる場合は、上履きに貼るお名前シールを使うのもおすすめ。シールに入れたい名前(ひらがなやローマ字)を指定してネットで注文すると、数枚セットで届きます。多くはアイロンやドライヤーなどを使い、シールを定着させて使います。比較的、洗濯には強いのですが、タワシなどでゴシゴシこするのは避けた方が無難です。
キャラクターを書く
まだひらがなが読めない子供の場合、男の子だったら車や電車、女の子だったらお花やリボンなどのワンポイントを油性ペンで書いてみてはいかがでしょうか。子供の好きなキャラクターを描いてもいいですね。油性ペンなので洗濯には強いですが、描くときに失敗しないよう、チャコペンなどで下書きをするといいでしょう。
幼稚園・保育園用上履きの交換目安
幼稚園や保育園で毎日長時間履く上履き。夏休みや冬休み明け、新しい学年への進級などをきっかけに新しい上履きに替えることが多いかと思いますが、その他にどういった点を目安に上履きを交換してあげたらいいのでしょうか?交換の目安をまとめました。
洗っても汚れがとれない
白い上履きの場合、汚れが付きやすいので、こまめに持ち帰り洗うようにしましょう。それでもだんだんと汚れが定着して全体的に黒ずんでしまうことも。特に上履きの内側は汗をかくために汚れがつきやすく、タワシも奥の方に届かないため、汚れが残りがちです。つけ置きやシューズ洗い用の洗剤でもなかなか汚れが取れなくなったら、上履きを交換するようにしましょう。
サイズがきつくなった
子供の成長は早いため、数ヶ月で上履きのサイズが小さくなってしまうことも。上履きがきつくなっても、子供はがまんして履いていたり、かかとを踏んで履いていたりと、親がなかなか気づかないことも多いようです。こまめにサイズをチェックして、子供の成長速度に応じた上履きを用意してあげるようにします。
靴底がすり減る
上履きを持ち帰ってきたときに、靴底がすり減っていないかもチェック。靴底がすり減っていると、足が疲れたり、滑り止めがすり減るので、転びやすくなることもあります。特に飛んだり走ったりと活動量が多い子供の場合、こまめに靴底を確認してあげましょう。
幼稚園・保育園用上履きの選び方
実際に幼稚園・保育園で使う上履きを選ぶ場合、どのような点に注意したらいいのでしょうか。ここでは3つのポイントを紹介します。
サイズで選ぶ
子供は成長のスピードが早いので、あっという間に上履きもサイズアウトしてしまうことも。そのため、ぴったりのサイズよりも、0.5cm~1cmほど若干大きめのサイズのものを選ぶようにしましょう。ブカブカで歩きづらい場合は、中敷きなどを使って調整します。
サイズ選びで注意したいのは、つま先からかかとまでの長さだけでなく、足の幅(幅広)も考慮すること。「16cmの上履きがきつい」と言った場合でも、幅広のものであれば、履けるケースもあります。店頭で実際に履いて、子供にベストなサイズの上履きを選んであげてくださいね。
むれにくい素材
汗をかきやすい子供には、上履きも蒸れにくく快適に使用できるものを選びたいもの。ベルト帯タイプのビニール製は汚れが付きにくいのですが、蒸れにくさを考慮すると、布製の方がベターです。面ファスナータイプでは、通気性のよい空気穴やメッシュ素材を使用しているものもあります。
かかと部分に衝撃吸収材がある
運動靴には、かかと部分に衝撃吸収材を使っているものがあります。室内でも「体操」の時間やおにごっこ遊びなど、走ったり飛んだりすることが多いため、衝撃吸収材を使用した上履きを使うのもおすすめです。
口コミでも人気!おすすめの上履きは?
実際に、上履きを買いに行って、その種類の多さに戸惑ってしまうママも少なくないはず。そこでここでは口コミで人気の上履きをご紹介します。上履き選びの参考にしてみてくださいね。
イフミー IFME School SC-0003
甲の部分にストラップがあり、サイズ調整ができる上履き。メイン素材はナイロンで、アウトソールとインソールの両方に通気孔を設置されています。交換用の中敷が1枚付いています。色はピンクとブルー、ホワイト。リボンやボタン、レースなどを縫い付けることはできますが、デコパージュは難しいかもしれません。
ムーンスター バイオテフ01 tef01
汚れにくく、落としやすいテフロン加工の上履きです。衝撃を吸収して、歩行時の負担を軽減する独自素材「アブソレン」をかかとに装備しています。甲全面にダブルラッセルメッシュ使用。素材は、ダブルラッセル、合皮。カラーは ホワイト、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク、サックス、オレンジ。リボンやボタンなどを縫い付けることはできます。
サンリオ 上履き マイメロディーS02 KD37171
マイメロディーが一面にプリントされたピンクの上履き。ソール、ゴムベルトもピンク色です。メイン素材はキャンバス。レーステープやボタン・リボンなどでデコレーションすると、よりかわいくなりますね。
イオン トップバリュビニールバレーシューズ
履き口にゴムを採用し、脱ぎ履きしやすい上履き。素材は塩化ビニールで、汚れが付きにくいのが魅力です。ビニール素材なので、アイロンやドライヤーなど熱を使うデコには不向き。ゴム部分にはリボンやレース、ボタンなどを縫い付けることができます。カラーはホワイト。
●イオンドットコム 「ベストプライス ビニールバレーシューズ」
https://www.aeon.com/item/z1fopojicr0tifl2/?category=%E5%AD%90%E4%BE%9B%E6%9C%8D_%E5%AD%90%E4%BE%9B%E7%94%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA_%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E4%B8%8A%E5%B1%A5%E3%81%8D
アキレス 上履き エコロジーカラーバレー
メイン素材は綿。独自開発の通気性素材を使用することで靴内部の蒸れを軽減します。足の成長に合わせ、サイズ別にソールの厚みが変わっており、正常な足の発育を促します。カラーはイエロー、グリーン、ホワイト、ブルー、レッド。デコパージュやスタンプデコ、裁縫デコもしやすい素材です。
上履きはそのほか、西松屋チェーンなどでも販売されています。価格や履きやすさ、デコレーションのしやすさなどを考慮して選んでくださいね。
まとめ
シンプルな白い上履きでも、デコ次第でかわいくおしゃれに華やかになります。デコに使う紙ナプキンやレースなどは、子供と一緒に選ぶのもいいですね。幼稚園や保育園で毎日履く上履き。ママがデコしたり、お絵かきした愛情たっぷりの上履きだったら、毎日の通園も楽しみになりそうですね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。