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2024年09月04日 11:25 更新

【本当に怖い本】読むと完全に声が静まり、息も浅くなる……。全国の学校司書と図書館司書が選んだ「こわいほん大賞」4作品が発表

日本出版販売は9月2日、日販図書館選書センター(以下、選書センター)が主催する「こわいほん大賞」の結果を発表しました。

92冊のこわい本の中から選ばれた、とびきり怖い4冊が決定

「こわいほん大賞」発表

「こわいほん大賞」は、毎年12月に開催している「図書館員がえらぶ 選書センター大賞」のスピンオフ企画です。暑い夏にぴったりな怖い本92冊がノミネートされ、7月1日~8月18日にかけて全国の学校司書、公共図書館司書が投票。4つのカテゴリー別に大賞を決定しました。

<ぞわぞわ部門>第1位

『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』小峰書店 廣嶋玲子(作)/おとないちあき(絵)

『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』(廣嶋玲子 作、おとないちあき 絵)
『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』(廣嶋玲子 作、おとないちあき 絵)

【投票コメント】
「『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の作者の怖い話だよ~というと子どもが食いついてくれます。そして結構本格的に怖い」(小学校司書・教員)

<ひやひや部門>第1位

『学校ななふしぎ』偕成社 斉藤洋(文)/山本孝(絵)

『学校ななふしぎ』(斉藤洋 文、 山本孝 絵)
『学校ななふしぎ』(斉藤洋 文、 山本孝 絵)

【投票コメント】
「こわい本ない?こわい本読みたい!という子に渡したら必ず借ります。そしてまわりにどんどん広がっていきます」(小学校司書・教員)

「まちがいなく子どもは学校の怖い話が大好き!イラストの細かいところまで眺めて楽しんでいます」(小学校司書・教員)

<びくっ部門>第1位

『いるの いないの』岩崎書店 京極夏彦(作)/町田尚子(絵)/東雅夫(編)

『いるの いないの』(京極夏彦 作、町田尚子 絵、東雅夫 編)
『いるの いないの』(京極夏彦 作、町田尚子 絵、東雅夫 編)

【投票コメント】
「怖い話が大好きという子に怖い本を読み聞かせると「ギャー!」の後に「全然怖くなーい」と言って大盛り上がりするのが常なのですが、この本を読むと完全に声が静まり、息も浅くなります」(小学校司書・教員)

「中学校でも人気の怖い絵本。小学生の時に読んで、怖かった思い出がずっと残っているようです。きっと、大人になっても覚えている絵本だと思います」(中学校司書・教員)

<どろどろ部門>第1位

『変な家』飛鳥新社 雨穴(著)

『変な家』(雨穴 著)
『変な家』(雨穴 著)

【投票コメント】
「映画化されたこともあり、中学校では予約数No.1です」(中学校司書・教員)

<「こわいほん大賞」開催概要>
ノミネート図書:選書センターでの選書実績をもとに、同センターのコンシェルジュが、「ぞわぞわ」「ひやひや」「びくっ」「どろどろ」の4つのカテゴリーに分類し、92冊を選出。

投票方法:全国の学校司書、公共図書館司書に、ノミネート図書の中から分類別に最大3冊ずつ、「これはオススメ!」と思う図書を投票。

投票期間:2024年7月1日(月)~8月18日(日)

こわいほん大賞
https://sensho-c.jp/scary-book-award-2024/

日本出版販売
http://www.nippan.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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