
【専門家監修】今重要視されている、子どもの“好奇心”や“考える力”をのばすために必要なものとは?
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子どもの教育について気になるけれど、何が正しいのか分からない……。いつから? どのように? どれくらい? そんな悩みを持ったママパパも少なくありません。今回は、子どもの「自発的な好奇心」を育てる教育法を専門家に取材。また、その教育法を実際体験します!
子どもの「自発的な行動」「知的好奇心」を育てたい でも何から始めたらよいのか分からない……
子どもの教育を考えているが、何から始めたらよいか分からないという声をよく聞きます。みんな子どもの教育についてどのような悩みを持っているのでしょうか。子どものいるママパパに、子育てと教育についてのアンケートを行いました。

※アンケート:子どもの教育についてのアンケート/マイナビ会員の小学生までの子どもを持つ親に実施(2024年8月)
「はい」と答えた方は92.3%。ほとんどの方が子どもの「自発的な行動」「知的好奇心」を育むことの必要性を感じていると分かりました。子どもに身につけてほしいものの具体的な回答には「自分で考えて、行動する力(30代女性)」といったものの他、「毎日継続的に勉強すること(40代男性)」といった学力に関することも見受けられました。自然な知的好奇心を持ち、その結果、学力が向上するというのが理想的なイメージのようです。

※出展元:文部科学省 中央審議会「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」、2016年12月21日第10
また、文部科学省による学習指導要領の「学びに向かう力、人間性等」は、アンケート結果でも重要視されている「自発的な行動」「知的好奇心」といったいわゆる非認知能力*1にあたります。
*1 非認知能力:意欲・ 意志、自覚し見渡す力、人と協力する力等

※アンケート:子どもの教育についてのアンケート/マイナビ会員の小学生までの子どもを持つ親に実施(2024年8月)
「すでに取り組んでいる」という方が20.7%、「取り組んでいるが、自信がない」という方が33.3%。半数以上の方が、子どもの「自発的な行動」や「知的好奇心」を育むための取り組みを始めているということが分かりました。一方、取り組んでいる方の中でも、6割以上が実践している方法に自信がないと感じていました。
大切だと分かっているけど、今のやり方には自信がない。きちんとした理論と実績に裏付けされた教育法が必要とされていることがアンケートからわかりました。
教育と子育ての専門家に聞く 子どもの「自発的な好奇心」の伸ばし方とは?
どのように子どもの教育に取り組めば、子どもの自発的な好奇心を自然に伸ばすことができるのでしょうか。子どもの教育と子育ての専門家、菅原陵子さんに話を聞いてみました。

「子どもが興味のあるものを繰り返しする」時間が
「自分で自分を成長させる力」を育てる
菅原さん
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どうしたら子どもを『のびのび』『かしこく』育てられるのかという質問をよく受けます。アンケート結果でも重要視されている自発的な行動や好奇心が含まれるのびのびと育てたいという部分には、勉強が遅れてしまうのではないかと悩む方が多いです。またかしこく育てようとすると子どもらしい心の成長を邪魔してしまうのではないかと思う方も。わたしがおすすめするモンテッソーリ教育は『のびのびと』と『かしこく』の両方を得ることができる教育法です。
菅原さん
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モンテッソーリ教育とは、一言で言うと、『毎日が自由研究』という教育法。「子どもは『自分で自分を成長させる力』があるというのが、モンテッソーリ教育の基本的な考え方で、その力を家庭で育みたい時には、暮らしの中でいかに『子どもの興味』に沿った実体験を持つことができるかがカギとなります。自分の興味のあるものを繰り返し遊びながら、親子で会話することで自然と『学び』を得るようにすると、『のびのび』と『かしこく』の両方がグッと伸びていきます。ちなみに、大手企業の創業者たちもモンテッソーリ教育を受けていたことから、日本でもモンテッソーリ教育が知られてきました。

子どもが自分の興味を見つけるために、
親は「10秒待つ」「子どもと一緒にする」習慣を
菅原さん
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おうちでモンテッソーリ教育を行うときに、親が気をつけたいのは2つ。『こうしなきゃいけない』という思い込みをできるだけなくすこと。そして子どもが何かしていたら『10秒待つ』ことです。
親は『これがいいんじゃない』とついつい口を出したくなりますが、それは子どもが考える時間を奪ってしまいます。
まず10秒待つ習慣をつけましょう。そして、子どもがしたいことを見つけたら、できないことだけ助けてあげる。体の動きなどから、どこでつまるのかな?と見つけていきます。一緒に話をしながら少しずつできることを増やすようにすると、会話ができる親子になり、子どもの自己肯定感も伸びていきます。

手を使うなど、体を使って「いつでも」「繰り返し」
遊ぶことができる環境の用意が大事
菅原さん
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教育というと、何か特別な時間と考えがちですが、子どもにとって、「いつもの生活」は興味の宝庫です。そして、子どもは同じことをする中で、体を育て、賢くなります。だからこそいつでも繰り返しできる遊びの環境を作っておくのがおすすめ。細やかに手を使うことが大事なのでゲームやパソコンの画面上ではなく、紙を折ったり、ハサミで紙を切ったり、切ったものを組み立てたり……と体や手を使うことができるものを準備できるとよいですね。
プリンター活用で「おうちでモンテッソーリ教育」
紙を折ったりハサミで切ったりなどの遊びを、いつでも思いついたらできるのが理想。そこで、おうちで印刷して遊べるコンテンツを使って、Kさんファミリーがモンテッソーリ教育をしてみました! 実際にどのようなコンテンツを印刷して、遊び、学ぶことができるのかを見てみましょう。
小学2年生とお母さんで実践!
手軽に印刷できて、いつでも楽しく遊んで学べる


パソコンの画面を見て、いろいろなコンテンツに興味津々のNちゃん。自主的に選んでもらうためにお母さんは「10秒待つ」を実践! Nちゃんも興味のあるコンテンツを見つけ、早速パソコンでプリンター印刷をしてみることに。

紙代やインク代のコストが気になり家にあるプリンターを使っていなかったけどこのプリンターはコストパフォーマンスがよいので、安心して使っていけそう!


わ~、すごい。パソコンの画面がすぐに印刷できた。色もキレイ!!

これなら、おうちでも楽しいパズルや工作をたくさん印刷できるね。
菅原さんからのアドバイス
菅原さん
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コンテンツを選ぶ際に、お母さんがしっかりと10秒待つことを実践してくれたおかげで、子どもが「自ら」やりたいこと「選ぶ」ということが意識できていますね! 子どもの自発的好奇心につながることなので、心がけてみてください。
ハサミやカッターで切る、穴をあける、ひもを通す「なりきり仮面」


最初に取り組んだのは「お面の工作」。紙に印刷されたネコのお面を器用にハサミで切り抜きます。切り抜かれたお面の脇にパンチで穴を開けて紐を通して、完成!
なりきり仮面コンテンツの
モンテッソーリ教育におけるポイント
菅原さん
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耳にかける部分は、ゴムで作る、紐で作るそれぞれが子どもの巧緻性を高めることにつながります。子どもが難しいなと感じているときは、片方を大人がやってみせる、あるいは一緒にするなどをしてみてください♪
切って、貼って、組み立てられる「キリン」

「キリンの工作」ではまずキリンの型をハサミで切り抜きます。細かい部分がありちゃんと切れるのか心配するお母さんをよそに、手先が器用なNちゃんは上手にハサミを使い、きれいに切り抜くことができました!


胴体と首をノリで接着して完成! 置物としても使えるので、ダッシュボードに飾ってみるのもアリ。

こんなに上手にハサミを使いこなせるなんて知らなかった! 親子で一緒に楽しむことで、子どもの新たな一面に気づけるのはうれしいな~。
キリンコンテンツの
モンテッソーリ教育におけるポイント
菅原さん
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紙を切って、折って、ノリで貼るという3つの要素が含まれています。細かなところが切れない場合は、親が大枠を書いてから切ってもらうなどでもよし。子どもにとって、スモールステップをつくってあげると、「一人でできた」を何度でも体験してもらえます。
みんな大好き!? 「まちがいさがし」


お次はママと一緒に「間違い探し」。ママよりも早く間違いを見つけることができて大得意のNちゃん。
まちがいさがしコンテンツの
モンテッソーリ教育におけるポイント
菅原さん
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まちがいさがしは大人にとっても有効な脳トレ。大人も子どもと一緒に楽しく探す時間にすると、教育効果も倍増。ゲームやテレビを見た後にやると、気持ち的にも、脳的にも疲れをリセットできる、効果的な遊びになります。
オリジナルなストーリーが作れる「未完成絵本(うらしまたろう)」


最後は、うらしまたろうの絵本。空欄となっているフキダシに、「カメをいじめるのはやめて」など、自分の考えたセリフを書き込むことができ、創作意欲を掻き立てられます。
未完成絵本(うらしまたろう)
コンテンツの
モンテッソーリ教育におけるポイント
菅原さん
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うらしまたろうのお話を知っている子どもなら、あらすじ順に並べながら、何がどうなったかを親子で話してみてください。また、吹き出しに、「こんな気持ちかも」というセリフをお互い言ってみるのもおすすめ。正しくなくても大丈夫。これをまめにする事で、国語力がつくだけでなく、親子で「何を話してもいい」と思える関係づくりにも役立ちます。
右に進んだり、左に進んだり……迷路のような「おつかいできるかな」

ヒントが書かれており、「上・下・左・右」に進んでゴールを目指す迷路のようなコンテンツ。Nちゃんも指でたどりながら、無事にゴール!
おつかいできるかなコンテンツの
モンテッソーリ教育におけるポイント
菅原さん
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行く場所を決めたり、そこまでの道のりを考えたりなどたくさんの使い方ができます。このときミニカーを置いて、「車が」右に曲がるなど考えるガイドを作ってあげると子どもが理解しやすいうえ、右に曲がるなどの会話を通して、子どもが左右の理解を深めることができます。



たくさんあって迷っちゃったけれど、大好きな工作もできて楽しかった~! うらしまたろうのセリフ作りも今までやったことがなかったけど、意外と面白かったからまたやりたい!

以前からモンテッソーリ教育に興味があったものの取り組み方が分からず少し引け腰だったけど、プリンター1台さえあれば、空いている時間にパッと印刷してストックしておけるから、手間をかけずに子どもがしたい時にしたいだけ繰り返し遊べる環境を作れるし、何より子どもが自然に興味を持って自ら手を動かして遊んでいたのが嬉しかったな~!
菅原さんからのアドバイス
菅原さん
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一般の知育ドリルは、揃えるという点でコストがかかる傾向があり、一度使ってしまったらおしまいですが、ご家庭のプリンターで知育教材を印刷することができれば、低コストで多くのコンテンツを揃えることができます。手軽に知育コンテンツが印刷できれば、おうちでモンテッソーリ教育の求める環境作りもむりなくできますね。
\今回使ったプリンターはこちら/
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商品名:エプソン EW-M757TP
大容量インク&低印刷コストのエコタンク搭載モデルで、家計にも優しいA4カラープリンター。家庭で美しく鮮やかなプリントを実現します。今回使ったモデルはおしゃれなピスタチオグリーン。インテリアとしてもしっくり馴染みます。
楽しく遊べて、のびのび、かしこく! プリンター活用でさらに子育てを手軽に、気軽に

日々の遊びのなかで子どもの自発的な好奇心を育むモンテッソーリ教育。でも、家にモンテッソーリ教育ができる環境を自宅に整えるのはちょっと大変かも、という不安もあるかもしれません。そんなママパパへの提案が、プリンターを活用したおうちモンテッソーリ教育です。子どものスクスクとした成長のために、おうちでいつでも気軽に繰り返し、遊び、学べる環境作りをしてみませんか?
動画でもう一度、モンテッソーリ教育×プリンター活用をおさらい
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