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2024年09月30日 11:31 更新

子どもの自立心が強くなるためにしていること、「自分で考えて決めさせる」「よく褒める」を抜いた1位は?

オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミーは、小学生の子どもがいる親を対象に実施した「子どもの自立心に関する意識調査」の結果を発表しました。

97%の親が「自立心の強い子になってほしい」と回答

子どもが、自立心が強い子になってほしいか尋ねたところ、97.0%が「とても思う」「まあ思う」と回答しました。

自立心の強い子になってほしいか

続いて、子どもの自立心が強くなるためにしていることを聞いたところ、1位は「手や口を出さず見守る(76人)」。僅差の2位は「よく褒める(72人)」、3位は「子どもに考えさせ決めさせる(50人)」でした。

フリーアンサーを合わせてご紹介します。

子どもの自立心が強くなるためにしていること

1位「手や口を出さず見守る」(76人)
●何をするにせよ、なるべく答えを教えない。自分で何でもやってみる(30代 男性)
●失敗も必要な経験と考え、忘れ物や宿題などの声かけは最低限にしています。忘れ物をして困ることで、「次は忘れないように気をつけよう」と失敗を生かしてくれることが理想です(30代 女性)
●失敗しそうなときも、あえて口出ししない(40代 女性)

2位「よく褒める」(72人)
●やることをやったら褒めて、ご褒美をあげている(20代 男性)
●過去に失敗したことがあっても、次に上手くいったときは大げさなぐらい褒めるようにしている(30代 女性)
●できたときはしっかり褒める(40代 男性)

3位「子どもに考えさせ決めさせる」(50人)
●自分で考えさせる。「何がしたいか」「何になりたいか」など、他人の基準ではなく自分の価値観で選ばせている(30代 男性)
●手助けはするけど、自分で考えるように促す(40代 女性)
●「宿題はいつやる予定?」「明日きちんと起きるにはどうしたらいいと思う?」など、とにかく自分で考えさせる(50代以上 女性)

困難な状況になったとき、子どもはどうしてる?

困難な状況になったときの子どもの反応について尋ねたところ、圧倒的に多かったのは「親に頼る・相談する(172人)」でした。以下、2位「自分で考える・調べる(65人)」、3位「諦める(45人)」が続きました。

困難な状況になったときの子どもの反応

●まだ小さいので、自分の中で消化できず泣き続けてしまうことが多いです(20代 女性)
●しばらく考えてから親に質問する(30代 男性)
●諦めたり、親に判断を委ねたりすることが多くあります(30代 女性)

子どもが失敗したときの親のサポート方法は?

子どもが失敗・挫折したときのサポート方法について聞くと、最も多かったのは「励ます(93人)」でしたが、2位「失敗の原因や改善策を一緒に考える(79人)」も多くの票を集めました。

子どもが失敗・挫折したときのサポート方法

1位「励ます」(93人)
●子どもが前向きな気持ちになれるよう励ます(30代 女性)
●とにかくなだめながら励まします(40代 男性)
●励ます。「何とかなるよ」とか「みんなそうだよ」と言って慰めます(40代 女性)

2位「失敗の原因や改善策を一緒に考える」(79人)
●失敗した際に「どこがよくなかったのか」「今後どうしたらよいか」を一緒に考えるようにしています(30代 女性)
●失敗した理由・挫折した理由を一緒に考える(40代 男性)
●一緒に改善策を考えて行動する。うまくいったとかは、お互いに喜びあう(50代以上 男性)

3位「話を聞く」(48人)
●なんで失敗したか、落ち込んでしまったかまず聞きます(20代 男性)
●本人が落ち着くまで話を聞きます(30代 女性)
●子どもが話してきたら、じっくり聞いてあげます。「そっかぁ、そっか」と間をあけながら聞くと、不思議と子どもからたくさん話してきます(40代 女性)

調査概要

調査対象:小学生のお子さんがいるパパママ
調査期間:2024年8月24日~9月7日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:303人(女性209人/男94人)
回答者の年代:20代 8.6%/30代 44.5%/40代 39.6%/50代以上 7.3%

アタムアカデミー
https://atam-academy.com/

(マイナビ子育て編集部)

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