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ベビーファースト宣言! 手厚い子育て支援がうれしい、宮城県利府町のふるさと納税寄附金の使い道とは?
ベビーファースト宣言! 手厚い子育て支援がうれしい、宮城県利府町のふるさと納税寄附金の使い道とは?
仙台市を含む7つの市町と隣接し、宮城県のほぼ中央に位置する利府町(りふちょう)は、日本三景の一角をなす表松島の海をはじめ、2020東京オリンピックサッカー競技の会場となった宮城スタジアム(グランディ・21)や、敷地面積日本一のJR東日本新幹線総合車両センターなどがあり、自然・文化・産業が調和したまちです。
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町内には3つのJR駅と4つのインターチェンジがあり、好アクセスなのも魅力の一つ。
全町民に利府町に対して誇りと愛着を持ってもらえるよう、わくわくするまちづくりに努めており、「もっと先へ、チャレンジ利府! 」を合言葉に市政移行を見据え、さまざまなことに取り組んでいるのだそう。
そんな利府町では、ふるさと納税の寄附金を7つの使途に充てており、今回はその中から「ベビーファースト推進事業」という使い道について紹介! 宮城県内市町村初の“ベビーファースト宣言”自治体として、子育て世代が子どもを産み育てやすい社会を、行政や企業を巻き込み社会全体で実現するための取り組みを行っています。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。
今回は、「ベビーファースト推進事業」という利府町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
利府町のふるさと納税寄附金の使い道「ベビーファースト推進事業」について
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・対象年度:令和5年度
・対象使途:未来を担う子どもたちのための事業
・対象事業:ベビーファースト推進事業
・総費用のうち寄附金活用額:6,044万円
「ベビーファースト宣言」とは、子育て世代が子どもを産み育てやすい社会を、行政や企業を巻き込み社会全体で実現するための取り組みです。宮城県内の市町村で初めて、利府町が宣言自治体となりました。
同町では、子どもたちが明るく過ごせる未来を創っていくためのまちづくりに取り組んでおり、子育て支援体制や保育サービスなどの充実、子育て世帯の経済的負担の軽減を推進するとともに、誰もが希望をもって結婚・出産・子育てをできるよう、切れ目のない支援に力を入れています。
本事業の実績は、以下です。
利府町中央児童センター「ぺあくる」
屋内遊具・学習室など、子どもたちが集う新たな施設として2024年4月1日(月)に開館。利府町の特産品の“梨”の木をイメージした大型複合遊具はのぼったりおりたりでき、遊べる児童センターのシンボルとなっています。また、年齢に応じた木のおもちゃを用意し、木のぬくもりを感じながら遊べます。グッド・トイ賞を受賞したおもちゃもあるとのこと。
ハイハイレース
年に2回「赤ちゃんハイハイレース」を開催。よちよちと小さな身体で一生懸命に歩く姿。そんな貴重な時間を、大切な家族と地域の人たちの優しいまなざしを感じられるイベントです。
町民の声
利府町の子育て支援が手厚いと感じました。東京に住んでいたときに、親だけでなく「地域」で子どもを育てていくような田舎に住みたいと考えていました。利府町は子育てのサポートが手厚く、子育て世代に優しいと感じたのも移住を決めたポイントです。近くに広い公園があるだけではなく、屋内遊具のある「ぺあくる」も利用でき、子どもたちの遊び場として助かっています。
自治体からのメッセージ
利府町では、子どもたちが明るく過ごせる未来を創っていくためのまちづくりに取り組んでおり、皆様からのあたたかいご寄附は、利府町の子どもたちの輝く未来をつくる支援に活用させていただきます。これからも、子育て支援や保育サービスなどの充実、子育て世帯の経済的負担の軽減を推進するとともに、誰もが希望をもって結婚・出産・子育てをできるよう切れ目のない支援に力を入れていきますので、利府町をどうぞよろしくお願いします。
利府町のふるさと納税返礼品について
町内で収集した古紙を原材料の一部としたトイレットペーパー、利府町の特産品「利府梨」を使ったジェラートを紹介します。どちらも利府町の人気の返礼品なのだそう。
利府町オリジナル トイレットペーパー ロール数(100個)
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・提供事業者:株式会社サイコー
・宮城郡利府町神谷沢字館ノ内2-2
・内容量:ロール数(100個)
・寄附金額:1万5,000円
利府町オリジナルの古紙100%のリサイクルトイレットペーパーです。観光イメージキャラクターのリーフちゃんのパッケージで、明るく親しみやすいデザイン。エコロジー資源を活用した、地域に還元できるSDGsの取り組みにもなっています。
利府梨ジェラート入り! ジェラートバラエティパック7種
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・提供事業者:P&Cファクトリー
・宮城県利府町沢乙字高島前54-3
・内容量:バラエティパック7種(計12個入り)
・寄附金額:1万8,000円
特産品の利府梨を使い素材にこだわり抜いた、原材料の風味を堪能できる本格ジェラートです。数量限定生産の「利府梨入りジェラート」6個と、人気の高いフレーバー6種類1個ずつ、計7種12個セットで届きます。「地域に貢献できる品を作りたい」という社長の想いが詰まった逸品なのだとか。
今回は宮城県利府町のふるさと納税寄附金の使い道「ベビーファースト推進事業」と、返礼品を紹介しました。子育て支援が手厚く、子どもを育てやすい環境がつくられているのは、子育て世代はもちろんのこと、これから結婚・出産・子育てを考えている世代にとってもうれしいです。屋内遊具がある児童センターは、雨や雪の日でも安心して子どもを遊ばせることができます。取組に興味をもった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。