壁面収納に便利なクローゼットをDIYする3つの方法とは？

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壁面クローゼットとは、壁に面したクローゼットのこと。ハンガーラックを壁際に置いたり、直接壁に取り付けたりして、衣類などを収納します。

壁面クローゼットは「見せる収納」になるため、機能性だけでなく見た目だって重要。ディスプレイ次第で、おしゃれなお店のように洋服を飾ることもできちゃいます。DIYで壁面クローゼットを作るときは、インテリアがさらに素敵に見えるように工夫したいですね。

それでは、DIYで壁面クローゼットを作る方法を3つご紹介します。

ディアウォールは、角材の先に取り付けるアイテムで、これを使えば、突っ張り棒のように床と天井の間に柱を立てることができるんです。

ディアウォールを使えば、床から天井まで壁面を広く活用することができます。しかも、壁や天井に穴をあけることなく設置できるので、「賃貸マンションだからDIYは難しい……」と思っている人にもおすすめ。

ディアウォールは「ツーバイフォー材」と呼ばれる木材に、取り付けて使います。ツーバイフォー材とは、断面が38mm×89mmの木材のこと。ホームセンターなどで購入することができます。

ディアウォールで、ツーバイフォー材を部屋に取り付ける場合は、部屋の床から天井の長さより45mmほど短いツーバイフォー材を用意し、その両端にディアウォールをはめます。バネの付いたディアウォールが天井側です。両端ともにディアウォールをはめたら、片側を天井に押し当てながら床と垂直になるように立たせてください。

ディアウォールを使って壁際に柱を立てたら、あとはそこにハンガーラックや棚板を付けて、使いやすく、おしゃれなオリジナルの壁面クローゼットを作ってくださいね。

ハンガーラックを作るときは、ハンガーブラケットを使うと便利です。

L字型金具を使って棚板を設置すれば、畳んだ衣類をディスプレイすることもできます。

メタルラックも、壁面クローゼットとして活用することができます。丈夫なメタルラックは耐荷重にも優れているので、ものをたくさん収納したいという人にも便利ですね。

メタルラックは棚板の数や高さなども自由に変えることができるので、簡単に作りたい形の壁面クローゼットを組み立てることができます。ハンガーパイプなど、お好みで必要な部品を取り付けて、使いやすい壁面クローゼットにカスタマイズしましょう。

メタルラックで壁面クローゼットを作る場合は、ラックと天井の間に「突っ張りポール」を取り付けてしっかり固定するのがおすすめ。もし地震などが起こっても、ラックが倒れるのを防いでくれるので安心です。

壁にディアウォールで柱を作ったりメタルラックを固定したりしなくても、ハンガーラックやチェストなどの収納アイテムを壁際に並べるだけでクローゼット風のスペースを作ることができます。大がかりなDIYをするのが億劫だという人は、そんな「なんちゃってクローゼット」を作ってみてはいかがでしょうか。

ここからは、壁面クローゼットのおしゃれ度をアップさせるポイントについて紹介していきます。

来客時など、壁面クローゼットを見せたくない場合もあるでしょう。そんなときは、壁面クローゼットの手前にカーテンをつけておくと目隠しになります。

カーテンは、カーテンワイヤーなど専用のアイテムを使って取り付けるのが基本。ですが、もっと簡単に取り付けたい場合は、天井にフックを付けて、そこに突っ張り棒などを引っ掛けてカーテンレールとして利用するとよいでしょう。

素敵な壁面クローゼットを作っても、服を掛けるハンガーがバラバラだとなんだかごちゃついて見えがち。ハンガーを統一して、クローゼットの中をすっきりさせましょう。

ディアウォールなど、木材で壁面クローゼットを作った場合は、ハンガーも木材のものにするとさらに統一感が出ておしゃれに見えそう。

収納スペースが少ないときや、お気に入りのものを見せながら収納したいときに便利な壁面クローゼット。今回紹介した方法なら、壁を傷つけることなく、簡単に壁面クローゼットをDIYすることができます。壁面クローゼットを設置できたら、かける服にもこだわって、毎日ショッピングしているような気分でコーディネートを考えてみてください。

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