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2021年11月17日 18:29 更新

【100均グルーガン比較結果】ダイソー VSセリア

DIYをするときに、何かと活用できるので持っておいた方がいいグルーガンですが、ダイソーとセリアどちらで購入したほうがいいのでしょうか? ダイソーとセリアで売っているグルーガンについて、値段から、形状、温度などを比べてみました。購入する前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

グルーガンとは?

工具のグルーガンは100均一でも手に入る
Photo by Taduuda on Unsplash

テレビや雑誌などでDIY関連の特集を見ていると、必ずと言ってもいいほど出てくる「グルーガン」。その重厚な響きと見た目から「なんだか難しそう」「ホームセンターに行かなきゃ手に入らないのでは?」など、少し上級者向けのイメージを持っている方もいるのでは? 何を隠そう、実は私もつい最近までそう思っていました。

グルーガンは、樹脂でできたスティックに熱を加えて溶かし、溶けた状態のスティックを再度固めることで、モノとモノを接着することができます。木材、紙、プラスチックや金属など、ツールひとつでいろんなものを接着することができる便利なアイテムなんです。

さらに一般的な接着剤との違いは、万が一固定する場所を間違えても、ドライヤーなどで熱を加えれば取り外すことができること。

接着し終わったら、あとは放置してしっかり固定されるのを待てばOKです。

グルーガン使用時は本体がかなり高い熱を持つので、使用する際は火傷しないように十分注意しましょう。

【比較しました】ダイソー・セリアどっちがいい?

工具を使ってDIYするイメージ
Photo by Hal Gatewood on Unsplash

以前は、手芸店などDIY通が通う専門店でしか手に入らなかったグルーガンですが、昨今のDIYブームを受けて、最近では100円ショップでも展開中。しかし、100円ショップのグルーガンと聞くと……

「強度は大丈夫なの?」
「すぐ壊れるんじゃない?」

など、一般的なグルーガンと比較して “質” がどうなのか、気になりますよね?

本体そのものはどちらもブラックがベースで、セリアの方がダイソーのものよりも少し小ぶりな印象ですが、実際の機能はどう違うのか……。そこでふたつの100均グルーガンの特徴を調べてみました!

価格

<ダイソー>

200円(税抜)

<セリア>

100円(税抜)

まずは気になるのが価格。セリアは他アイテムと変わらず100円ですが、ダイソーは少しお高めの200円。ですが、一般的なグルーガンは通常1,000円程度ぐらいが相場なので、200円でも十分お安いですよね。100均のグルーガンには、接着時に使用するグルースティックは付いていないので、別で購入するようにしましょう。もちろんセリア・ダイソーどちらでも販売していますが、ダイソーの方がグルースティックの種類が豊富でした。

最高温度・強度

<ダイソー>

最高温度 165度
消費電力10W

<セリア>

最高温度 200度
消費電力10W

グルーガンにはガラス面や鏡などの接着にも使える「高温用」と、熱に弱いものにも接着でき、初心者にも扱いやすい「低温用」があります。100円ショップのグルーガンは、本格的なDIYで使うとなると少し強度が心配ですが、小物作り程度のものであれば100均グルーガンで十分!

最高温度に関してはセリアのほうが高く、ダイソーのグルーガンの最高温度が165度なのに対し、セリアのグルーガンは200度! 100円という価格でこのクオリティは、うれしいですよね。消費電力はどちらも10Wほどで、使用時間もだいたい20分前後のようです。家庭で小物をちょこっと工作するぶんには十分そう。

形状・コードの長さ

本体の色味はどちにも同じブラックですが、ダイソーのものよりもセリアのほうが少し小さめな印象です。なので、女性の方にはセリアの方が扱いやすいかも。コードの長さはダイソーが1mほど、セリアはダイソーのものよりも、少しコードが短めです。もし長さが足りない場合は、延長コードを使って作業するようにしましょう。

グルーガンの基本的な使い方

グルーガンを使ってDIY
Photo by Bence ▲ Boros on Unsplash

100均のグルーガンも、使い方は一般的なグルーガンと同じ。使い方をステップごとにご紹介していきます。

1.グルースティックをセットする

グルーガン本体の後ろにグルースティックを差し込む所があるので、グルーガンの先端までスティックを差し込みます。きちんとセットできていないとグルースティックがうまく溶けず、きれいに接着できないので、しっかり差し込むようにしましょう。スティックが動かなくなるまで押し込むのがコツ。

グルースティックの直径サイズが同じものであれば、グルースティックはセリアでもダイソーでも使うことができます。ですが、ホームセンターで販売されている高温用のグルースティックは、セリアやダイソーのものでは、温度が足りず溶け切らないので、使用しないようにしましょう。

2.電源を入れる

グルースティックをセットできたら、コードを差し込み電源を入れましょう。火傷の心配があるので、この順序が逆にならないようにくれぐれも注意を! 5分ほど待てば、熱くなってグルースティックが溶け出していきます。溶けた液が万が一垂れても大丈夫なように、新聞紙などを下に敷いておくと安心です。

3.グルーを出して接着する

十分に温まったら、取っ手部分を押してグルーを引き出し、接着させたい部分につけます。接着させた後は20秒ほど指で押さえれば、きれいに密着します。固まる目安は、だいたい2〜3分です。

まとめ

一見難しそうなグルーガンですが、コツをつかめば使い方は簡単! いろんな小物作りに使えるのでDIYの幅も広がり、アレンジ欲もわくでしょう。100円ショップのものなら気軽に試せるのも魅力。セリアやダイソーに行ったら、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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