- 掲載
- 2026年10月18日 09:04
イケアのブルーバッグ「フラクタ」が30周年で進化!リサイクル素材90%以上に
気づけば我が家にも1つ、2つ…。イケアの青いバッグ「フラクタ キャリーバッグ」が、30周年を機に改良されました。リサイクル素材を90%以上使いつつ、おなじみのデザインと手ごろな価格はキープ。36リットルは99円、71リットルは129円(税込)です。
36リットルと71リットルサイズのバッグは、リサイクル素材の使用率を90%以上に高めながら、世界中のユーザーに愛されるデザインや機能性、手ごろな価格を維持しています。
アイコニックなデザインや機能性、低価格を維持しつつ、環境にも配慮
1996年に販売されてから30年にわたり、「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」は世界中の数百万人のユーザーにとって、信頼できる相棒であり続けてきました。
もともとは、購入した商品を家に持ち帰るための実用的なアイテムとしてデザインされましたが、今ではイケアを代表するシンボルの一つとなり、家でも屋外でも幅広い用途に役立つアイテムとして親しまれています。
そのシンプルさとひと目でわかるデザインは、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というイケアのビジョンを体現。現在では世界中で毎年4,400万個以上が販売され、イケアで最も売れているホームファニッシング商品となっています。
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」の未来を支えるため、IKEA of Swedenの開発チームは数年をかけて革新的なソリューションを模索してきました。その結果、世界中で愛されてきた特長を維持しながら、リサイクル素材の含有率を大幅に高めることを実現しました。
IKEA of Swedenで改良版「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」を担当する製品開発者のJulia Rosenberg氏は、今回の改良について次のように述べています。
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグはイケアでもっとも愛されているアイコン的商品の一つであり、改良にあたっては明確な責任が伴いました。私たちは、FRAKTA/フラクタの独自性をつくり出している機能性、シンプルさ、特徴的なデザイン、低価格に妥協することなく、リサイクル素材の割合を高めたいと考えました。バッグの見た目は変わらないかもしれませんが、素材や生産工程に大きな改良が加えられています。」
新たに改良された36リットルと71リットルサイズの「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」は、リサイクル素材を90%以上使用してつくられています。
そのうち少なくとも70%は、食品業界およびプラスチック業界から排出された包装廃棄物に由来しており、例えばプラスチック製の食品容器や粉ミルク用の大型バッグなどが含まれます。バッグの象徴的なブルーカラーを保つため、少量のブルーの顔料を加えています。
また、最大25kgの荷物を運ぶのに必要な強度を維持するため、最小限の割合のバージンポリプロピレンを使用しています。
スマートな素材の使用と生産
改良された「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」は、素材の使用と生産における、スマートなアプローチを反映しています。本体と持ち手には、単一素材であるリサイクルポリプロピレン(PP)を使用しています。
ブルーバッグは現在、完全自動化された生産工程でつくられており、より高い効率性と安定した品質、生産時の材料ロス削減を実現しています。
バッグは一続きの工程で製造され、持ち手は従来のように手作業で縫い付けるのではなく、素材に直接溶着されます。この改良により製造時間が短縮され、約89,000km分の糸の使用削減につながっています。
また、製造工程で余った材料は回収され、新しいバッグをつくるために生産ラインへ再投入されています。
こうした製造面の変更により、リサイクルポリプロピレンに関連する追加の加工・選別・品質管理コストを相殺し、「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」を手ごろな価格に維持しています。
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」改良への挑戦
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」の改良は、開発、イノベーション、コラボレーションに取り組んだ長い道のりでした。
2017年以来、イケアの商品開発者、エンジニア、サプライヤーは、バッグをアイコン的商品にした品質を維持しながら、リサイクル素材の使用拡大に向けて協力してきました。
IKEA of Swedenのエンジニアリングマネジャー、Jakub Brat氏は、改良の背景について次のように述べています。
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグのリサイクル素材の含有率を高めることは、技術面で大きな課題を克服することを意味しました。リサイクルポリプロピレンには追加の加工と品質管理が必要です。また、単一素材を使用するためのデザイン変更には、強度や手ごろな価格を維持しながら、バッグの重要な要素を見直すことが求められました。長年にわたるテストとサプライヤーとの緊密な協力を通じて、FRAKTA/フラクタらしい特徴を維持しながら、製造方法を変えることができました。」
ショッピングバッグの枠を超えたアイテム
1996年に登場した、イケアを象徴するブルーバッグは、ユーザーが購入品を安全に持ち帰れるようにデザインされました。
すぐにイケアでの買い物に欠かせない存在となり、その後、人々は本来の目的を超えて、家でも外でも日々の暮らしに役立つアイテムとして活用するようになりました。
現在では、洗濯物や収納、資源ごみの分別、荷物の移動、日用品の持ち運びなど、さまざまな用途に使われ、購入後何年も使い続けられています。
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」が30周年を迎えるにあたり、今回の改良版はその歴史における節目となります。アップデートされた「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」は、世界中のイケア店舗で購入できます。
【商品概要】
「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」
左画像:「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」 M, ブルー, 45x18x45 cm/36 l ¥99(税込)
右画像:「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」 L, ブルー, 55x37x35 cm/71 l ¥129(税込)
イケアの商品開発
よいデザインならば価格は高くて当たり前という考えはイケアにはありません。優れたホームファニッシング製品こそ、多くの人が手に入れられる価格であるべきだとイケアは信じています。製品開発者、デザイナーは、イケア独自の製品開発哲学である「デモクラティックデザイン(みんなのためのデザイン)」の5つの要素(優れたデザイン、機能性、低価格、品質、サステナビリティ)のバランスを考慮し、製品をデザインします。
「あると便利」を超えて、暮らしにすっかりなじんでいるブルーバッグ。見た目は変わらなくても、中身はしっかり進化しているそうです。買い足しやお出かけのついでに、チェックしてみるのもよさそうですね♪
