
飲むだけじゃない! 「炭酸水」のお掃除活用法
炭酸水は、飲むだけでなく掃除にも使えることをご存知でしたか? ナチュラルクリーニングとして使えるので、ペットや小さな子どもがいるご家庭のお掃除にぴったり。日常の汚れなら、意外と炭酸水だけで落とせるものも多いので、チェックしてみてくださいね! ただし、砂糖が含まれているものはベタベタしてしまうので、お掃除に向きません。
炭酸水で掃除するメリット
洗剤を使わないから安全


洗剤を使ってもいいのですが、ラグの上で息子がゴロゴロしたり、でんぐり返しをして遊ぶことも多いので、少し使うのに抵抗がありました。しかし、炭酸水ならその心配も無用! 飲めるものなので安全ですし、炭酸水のシュワシュワした泡が汚れを浮かし、落としやすくしてくれます。
油汚れにも効果あり
炭酸水は弱酸性のため、油汚れにも働きかけてくれます。炭酸が抜けてしまっても、汚れを浮かせる力は劣るものの、油汚れに効果的に使えます。ただ頑固な油汚れには難しいので、その場合は、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使うのがベターです。
手に入りやすい
炭酸水をコンビニで買ったけれど、1日で飲みきれなかった、または途中で炭酸が抜けてしまい、飲む気がしなくなった……。そんな飲みかけの炭酸水をぜひ、掃除に活用してみましょう! 掃除をするために炭酸水を買うのはちょっともったいないと思うかもしれませんが、飲みかけを活用するなら節約にもなりますね。なお、炭酸水はフレーバー入りのものでなく、無糖のシンプルなものを選ぶようにしましょう。
炭酸水を使った裏技掃除のやり方
炭酸水でフローリング掃除


小さな子どもがいると、床に食べこぼしや飲みこぼしがつくのは日常茶飯事。いつもふきんで水拭きをしているのですが、特にジュースをこぼしてしまった時は、ベタベタが落ちないもの。家では素足で過ごすことも多いので、このベタベタ感はとても不快なんですよね。そこで、炭酸水での床掃除を試してみました。
スプレーボトルに入れた炭酸水を、ベタベタ汚れが気になる箇所にスプレーして吹きかけ、いつも使っている水拭き用のふきんで拭いてみると……。水拭きのときよりも、すっきり落ちました! 私はしゃがんでゴシゴシするのが力を入れやすいのでふきんで行っているのですが、しゃがむのが疲れる、という方はワイパーのシートに炭酸水を含ませて拭くと便利ですよ!
炭酸水で窓掃除


洗剤を使うと、洗剤を使って拭いて、さらにその後、水拭きをしなければいけないため、結構大変な窓掃除です。けれども、炭酸水なら洗剤を洗い流す必要もないので、ワンアクション減らせるのがうれしい! スプレーボトルに入れた炭酸水を窓にたっぷり吹きかけ、スクイージーなどを使って窓を拭いていきましょう。こびりついた汚れも、スッキリきれいにオフできます。
炭酸水でシミ抜き


これは以前、私がアパレル関係の仕事に関わっていた時に教えてもらったテクニック。ソースを服にこぼしてしまい、それが白い洋服だったため「どうしよう」と焦っていたら、飲んでいた炭酸水を汚れにつけて、石鹸で落とせば応急処置にはなるよ、と教えてもらい、早速トイレに駆け込みました(笑)。
その時、完全にきれいには落ちなかったものの、間近で見なければ気づかないレベルには落とすことができたので、今でも外出先で汚れがついてしまった場合は、この方法で対応しています。
炭酸水は自分でも作れる?


炭酸水の作り方
炭酸水を使ったお掃除は、飲みかけの炭酸水があるとお手軽ですが、それが手元にない場合、手作りすることもできます。用意するものは重曹とクエン酸、そして水。
コップに250mlの水を注ぎ、小さじ1のクエン酸を溶かし、次に同じく小さじ1の重曹を加え、軽くかき混ぜます。するとしゅわしゅわと泡が発生し、炭酸水が完成します!
もし、ナチュラルクリーニングで使う重曹やクエン酸が自宅にあったら、試してみてくださいね。
まとめ
いつも「飲み物」として楽しんでいましたが、実は掃除にも使える炭酸水。飲みきれず、残ってしまったなーと炭酸水を捨ててしまうのではなく、目についた汚れをオフするのに使ってみましょう。余った炭酸水を活用でき、汚れも取れて一石二鳥!