
洗面台掃除を時短! 週末まで「きれい」をキープする日頃のテク
洗面台周りの残念な状態に、一人でストレスを感じていませんか? 毎日完璧じゃなくていい! 朝の時短技2つを行うだけで、週末まで洗面台を「パッと見きれい」な状態にキープできる方法をご紹介します。楽に、家族みんなで、やってみよう!
こんにちは。ライフオーガナイザー®️の都築クレアです。
「バタバタでそこまで手がまわらない!」と思いつつも、水ハネだらけの洗面台や、くすんだ鏡の前で行う身支度は、なんだか憂鬱な気持ちになってしまいますよね。
そこで、これだけやれば、パッと見きれいをキープできる、平日の朝におすすめの時短技を2つだけご紹介します。ちょっと気になったときにやるだけでもOKですよ!

時短ワザ①:常設マイクロファイバーで「3点ポイント拭き」
誰か一人がきれいに拭いても、人が入れ替わり立ち替わり、何度も使えば、水ハネは起こります。そこで、おすすめなのが専用タオルを置いておくこと!

使うのは、吸水性が高くて拭き跡が残りにくい、マイクロファイバーが楽でおすすめです。わが家では、6枚セットの食器やグラス拭き専用のマイクロファイバー製ミニタオルを購入して、キッチンと洗面台で掃除用として使っています。いつも同じ場所に専用のタオルがあれば、子どもにもわかりやすく、6歳になる娘も手を洗った後、水が跳ねていたらさっと拭いてくれます。
そして、朝のバタバタの中、押さえるべき拭く場所は3箇所だけ!
1)洗面台周りに飛んでいる水

洗面台周りに水が飛んだままだと、水垢になるので、気づいたときに専用タオルで押さえるだけでOK。周りを全て拭き上げなくても、水分のあるところを拭き取っておくだけで、印象は変わります。
2)蛇口

ここがピカッて光っているだけで、掃除が行き届いている印象になるので、押さえておきたい場所です。また、ハンドルは直接触る部分なので、きれいだと気持ち良く使えますよね。マイクロファイバーだと、指紋や水垢も、さっと拭くだけできれいに拭き取れるので、おすすめです。
3)鏡に飛んだ汚れ

鏡が汚れて感じる大きな原因は、水垢や、歯磨きやうがいのときに跳ねた、歯磨き粉入りの白い汚れではないでしょうか?
ここも忙しい平日の朝から、全体を磨き上げる必要はありません。マイクロファイバーにちょっとだけ水を付けて、汚れが飛んでいる所だけ、キュッと擦ればOKです。この3つのポイントを押さえておけば、パッと見きれいな印象はキープできますよ!
時短ワザ②:常設スポンジで「気になったときだけ掃除」
そして、もう一つパッと見きれいに欠かせないのが、洗面ボウル内の状態。気になったときにそのまま軽く掃除できるよう、専用スポンジを設置しておくのがおすすめです。

わが家では洗面ボウルの中に、スポンジホルダーをつけて、常にスポンジを置いています。
いつもは、使った後汚れがあるなら水を流しておくだけ。それでも取れない汚れが気になったときだけ、水を出しながらさっとボウル内をこすってきれいにしています。

溜まった汚れなら、スポンジ越しとはいえ素手で掃除することに抵抗があるかもしれませんが、今さっき付いた汚れなら、さっと済ませられます。逆に洗剤を使うとなるとアクションも増えますし、人によってはゴム手袋必須の方もいるでしょう。
となると、朝の忙しい時間に対応するのは難しく、こうして“黙認した汚れ”が、見るたび自分をちょっと憂鬱に、週末の掃除をしんどいものに変えてしまうのです。
むしろ素手でいけるくらいのレベルで、処理しておく方が、結局は楽! そして、そのためには思い立ったときに手が届く場所に掃除道具が必要! という背景で流れ着いたこのスタイル。始めて以来、3年間続いている私の持論です(笑)。
これで、毎日完璧! とはいかなくても、パッと見きれいな洗面所をキープできます。
そして、迎えた週末。上履き洗いでゴム手袋をつけたついでに、洗剤も使って一番厄介な排水口のお手入れをすればリセット完了です。

洗面台掃除のポイントは「家族みんなで」の意識!
洗面台の掃除が時短になる日頃やっておきたい2つの技をご紹介しましたが、洗面台は、家族みんなが使う場所。この技を成功させるためには、「家族みんなで」の意識が欠かせません。
というのも、例え私一人がきれいに拭き上げても、次の瞬間に子どもが手を洗いに行って、水でビショビショにして放置されれば、何の意味もないからです(汗)。だから、掃除道具はしまいこまず、見えるところに常設して、汚した人や気づいた人がさっとできる環境にしておくことが大切です。
わが家では、常設のスポンジとタオルはわかりやすい場所に、週末のしっかり掃除に使うブラシ類は、洗面台下に置いています。常に出ていてもストレスにならないように、タオルやスポンジは好きな見た目のものを選ぶことも、大切なポイントですね♪

家族誰でも手軽にできる環境を作ったら、次は「家族への声かけ」。
朝から髪を濡らして、ドライヤー・ヘアスプレーでセットする夫には、髪を拭いたタオルで周りを拭いてから、洗濯機に投入するようにお願いしています。

最近娘にも、うがいや手洗いのあとに汚れが残っていたら、水で流したり、常設タオルで拭くように伝えました。気づいて拭いてくれている姿を見ると、嬉しくなります。

もちろん、家族が忘れたり、汚れに気づいてなかったりして、私が発見することもありますが、自分にとっても楽にできる環境になっているので、前ほどストレスを感じず、リセットできています。家族にとっても、楽な仕組みを考えることで、自分も楽になりました♪
まとめ
家族とはいえ、先に使った人の残した水ハネや、ヘアスプレーのざらざらが残った洗面台を使うのは、不快なもの(汗)。バタバタと先に出て行く家族には、まず、そこから伝える必要があるかもしれませんね。
「みんなで使う場所は、後の人が気持ちよく使えるように、汚れていたらきれいにしようね」
最近娘に説明して気づきましたが、これってすごく当たり前で、教育としても、大事なことだと思いました。一緒に使う人を気遣える、後で使う人のことを考えられる想像力を養うことは、とても大切。そういう意味でも、繰り返し伝えていきたいな、キレイにもなるし(笑)、と思っています。
ポイントを押さえて、楽に! 家族みんなで気持ちいい洗面台を、キープしていきましょう♪