
お洗濯が一気に楽になる!「きちんとたたまない」家事ラク収納法
洗濯物はたたんで収納する……少し前までは当たり前のことでしたが、最近では「たたまない収納法」が注目されてきています。私自身も、数年前から少しずつ洗濯の仕方や収納法を改善していったところ、いまでは洗濯物の処理がだいぶ楽になりました。今回は私が実践している「きちんとたたまない収納法」をご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®近藤こうこです♪
毎日大量に生産される洗濯物の山。私は洗濯があまり好きではなく、全自動洗濯機に可能な限り頼っているのですが、それでもどうしても省けないのが「洗濯物をたたんで収納する」という作業。
この作業を極力簡素化したい! と色々試してみた結果、たどりついたのが「きちんとたたまない収納法」でした。誰にでもすぐに実践できるので、ぜひご参考ください!
ハンガーのまま収納する
トップスは極力ハンガー干しに
トップスなどは極力ハンガー干しにして、そのままクローゼットに収納できるようにしています。
乾いたら物干しざおからクローゼットに移動するだけなのでとっても簡単!
我が家では無印良品のアルミ洗濯用ハンガーを愛用しています。軽くて扱いやすいし、クローゼットの見た目もすっきり。
肩のハンガー跡が付きやすい洋服やニットなどにはマワハンガーなどを使用しますが、ほとんどのお洋服はアルミハンガーで対応できます。

おすすめのハンガー


便利なグッズで外干しの強風対策
ハンガー干しだと、強風時に洗濯物が飛ばされないかが心配になりますよね。でも最近は、ハンガーホルダーやハンガーキャッチなど、簡単に強風対策ができるグッズがたくさん販売されているので、そのようなグッズを活用すればとくに問題ありません。
おすすめの強風対策グッズ


ハンガー収納のスペースを増やすには
ハンガー収納したくても、クローゼットのスペースに余裕がない! という方には、「ブランコハンガー」がおすすめ。クローゼットのポールを簡単に増やすことができて、空間を有効活用することができます。
またタンスの肥やしになっている服はないか、根本から見直してみるのもいいでしょう。不要な服を断捨離できればおのずとスペースに余裕ができますし、ハンガー収納もふやすことができて洗濯物も楽になる……という好循環がうまれるはずです!
おすすめのハンガー収納

タオルはたたまずまるめる

タオルはまるめて収納するのが我が家の定番です。重ねて収納する場合、ある程度きちんとたたまないと見た目も悪くなってしまいますが、まるめる収納ならゆるく二つ折りにしてまるめるだけなので、立ったまま素早く作業することができます。
我が家の場合、洗濯機のすぐ近くにタオルの収納場所があるので、乾燥が終わったタオルを洗濯機から取り出したら、すぐにまるめて収納するという作業を繰り返すだけ!
収納するのも楽ですが、取り出すのも楽なのがこの収納法のメリット。子供がちょっと雑に取り出してもほかのタオルが崩れにくいので、プチストレスもなくなります。

収納ボックスを活用する

もちろん収納ボックスを活用することでも、収納は楽になります。
我が家では無印良品の収納ボックスを活用し、パジャマや下着・靴下はすべてボックスへ。パジャマはゆるくたたむ程度、下着・靴下はただ入れるだけの簡単収納にしています。ボックスを使用することで、きちんとたたまなくても見た目はすっきり収まりますよ。
ただし、ボックス収納を取り入れるときは、ぎゅうぎゅうに詰め込むような使い方はNG! 多くても8割収納を意識して、スペースに余裕を持つことが快適に使うための大切なポイントです。
我が家のボックスの置き場所は、洗濯機とお風呂場の間にある棚。パジャマや下着類はほとんど乾燥機までかけてしまうので、洗濯後は洗濯機からこのボックスに移すだけ。お風呂上りに着替えるときも便利です。
生活導線を考えて収納ボックスを置くことも、家事の効率化を図るにはとっても大切ですね。

おすすめの収納ボックス


まとめ


おしゃれ着などのように、きちんとたたんだり、気を使って収納しなければならないお洋服も一部あるとは思いますが、ほとんどの衣類は今回ご紹介した収納法で対応できます。
以前は私も、「洗濯物はきちんとたたまなくてはいけない」「収納量を増やすためにはきちんとたたんで立てて収納しなければならない」など、昔ながらの風習やメディアの情報に縛られていましたが、この「きちんとたたまない収納法」に変えるだけで、毎日のお洗濯がとっても楽になりました。
家事の時間を少しでも減らしたい、洗濯のストレスを軽減したい!と思っている方は、ぜひこれらの収納法を取り入れてみてくださいね♪