母子手帳や診察カードをスッキリ整理! 100均アイテムで作る受診セット
子どもの病院受診って大変ですよね。窓口では診察券やら保険証やらを提出、具合の悪さでグズグズする我が子をあやしながらの受診に支払い……診察券やらお財布、処方箋に薬と、帰るころには大荷物! あっちを開けて、こっちを出してと大変です。今回はママ必見!100均アイテムでできる「子どもの受診セット」をご紹介します。
こんにちは、ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。
妊娠中は不自由なく使えた母子手帳ケース。産後になると急に使いにくくなった……なんてことありませんか?
妊娠中とは違い、子どもの保険証はもちろん、診察券に検査結果の紙類など、収納するアイテムがどんどん増殖。いつの間にかパンパンになった母子手帳ケースは、必要なモノをサッと取り出せない状態に……。ただでさえ慌ててしまう我が子の体調不良時に、この状態では余計に焦ってしまいます。
子どもの病院受診をスムーズに! 今回は100均アイテムで作る、受診に必要なアレコレを集結させた「子どもの受診セット」をご紹介します。
ダイソーの透明な軟質カードケースが便利!
病院受診に欠かせない保険証。子どもの場合、+αとして医療証(子ども医療費助成受給券)も必要になりますよね。
毎年更新される医療証は、カード式の保険証よりも大きなサイズで紙製。サイズが違うと管理がしにくいのが難点……。
そこで、ダイソーで購入した軟質カードケース(B7サイズ)にひとまとめ。
パキッと割れてしまうことがある「硬質」に比べ、柔軟性のある「軟質」なら割れる心配はナシ。
コピーのための出し入れもスムーズです。
表面に記載されている番号や内容が保険請求に必要な情報。裏面は注意事項尾などの記載が多く、見えなくても大丈夫なことがほとんどです。(お手持ちの保険証・医療証をご確認してみてくださいね。)
どちらも表面が見えるよう(中裏)に納めることで、病院での確認作業もスムーズに。
病院受付についたら、まずは保険証セットを提示。お財布やら、母子手帳ケースやらをあちこち開く必要はありません。サッと提示がスマートですね。
診察券は見開きカードホルダーで迷わない!
保険証類と同様に、受付で必要なのが各病院の診察券。
特にお子さまが小さい頃は、受診する病院も多いもの。いつの間にかあふれかえった診察券が、母子手帳ケースのカード収納部分に、2枚重ねで入っていることはありませんか?
我が家の場合、閉院したクリニック、今後確実に受診することがない病院の診察券を除いても、1人分で軽く10枚超え! 何枚もある診察券は使用頻度に合わせて分類を。
【よく使う】かかりつけの内科、定期的に受診する歯科や耳鼻科、眼科など。
【時々使う】症状が出たときに受診する整形外科や、かかりつけ医がお休みの際に受診するクリニックなど。
【ほぼ使わない】救急搬送や外出先で急に受診した病院など。何年も使用していない診察券も……。
仕分けが済んだら、次は収納! ダイソーで見つけた、20ポケットの見開き型カードホルダーを活用しています。
開けば中身が一目瞭然の見開き型カードホルダーに、「よく使う」と「時々使う」の2種類を収納。
左右に分ける&ラベリングでもう迷うことはありません。
20ポケットあるカードホルダーには、すべての診察券を収納することも可能。ですが「ほぼ使わない」診察券をあえて別収納にすることで、カードホルダーはゆったり。出し入れもスムーズです。
「ほぼ使わない」診察券は、チャック付きポリ袋でひとまとめ。どこの診察券が入っているかをメモしておくと、いざという時でも慌てることはありません。
付箋で母子手帳を使いやすく
大事な情報が詰まっている母子手帳。予防接種の情報や、病気など・ケガの記録など、いざ使いたい時にお目当てのページが見つからずにワタワタすることはありませんか? そこで付箋を使ったひと手間で使いやすく!
特によく開く「予防接種」「病気」のページにラベリングすれば、アクセスがワンアクション!
予防接種前に慌てることも、大事な記録を後回しにしたまま書き忘れてしまうこともなくなります。
自己負担金はコインケースで事前準備
お住いの自治体によって変わりますが、「子ども医療費助成受給券」に記されていることも多い自己負担金。助成はもちろんのこと、窓口で支払う金額が事前にわかっているのは助かります。
私が住んでいるところでは、小学4年生から300円の自己負担が発生。コインケースに支払い用の小銭をスタンバイしておけば、わざわざお財布を取り出す必要はありません。
「使ったら補充!」のメモをコインケースに。使用後の補充忘れを防止します。
ファスナーケースでひとまとめ
保険証・診察券や母子手帳……それぞれを整えたら、すべてをまとめてワンセットに。我が家で愛用するのは、ダイソーのWファスナービニールネットケース(A5サイズ)。
手前にある薄いポケットには、保険証と診察券が入ったカードホルダーを。クリアポケットなので、中身の有無が一目瞭然。大事な保険証の紛失防止に役立ちます。
大きなポケットには、厚みのある母子手帳やお薬手帳、コインケースを。中身が見やすく、開口部が広いので、一緒に入れてあっても取り間違えはナシ!
帰り際に増える領収書も、返却された母子手帳や支払いに使ったコインケースと一緒に大きなポケットにポイ。サイズによっては、折ることなく収納可能。お財布に入れるために小さく折ることも、バックに押し込み、グチャグチャになることもありません。
帰宅後、コインケースの補充と共に領収書を定位置に。落ち着いた状態で会計関係を整理することができます。
また「ほとんど使わない診察券」も大きなポケットに。「使わない」からと別場所に収納し、存在を忘れてしまっては無意味。「受診セット」としてワンセット化することで、どんな状況でもスムーズに。
+αのひと手間でもっと便利に
ケースには生年月日(西暦・元号)と出生時の体重をラベリング。予防接種の予診票などで必要な情報です。姉妹で出生体重が混同してしまうことや、元号に悩むなどのちょっとしたストレスから解放されます。
誰かに見せることはなく、ママだけのカンペなので、小さくて十分!
熱性けいれんの既往があった長女と次女。予診票などへの記載はもちろん、救急搬送時や病院で質問される度、母子手帳を開いて確認することも。
そこで、熱性けいれんの既往だけをピックアップしたメモを保険証のカードケースに。救急車内の不安な状況でも、サッと伝えることができるように。
3姉妹の我が家。3つある病院セットは、マイカラーでラベリング。リング部分にフエルトを通し、グルーガンで接着すれば、カラータグの出来上がり。
タグが見えるように収納すれば、どれが誰のケースかは一目瞭然! わざわざ中身を出して、名前を確認することなく、必要なケースを持ち出すことが可能です。
子どもたちの「マイカラー」は家族全員で共有。受診に不慣れなパパでも、間違えることがなくなります。
まとめ
ただでさえ落ち着かない、子どもの体調不良や急なケガ。
1人1冊の受診セットを整えて、いざというときの備えに。病院受診に欠かせないアイテムをまとめておけば、必要以上に慌てることがなくなります。
100円ショップで揃う、ママがラクになる「子どもの受診セット」を作ってみませんか?