
ラクでおいしくて栄養満点! 時短食材を活用した簡単10分レシピ
「今日は疲れたので簡単なもので済ませたい」「時間はないけど家族のためにも手作りご飯をつくってあげたい」忙しい日々の中、時短レシピはご飯作りの強い味方ですよね。しかし、それ以前に注目したいのが、手間をかけずに調理ができる「時短食材」です。これらを常備しておけば、簡単に映えるお料理を作ることができますよ♪
こんにちは。ライフオーガナイザー®近藤こうこです。
家事の中でも負担が大きいのが、毎日のご飯作り。特に夏休みなど長期休み中のお昼ご飯や、仕事で疲れた後の夕ご飯づくりはできるだけ簡単に作れるもので済ませたいですよね。
そんなときに活躍するのが「時短食材」です。
「時短食材」を意識して常備しておけば、レシピを検索しなくても、簡単にかつ栄養バランス&見栄えがよい食事を作ることができます!
今回は私が実際に活用している時短食材と、それらを活用した10分以内で完成するレシピをご紹介します!
おすすめの時短食材① 下ごしらえが簡単な野菜
下ごしらえ不要! そのままでおいしい野菜

野菜とひと言でいっても、下ごしらえが簡単な物から面倒なものまでさまざま。一番手間がかからないのは、火を使わずにそのまま食べられる野菜です。
トマト
トマトは栄養価も高く、オールシーズン手に入りやすい時短野菜。洗って切るだけで食べることができ、アレンジしやすいのが大きな魅力です。
我が家では、トマトとミニトマトは生協で毎週必ず注文している定番食材。朝食では冷やしトマトに、お弁当にはミニトマトを添え、夕食ではお料理に使用したりサラダにしたりと、ほぼ毎日欠かさず食べています。
ベビーリーフ
ベビーリーフも洗うだけで食べることができ、レタスのようにちぎったりする手間がかからないのでよく活用しています。数種類の幼葉がミックスされているので栄養価も高く、見た目が華やか。主菜に添えるだけで、彩りも栄養もグレードアップするのでオススメです。
下ごしらえが簡単な野菜も便利!

下ごしらえが簡単にすむ野菜を活用するだけでも、立派な時短になります。
小松菜
あく抜きが不要なので、洗ってカットするだけでOK。火の通りも早く、炒め物、煮びたし、お浸しなどのお料理が時短で完成できます。
おかひじき
1分ゆでれば食べることができちゃう緑黄色野菜。クセがなくシャキシャキっとした食感がとてもよくて、子どもも大好きな食材です。
そのままお浸しにしてもいいですし、ナムルやサラダにしてもおいしいです。オーガニックスーパーや生協なら比較的手に入りやすいので、チェックしてみてくださいね♪
有機にんじん
有機にんじんなら皮をむかずに調理OK。むしろ皮ごと食べたほうが栄養価も高くなるそうです。残留農薬を気にせず食べれられる有機野菜は、体にいいだけでなく時短にもつながりますよ!
時短食材活用レシピ : トマトの冷製パスタ

【材料(1人分)】
・トマト……中1個
・すりおろしにんにく……1/2片(チューブでもOK)
・ハーブソルト適量
・オリーブオイル……大さじ1
・ベビーリーフ適量
・パスタ 100g
・塩(パスタを茹でる用)……ゆでるお湯の約1%強
・あれば、生ハム・粉チーズ
【作り方】
① トマトを一口大に切る。
② 器にカットしたトマト、すりおろしにんにく、ハーブソルト、オリーブオイルを入れ、味が全体に馴染むように混ぜて置いておく。
③ たっぷりのお湯に塩を通常より少し多めに入れ(パスタ自体に少し塩味をつけるため)、パスタを茹で、お湯を切る。
④ 流水で粗熱を取り、冷ます。
⑤ ②の器にパスタを入れて、味が馴染むように全体を混ぜ、お皿に盛る。
⑥ ベビーリーフと生ハムをのせ、お好みで粉チーズを振りかけて完成。
トマトを切ってあとは混ぜるだけ、のせるだけなので、とっても楽! 彩りがいいので、おもてなし料理にもおすすめですよ。
パスタは3分で茹であがるものなど、短時間でできるものをあらかじめ選んでおくのが時短のポイントです。
おすすめの時短食材② 手軽にとれるたんぱく質

そのまま食べられるたんぱく質
豆腐
ヘルシーで栄養もあるお豆腐はそのままでもおいしくいただけるので、便利な時短食材。キムチをのせ、ごま油とにんにく醤油をかけて韓国風にしたり、ちりめんじゃこをのせたり。あと一品何か欲しいときに、活躍してくれます。
魚の缶詰
魚の缶詰は、加熱処理済みなので火を通す必要がないのが魅力。汁ごと使えばそのまま出汁替わりにもなるので時短料理に欠かせません!
伊藤食品の鯖缶は臭みもなく、そのまま食べてもとってもおいしいのでお気に入りです。
すぐに火が通るたんぱく質
卵
火が通りやすい卵も時間がないときの強い味方! 生でも半熟でも食べられ、栄養価も高く、いろいろなお料理にアレンジできるのが魅力です。
時短食材活用レシピ : にら玉丼

【材料(1人分)】
・ニラ……半束
・卵……2個
・鶏ガラスープの素……小さじ1/2
・醤油……小さじ1/2(あればにんにく醤油)
・ごま油……大さじ1
・塩こしょう……適量
【作り方】
① ニラを5等分くらいにざく切りにする。
② 器に卵を割り入れ、鶏がらスープの素と醤油を入れてかき混ぜる。
③ フライパンにごま油を入れ、①のニラを炒め塩こしょうで下味をつける。
④ ニラに火が通ったら②の卵液を加え、卵に火が通ったら軽く混ぜて完成。(卵の硬さはお好みで調整してください)
火が通りやすいニラと卵を使うので5分で完成できます! 身近な食材と家にある調味料でできるので、手軽に作れる一品です。
おすすめの時短調味料

塩こうじ
冷蔵庫に必ず常備している調味料のひとつが塩こうじ。塩こうじで下味をつけておくだけで、ほかの調味料を使用しなくても味が決まるので、本当に楽で手放せません。
お魚やお肉を塩こうじ漬けにして冷蔵もしくは冷凍しておけば、あとは焼くだけでOK。素材のうまみを引き出してくれるのも大きな魅力です。

にんにく醤油
にんにく醤油は自家製を常備しています。すりおろしたニンニクと中途半端に残ったニンニクをにんにく醤油用の瓶に投入。醤油を継ぎ足していくだけで、おいしいにんにく醤油になるのでとても簡単。
お肉・お魚・野菜・麺類。どんな食材にも合うので、味つけに悩んだときはにんにく醤油に頼っています。バター、ごま油など合わせる調味料によってもいろいろな味つけが楽しめますよ!
時短食材活用レシピ : 豚肉のネギ塩炒め

【材料(2人分)】
・豚小間肉……200g
・長ネギ……1本
・塩こうじ ……小さじ2
・ごま油……小さじ2
・こしょう……適量
・あればレモン汁……小さじ1
【作り方】
① ビニール袋に豚肉と塩こうじを入れ、塩こうじが全体に馴染むようにもみこむ。(時間があれば少し時間を置おくと味が馴染みます。前の日に仕込んでおいてもOK)
② 長ネギを食べやすい大きさに薄切りにする。
③ フライパンにごま油の半量(小さじ1)を入れ②を炒め、軽く火が通ったら一旦お皿に移す。
④ 同じフライパンに残りのごま油(小さじ1)を追加で加え、①の豚肉を炒める。
⑤ 豚肉に火が通ったら、③の長ネギとレモン汁を加えて炒め、全体が馴染んだらお皿に盛る。
⑥ お好みでこしょうを振りかけたら完成。
こちらも10分もかからず作ることができ、味つけは塩こうじだけで済む簡単レシピです。
ご飯がすすむので、食べ盛りの男の子がいるご家庭にもおすすめの一品。
我が家ではレモン汁を加えていますが、塩こうじだけの味つけでも十分おいしくいただくことができますよ。
まとめ
時短食材はご飯作りのストレスを軽減してくれる、主婦の強い味方! 今回ご紹介した時短食材は汎用性の高いものばかりで、これらを組み合わせるだけでも何通りもの時短レシピを生み出すことができます。
みなさんもぜひ時短食材を活用してみてくださいね♪