【篠田麻里子の毎日ドタバタです!】 Vol.1 「ママ」って呼んでくれない娘が、突然のサプライズ!
仕事、育児、家事、夫婦関係。どれも手探りで大変だけど、すべて大切なもの――新米ママの篠田麻里子さんが自分自身と家族のために日々奮闘する姿に迫る本連載。長女“めいちゃん”の成長の様子や、夫婦の役割分担、家事・育児の失敗談など、プライベートな生活をせきららに語ります。
初めての育児は、焦ったり、失敗したり、泣いてしまったり。でもそれ以上に楽しくて尊いことばかり! 長女“めいちゃん”の成長を中心に、仕事や家事、夫婦関係のアレコレについて綴る篠田麻里子さんの新連載、スタートです!
突然の「ママ」呼びにズキューン!
マイナビ子育てをご覧のみなさん、初めまして! 篠田麻里子と申します。連載では、我が家の娘“めいちゃん”のお世話についてのお話を中心に、家事や夫婦関係のアレコレについてお話できれば、と思っています。よろしくお願いします!
第1回目のお話は、娘から「ママ」の言葉がなかなか出てこなかった話です。
娘が「パパ」と呼び始めたのは、1歳くらいのころ。どうやら「ぱぴぷぺぽ」が言いやすかったみたいで、娘が「ぱーぱーぱー」と何気なく言っていたのを夫が「パパ」と勝手に認定し(笑)、「パパって呼んでくれた!」と喜んでいたんです。
一方、「ママ」と初めて呼んでくれたのは、それから半年経った1歳半のころ。「パパ」と「ママ」の間には、実に半年もの差があったんです。正直、夫が先に「パパ」と呼ばれたことに対して、私の心の中はモヤモヤや嫉妬心でいっぱい。だって、「私の方がはるかに娘と接している時間が長いし、たくさんお世話をして尽くしているはずなのに!」という気持ちだったから。
だから娘が「パパ」と呼び始めた日から、私は必死になって「マ」がつく言葉を娘にたくさん聞かせることにしました。たとえば、「アンパンマンだね~」とか、「ま―るいボールだよ~」とか。
それでも娘はなかなか「ママ」と呼んでくれず……。本気で悩んで、「もしかしたら、一緒に過ごす時間が足りないのかな」「私、ちゃんと育児をできていないのかもしれない」と、自分を責めたこともあります。このころは、スマホで「ママ 言わない」と検索して同じようなママたちの体験談を探したり、同じく小さい子どもがいるマネージャーさんに相談して「発音的にパパのほうが言いやすいんだよ」と励ましてもらったり、いろいろな方法で無理やり自分を納得させていました。
今振り返ると、「子どもは毎日ちゃんと成長している。だから時が来れば、ちゃんと呼んでくれるようになる」と思うんですが、やっぱりその当時は焦ったり、目の前のことに必死になったりしていて、わかりませんでしたね。子育てって、こういうことの連続なのかもしれないなぁ。
初めて「ママ」って呼んでくれたとき、娘は意味がわかっていなかったと思うんです。でも、私が感激して、「そうそう!」「ありがとうーーー!」と褒めまくったからか、どうも「“ママ”って言うと、この人は喜んでくれるっぽいぞ」と思ったみたいで、連呼してくれて。すごくうれしくて、私の人生で忘れられない日になりました。
でもそのあと、「パパ―」って呼ばれましたけど(笑)。
最近のめいちゃん:“ウソ泣き”をマスター
最近、涙を流さずに声だけで「うえ~ん」と言うようになり、“ウソ泣き”をマスターしました(笑)。この写真もウソ泣きをしているところで、私と娘とで那須高原に二人旅をしたときの一枚です。旅行中はずっと抱っこ・抱っこ……。さすがに私も疲れたので、娘を歩かせようと地面に降ろしたら、「うえ~ん」(笑)。
どんどん成長しているんだな~。
篠田麻里子さん プロフィール
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