
家にあるものでできる、動く工作! とりさんパタパタ『ふきさんのアイデアおもちゃ大百科』Vol.2
ペットボトルや牛乳パック、空き箱などにちょっと一手間加えるだけで、ユニークなおもちゃに大変身! SNSで話題となったおもちゃ作家、佐藤蕗さんのアイデアが一冊の本になりました。簡単に作れて本当に遊べるおもちゃを厳選。『ふきさんのアイデアおもちゃ大百科』(偕成社)より、親子で作りたくなるすてきなおもちゃをご紹介します。
とりさんパタパタ

画用紙で作る、鳥のおもちゃです。ストローを持って上下に動かすと、本当に羽ばたいているように見えるし、滑空させるのもおもしろい。リアルな動きを楽しんでみて!
長男が2歳半のころ、鳥のパペット(手にはめて動かす人形)を作りました。声をアテレコして長男にしゃべりかければ、うれしそうに返事をしてくれるのです。幼児特有の、現実とファンタジーがまざったような時期で、本当に鳥の友達ができたように「とりさん、とりさん」と話しかけているのを見て、なんて純粋で可愛いんだろうと感激したものです。
今回はパペットではなくて、持ち手を上下に動かして羽根をパタパタと羽ばたかせるおもちゃです。長男はすっかり大きくなって、今度は作る側になりました。まだ小さい次男も、もう少ししたら「とりさん」と言ってくれるかな。楽しみです。
用意するもの
色画用紙(B4くらいの大きさ)
両面テープ
セロハンテープ
ストローかわりばし
ハサミ
絵をかくペンなど
作り方

1.色画用紙を中心で谷折りに、そこから5cm両側を山折りに折って開く。もういちど中心で谷折りにし、図の赤線のように羽根の形を下書きして、ハサミで切る。あまった部分で胴体を切る。

2.羽根のパーツの内側に両面テープを貼り、胴体をはさむ。

3.縦に5cm切り込みを入れたストローか、わりばしで鳥をはさみ、セロハンテープでしっかり接着する。
ポイント
色を塗ったり、シールや毛糸で飾ったりすると、すてきになるよ
(佐藤蕗・著『ふきさんのアイデアおもちゃ大百科』(偕成社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
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書籍『ふきさんのアイデアおもちゃ大百科』について

家にあるペットボトルや空き箱などが、こんなにユニークでかわいいおもちゃに大変身!
手順はシンプルに描くだけ、切るだけ、貼るだけ。でも、ほんのちょっとした工夫に「なるほど、そうきたか!」と、ひらめきアイデアが満載です。
実際にふきさんが子どもとの暮らしや遊びからヒントを得たものばかりで、楽しさは実証済み。子どもも大人も本を開けば、「どれを作ろうか?」「どうやって遊ぼうか?」と、ワクワクした気持ちがわいてくること間違いなしです。
佐藤 蕗さんのプロフィール
育児をしながら作っていたおもちゃが反響を呼び、デザイナーやイラストレーターとしての活動のかたわら造形作家として、現在は雑誌や新聞、WEBなどで作品を発表している。最新刊は『ふきさんのシーズンおもちゃ大百科』(偕成社)。
note:https://note.com/fukisato