
栄養士に気軽に相談できる! 無料で使える栄養・育児相談サービス【明治つながる栄養士】を試してみた
コロナ禍で人に会いにくい昨今、先輩ママと知り合う機会や、交流も以前と比べて持ちにくくなり、リアルな情報が入ってこないうえ、孤独も感じやすくなってしまう……。そんなママにぜひご紹介したいのが、粉ミルクでおなじみ『明治ほほえみ』が展開する栄養・育児相談サービス【明治つながる栄養士】。使ってみた結果をレビューします。

こんにちは。最近は "バッグの2個持ち問題"を解消するバッグの企画・制作に勤しんでいる「GIRLSBAG」代表のゆきねえです。プライベートは4歳男の子・1歳女の子の育児に奮闘しているママなのですが、下の子の妊娠・出産時はまさにコロナ禍。ちょうど初めての緊急事態宣言が発令され、不安を抱えての日々を過ごしていました。
不安と孤独感が増す……コロナ禍の出産育児
まだその頃はコロナに関する情報も不確かなものが多く、「どうなるんだろう」という空気が今よりももっと濃かったように思います。そのため上の子の妊娠中にお世話になった両親学級や、保育園に通う前にしょっちゅう通っていた児童館などはすべて閉鎖されていた状態。リアルな情報収集の場がなくなってしまった上、配偶者の立会いすら禁止されていた病院も多いと聞きます。私が出産した病院は配偶者の立会いはOKだったのですが、ちょうど同時期に妊娠していた妹は、立会いが完全にNGでした。

経産婦の私ですら、コロナ禍の妊娠・出産は不安を抱えていましたから、初産だった妊婦さんたちの不安は計り知れないものでしょう。今は以前に比べてだいぶ落ち着きを取り戻した印象はあるものの、昔みたいに毎日児童館に通ったり、ママ友とおうちで集まるのも積極的には誘いづらい……。今のママの子育て環境は、依然として孤独を感じやすい傾向にあるかと思います。
増えない体重に焦り……欲したリアルなアドバイス
上の子の時、特に感じたことなのですが、育児には"活きた生のアドバイス"が必要不可欠! 育児書にも載っていないような細かい悩みが、毎日のように降ってくるわけです。特に離乳食がスタートしてからは、その連続。例えば、育児書に載っている赤ちゃんは、美味しそうに"あ〜ん"と大きいお口を開けて食べているのに、我が家の場合はというと、口はしっかり一の字に閉じていて、開けてもくれない(苦笑)。

「こんなに食べないとは聞いていないよ!」と、なかなか増えない体重に焦り、6ヶ月健診の時に、栄養面で「要観察」の指導を受けた時は【母親失格】の烙印を押された気さえしました。
気軽に人と会えない今、育児相談サービスがオススメ!
栄養士に相談できる! 明治つながる栄養士
この時に私は運よく、同じような"食べない"子を育てていた先輩ママたちに出会うことができ、色々とアドバイスをもらえて気がラクになれたのですが、なかなか人に会いにくい今、そういった声を収集するのも難しいですよね……。ネットで探せばそれらしき記事をいくらでも見つけられますが、やっぱりそこで見る声ってどうしても「我が子のケースとまったく同じ!」とは感じづらく、心にあまり響いてこない。私たち新米ママは"生の声"を直接、聞きたいんです!! そしてできれば、悩んでいるからこそ"プロ"の人に話を聞きたい……。そんなママにぜひ使ってみて欲しいのが、粉ミルクでおなじみ『明治ほほえみ』が展開する栄養・育児相談サービス【明治つながる栄養士】。

利用は無料! LINEの友達登録で気軽に相談できる
最初このサービスを聞いた時に、「月額費用が数百円かかるけど、いつでも相談できるよ……といったタイプのものなのかな?」と思いましたが、なんと! 無料で使えるんです。用意するのは自分のスマホだけ。あとは、『明治ほほえみ』のLINE公式アカウント「明治ほほえみクラブ」を友だち登録すれば、準備は完了。事前予約も不要なので、平日10時〜15時のサービス提供時間内であれば、「あ、少しこういうことを聞きたいな」と悩んだタイミングで、すぐに栄養士の方にビデオ通話で質問することができます。
今回、サービスを紹介いただいたご縁もあり、ちょうどリアルタイムで悩んでいた、下の子の離乳食について、色々と相談してみることに。ちなみに今現状、私が抱えている課題はいわゆる"選び食べ"により、決まったものしか食べず、栄養が偏っているのではないか……という点です。そのため、おかずが決まったものばかりになり、たまに挑戦しても食べない場合が多く、その時は大好きなパンばかり食べています。ちなみに夕食を完食した場合も、「ぱ!!」とパンを要求。一人でロールパンの袋を2日で消費するので、「これは食べ過ぎでは……?」と若干心配しています(苦笑)。

さて、それでは実際に体験!
まずは、「明治ほほえみクラブ」LINE公式アカウントのトーク画面を開き、「通話はコチラ」をクリック。

上記4カテゴリから選べるので、自身の悩みにあったジャンルをセレクトします。私は今回、一番下の「お子さまの食事と栄養について」を選択しました。
子どもの食事と栄養について、実際に相談!
繋がったのは、とても話しやすそうな、栄養士の佐藤さん(仮名)。こういった対面での会話はZoomなどのオンライン会議である程度慣れてはいたものの、子育て関係では初めてだったので、少しドキドキとしていた私。ですが、人の良さそうな佐藤さんの笑顔で一気に緊張が解けました。

早速、食べムラで悩んでいることと、毎日のロールパン大量摂取について、相談。
食べムラに関しては、対象の月齢の摂取するべき栄養素や量についての資料を見せてもらいながら、【穀類】【野菜・果物】【タンパク質】の中から、ざっくり1点ずつ食べさせることを目標にしつつ、「お気に入りのおかずばかり食べていても問題はない」「毎日違うものを出さなくては、と工夫しなくてもOK」とアドバイスをいただきました。

一番聞きたかった"ロールパン問題"に関しては、夕食を完食した後でもロールパンを食べるのであれば、夕食で出す【穀物】をいっその事なくして、必ず食べたがるパンに置き換えるのも一つの方法、と! ご飯では必ず炭水化物を出さなくては、と思っていたのですが、確かにパンの食べ過ぎが気になるようだったら、そこで帳尻を合わせるのはアリかもしれません。あとは、目につく場所に絶対パンを置かない!ということ。これは一番響きました(苦笑)。まずパン入れを蓋つきにすることから始めたいと思います。
また、栄養面での偏りが不安な場合、フォローアップミルクを取り入れることもアドバイスいただきました。実は私、上の子も下の子も、ファローアップミルクにお世話になったことがなく、あまり知識がなかったんですよね……。お恥ずかしながら、粉ミルクの仲間程度の認識でした。しかし、お話を聞いてみると、明治から販売されている液体ミルク缶「明治ステップ らくらくミルク」なんかは、一日に必要な鉄分+カルシウムの半分を摂れると聞き、早速ポチりました(笑)。
下の子は慎重な性格のため、初めは飲まないかもしれませんが……その場合は料理にも使えそうなので、そういう面でも便利ですよね。パンが好きなら、フォローアップミルクを使ってフレンチトーストを作るといいですよ、と教えてもらい「確かに!」と思いました。
他にも「上の子がなかなか完食しないのだけれど、いつ頃からご飯を残さないことを教えればいいか」「平日は家族一緒に揃って食べることが難しいのだけれど、やはりみんなで食卓を囲んだほうが食育になるのか」など、話している最中に気になったことも相談し、気づけば30分以上経過していました(苦笑)。
他のカテゴリでよく聞く悩み相談は?
今回は下の子が比較的、お悩みカテゴリの対象年齢の中では大きかったこともあり、上記のような内容の相談にはなりましたが……実際は0歳7ヶ月〜10ヶ月あたりのお子さんを持つママさんのお悩みが一番多い、とのことでした。その中でも特に目を引くのは「離乳食」関連の悩みなんだそう。進み具合や量、母乳やミルク量のバランスなど、身長・体重の成長具合と比較して、悩んでいるママさんの相談を受けることが多いと聞きました。その次に、1歳〜2歳半のお子さんの「食べない」「自分で食べなくなった」と、イヤイヤ期ならではのお悩みが多いとのこと……。本当に幼少期のお子さんの食事作り・お世話は大変ですよね!!!!! ママの皆さん、本当に毎日お疲れ様です。
まとめ
今回、このサービスを使ってみて感じたことは、子育ての悩みを相談できることが一番のメリットではあるんですが、それ以上にいいな、と感じたのが、「コロナ禍で家族以外と話せること」ということでした。特に緊急事態宣言中なんかは、大人との会話なんて、旦那や保育園の先生との事務的な会話ばかりでしたから……。たまにそれ以外の人と話せる機会がとても貴重で、たわいない会話でも、ものすごく気晴らしになったのを覚えています。コロナ禍でなかなか「大人」と話せないママはぜひ、そういった"気晴らし"の意味も込めて、利用してみてはいかがでしょう?