柔軟性を高めるストレッチおすすめ3選!身体が硬い人に効果的な運動をご紹介
「自分は身体が硬い」と思っている人は多いのではないでしょうか。デスクワークなどの日常生活で硬くなっている筋肉の柔軟性を改善させ、身体の動く範囲を広げられたらうれしいですよね。今回は柔軟性を高めるストレッチのやり方をご紹介します。
硬い身体は柔らかくできる?
身体が硬いと体操選手やバレエダンサーなど開脚やしなやかな動きのできる人に憧れたりしますよね。そもそも、身体が柔らかい、つまり、身体に柔軟性があるとはどういうことなのでしょうか。
柔軟性とは
柔軟性とは筋肉と腱が伸びる能力のことをいいます。柔軟性を決めるのは骨格構造と筋肉や腱、靱帯などの軟部組織です。このうち骨格構造は生まれつきの要素が多く変化しにくいのですが、軟部組織は変化させることができます。そして、筋肉や腱の柔軟性を高めるための運動がストレッチ(ストレッチング)なのです。
ストレッチで柔軟性は高まる
筋肉は動かさないと硬くなっていきます。たとえば、1日のうちで座っていることが多いなど同じ姿勢をずっととっていたり、運動で同じ動作を繰り返したりするなどでも、筋肉の柔軟性に偏りが出てきてしまいます。すると硬くなった部分は関節の動きも悪くなります。
現代の生活様式では、意識的に運動するのでなければ、日常的に身体を動かすことが少なくなりがちですよね。しかし、ストレッチをすることで筋肉の柔軟性(関節可動域)を高め、身体の動きをよくすることができるのです。
また、ストレッチには柔軟性の向上だけでなく、怪我の予防やリラクゼーション効果も期待することができます。
ストレッチを行うときのポイント
■呼吸を止めない
呼吸をしないと身体が緊張して筋肉も硬くなり、ストレッチをしても伸びにくくなってしまいます。
■勢いをつけない
筋肉は少しずつ伸ばしましょう。急に伸ばすと反射的に筋肉が収縮してしまいます。
■気持ちいい程度に伸ばす
痛みを感じるほどストレッチをすると筋肉が硬直して逆効果となったり、筋肉を痛める原因になったりします。
■伸ばしている筋肉を意識する
ストレッチでアプローチしている筋肉を意識して行いましょう。
厚生労働省:e‐ヘルスネット「柔軟性」
厚生労働省:e⁻ヘルスネット「ストレッチングの効果」
厚生労働省:e⁻ヘルスネット「ストレッチングの実際」
長寿科学振興財団:健康長寿ネット「ストレッチングの目的・効果・種類」
柔軟性を高めるストレッチ3選【動画】
ストレッチは「セルフストレッチ」と「パートナーストレッチ」がありますが、ジムなどに通ってトレーナーとパートナーストレッチをするのはちょっとハードルが高い、という人もいると思います。そこで、セルフストレッチで柔軟性をよくしたいという人におすすめのストレッチをご紹介します。
1.10分でできる全身ストレッチ
仰向けで行うストレッチです。自宅でリラックスしながら一日の終わりに身体をほぐすことができますね。
動画作成:隅田咲 さん(バレエ&コンディショニングプリマ)
2.腰回りを柔らかくするストレッチ
股関節周りやお尻、脇腹などを伸ばす4つのストレッチが紹介されています。腰の動きが硬いと感じる人は試してみてください。
動画作成:柴雅仁のセルフケアChannel さん
3.上半身のストレッチ
腕を上げて上半身を動かすストレッチです。身体の動きと呼吸の合わせ方も教えてくれるので、ストレッチに慣れていない方でもコツをつかみやすいでしょう。
動画作成:吉沢陸 さん
まとめ
忙しない日常ではなかなか身体をたくさん動かすのも難しく、どうしても身体が硬くなってしまいますよね。続けやすいストレッチを日常に取り入れて、柔軟な身体を目指していきましょう。
(文:マイナビ子育て編集部)