ペンタスの花言葉｜星のような花を咲かせるペンタス、名前の由来や特徴を解説

ペンタスの花言葉は「希望がかなう」「願い事」です。
「希望がかなう」「願い事」という花言葉は、ペンタスの花姿が星のように見えることから、星にお願いをすることにちなんでつけられたといわれています。

ペンタスの色別、種類別の花言葉はありません。

ペンタスの花言葉に怖いものはありません。

ペンタスは熱帯アフリカを原産とする熱帯植物です。暑さに強い品種ですが、温度や湿度の管理をしなければ枯れてしまうため、日本では一年草として扱われています。

開花時期は5月〜10月。ただ、日当たりのよい乾燥したところで育てることによって冬でも開花が可能です。梅雨時期や夏が来る前に切り戻しをすることにより枝が増えるので、長い期間花の開花を楽しむことができます。

1つの花の大きさは1㎝ほどですが、小さな花が30〜40輪ほどが集まって半球状に咲くことから「星の傘」とも呼ばれています。花色は白色や赤色の他にもピンク色や紫色など色のバリエーションは豊富。葉は先端が尖った楕円形をしていて、葉に斑が入った品種もあります。

・分類…アカネ科ペンタス属
・原産地…熱帯アフリカ、マダガスカル
・別名…草山丹花（クササンタンカ）
・開花期…5月～10月
・出回り期…春頃

ペンタスという名前は、ギリシャ語で「5」という意味の「Penta（ペンテ）」という言葉からつけられました。学名は「Pentas lanceolata（ペンタス・ランケオラータ）」といいます。英語では「Egyptian star cluster（エジプトの星団）」中国では「五星花」といい、どれも星の形から連想された名前がつけられています。

ペンタスの和名は「クササンタンカ（草山丹花）」といいます。同じアカネ科のサンタンカ（山丹花）もペンタスと同様に星の形をした花を咲かせることからこの名前がつけられました。

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシャ・ローマの神話に由来するとされていま す。ペンタスが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

ペンタスには多彩な種類があるのでご紹介します。

・グラフィティー
大輪で枝分かれが良い種類です。
花色は「グラフィティーレッド」「グラフィティーホワイト」「オーシャン・ブルー」などがあります。

・ペンタス　バタフライ
株張りが旺盛で存在感があります。バタフライという名前は、花にハチドリや蝶が集まってくることが由来となっています。
花色は「ピンク」「レッド」「ホワイト」「ブラッシュ」「ディープピンク」「ディープローズ」「ラベンダーシェード」「ライトラベンダー」などがあります。

・ペンタス・ニュールック
小さい花を咲かせる品種で、草丈は20〜25㎝です。

・ライカピンク（八重咲き）
八重咲きの品種で小さい花をたくさん咲かせます。
花色は「ピンク」「ローズ」「ホワイト」「パープル」などがあります。

・パニックタワー
ペンタスの中でも特に夏に強い品種です。背が高いのが特徴で切り花でも楽しめます。

・スタークラスター
栄養系のペンタスです。スタークラスターは花びらが大きいのでボリューム感があります。花色は「ローズ」「ピンク」「ホワイト」などがあります。

ペンタスはエディブルフラワー（食用花）としても栽培されています。クセがなく食べやすいのが特徴のペンタスは、カラフルで可愛い見た目からサラダやケーキなどに使われることが多い品種です。

いろいろな品種の花と一緒に盛り付けられることが多いエディブルフラワーでは、見た目の華やかさだけではなく、それぞれの花の栄養価や、味の組み合わせなども大事になってくるので、カラーバリエーション豊富で苦味がないペンタスがよく使われるそうです。

エディブルフラワーは食用花として栽培されています。観賞用の花には農薬などが使われていることがあるため食べられません。

花色も多く、1つ1つの花びらが小さいので、他の花と一緒に花束にして贈るのも良いですが、鉢に植えたペンタスをプレゼントするのもおしゃれですね。ペンタスは花壇用のポット苗や小型の鉢物として売られていることが多い品種です。色別の花言葉もないので、好きな色のペンタスを鉢植えに植え替えて、メッセージを添えて贈ってみてはいかがでしょうか。

寒さにも比較的強く、冬場も日当たりのいい室内で育てることができるので、長い時期ペンタスを楽しめると思います。

ペンタスは食用花としても人気の花なので、特別な日のテーブルをカラフルに彩ってみてはいかがですか。ロマンチックな花言葉がつけられているペンタスは、プレゼントで贈るのにもぴったりな花です。花色に合わせた鉢植えに想いを綴って大切な人に贈ってみてください。