ビオラの花言葉｜名前の由来や色別の花言葉、パンジーとの違いは？

ビオラの花言葉は「もの思い」「私を思って」です。

ビオラの花が少しうつむいていて、考え事をしている様子にみえることから「もの思い」という花言葉が付けられたと言われています。
また、恋に悩む女性にも見えることから付けられた花言葉が「私を思って」だとも言われています。

少し切ない花言葉にも聞こえますが、告白の時に贈る花としても人気が高いんですよ。

今説明した花言葉は、ビオラに共通する花言葉ですが、色別にも花言葉が付けられているのでご紹介しますね。

紫のビオラの花言葉は、「思慮深い」「誠実」「揺るがない魂」です。

青いビオラの花言葉は「純愛」「誠実な愛」です。

黄色のビオラの花言葉は、「つつましい幸せ」「田舎の喜び」です。

オレンジのビオラの花言葉は「天真爛漫」です。

赤いビオラの花言葉は「思い出」「物思い」です。

白いビオラの花言葉は「純真」「あどけない恋」「律儀」「慎み」です。

ビオラに怖い花言葉はありません。

色別の素敵な花言葉もたくさんあるので、花と一緒に気持ちを伝えてみては？

ビオラの特徴は開花期間が長いことです。
スミレ科スミレ属で、11月〜5月くらいまで咲き続けます。
特に見頃は、3月下旬〜5月。

色も種類が豊富ですし、園芸用の品種もたくさんあります。
草丈も低く、育てやすいことも特徴の一つですね。

ガーデニング初心者にもおすすめです！

注意点としては、開花期間が長く寒さに強いとも言われていますが、ものすごく強いというわけではなく、雪などに当たると花つきは悪くなるので直接雪の当たらない場所で育てた方が安心です。

・分類…スミレ科スミレ属
・原産地…ヨーロッパ、西アジア
・別名…三色菫（サンシキスミレ）
・開花期…10月下旬～5月中旬

ビオラはラテン語で「スミレ科スミレ属」の花のことです。
名前の元々の由来はギリシャ神話にあって、ギリシャ語では「イオン（ion）」と呼ばれています。

ギリシャ神話に登場する神様のゼウスにはヘラという妻がいました。
彼女はとても嫉妬深いことで有名でしたが、ゼウスは「イオ」という少女と仲良くなります。

ヘラにばれないようにイオは牛に姿を変え、ゼウスは牛になったイオにたくさんのスミレの草を与えましたが、結局ヘラにばれてしまいイオは星に変えられてしまいました。

そこでゼウスはイオを思い、たくさんのスミレに紫色の花を咲かせたと言われています。

この話から分かるように、大昔はスミレには花はなく、草だけだったと言われているみたいですよ。

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ビオラが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

ビオラとパンジー。
どちらもよく耳にする花ではないでしょうか？
そしてこの二つの花、見た目がとても似ていて見分け方が難しいと言われています。

実際、学術的には同じ品種なので似ていて当然なのですが、園芸の世界ではしっかり区別されています。

一般的には、花の大きい品種をパンジー、花の小さい品種をビオラと区別しています。
具体的には、花の直径が4cm〜10cmのものをパンジー、2cm〜4cmのものをビオラと呼んでいます。

ただ、最近では品種改良などで大きいビオラも存在するので見分け方が難しくなっています。

実はビオラの花はエディブルフラワーとしても楽しめます。
つまり、食べられる花ということです。ただし、園芸用に販売されているものは農薬などが使われていて食用には適しません。

食用として販売されているものか確認してから購入して下さいね。

例えばケーキのトッピングに。
イチゴなどももちろん良いですが、ビオラの花を飾ることで見た目も可愛くハッピーな気持ちになれます。
ケーキだけでなく、他の料理なんかにも添えてみるとおしゃれですよね。

こちらはビオラの花を使った雑貨です。
このように、ハンドメイドのアイテムとしてもビオラは活躍します。

ぜひ、何か自分だけのアクセサリーを作ってみてはいかがですか？

今回はビオラの花について解説してきました。

ガーデニング初心者の花としておすすめしましたが、後半にご紹介した通り用途は様々です。
料理にもハンドメイドにも使える優れものです。

ビオラの花を使って色んなことに挑戦してみると楽しいかもしれませんね。